タクシー業務管理システム ハイウェー for Windows ユーザーズ･マニュアル
【 マニュアル目次 】
第５章 ユーティリティ
- 5.1 宛名書き
- 5.2 データ更新
- 5.3 バックアップ
- 5.4 データ・インポート
- 5.5 データ・エクスポート
- 5.6 車両データ変更
- 5.7 コード変更
- 5.8 データ復元
- 5.9 データ最適化
5.2 データ更新
5.2.1 概要
- 既存データに対する一括更新処理を行います。
- データ量が増え処理スピードが遅くなった場合に、このデータ更新を実行することにより処理のスピード・アップを計れます。
- 更新処理には次の３種類があります。
- １）通常更新
- 更新期日以降のデータを残し、それより古い日付のデータを全て削除します。
- 売掛管理データについては、更新期日時点での繰越残高を自動計算します。
- 対象データ(売掛管理データ、営業データ、給与データ、勤怠データ)を選択できます。
参考）“通常更新”の対象データの選択と更新期日に関して- この通常更新を実行する場合の対象データとしては、一般的には「全データ」を選択しますが、 何らかの理由で特定のデータ（例えば“売掛管理データ”）のみ対象としたい場合は、個別にデータを指定します。
- また、更新期日に関しては、指定した更新期日以降（更新期日を含む）のデータの明細を引き継ぎ、それより古い日付のデータを削除します。
- よって例えば、2020年1月1日以降の明細を残したいのであれば、「更新期日＝2020/01/01」のように指定します。
- そうすれば、売掛管理データに関しては2019年12月31日以前のデータを元に繰越残高を自動計算し、 2020年1月1日の日付の繰越残高データとして生成します。
- なお、給与データに関しては、指定した更新期日の“日”を無視し、“年月”以降のデータを残します。
- 例えば、更新期日に2020年1月1日を指定した場合、2020年1月以降（2020年1月を含む）の給与データが残ります。
- ２）未収・入金データの削除
- 指定した顧客の取引データ(未収データおよび入金データ)を全て強制的に削除します。
- ただし、顧客台帳はそのまま残ります。対象となるデータは売掛管理関係のみです。
- ３）顧客一括削除
- 売掛残高がゼロで、かつ指定した最終取引年月日(指定した年月日を含む)以降に取引のない顧客を強制的に削除します。
- なお取引の有無の判定は未収金データで行い、入金等のデータは無視されます。
- 対象となるデータは売掛管理関係のみです。
- 最終取引年月日は「更新期日」欄へ入力します。
- 【ＬＡＮ対応版】 「データ更新」はサーバー側アプリケーションに含まれています。
5.2.2 仕様
- 更新の種類：更新の種類を“通常更新”、“未収・入金データの削除”、“顧客一括削除”の３つから選択します。
- 対象データ：データ更新の対象となるデータを選択します。なお更新の種類が“通常更新”以外は売掛管理データに限定されます。
- 顧客コード：対象となる顧客のコードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと顧客の選択入力ができます。
- フリガナ：対象となる顧客のフリガナを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと顧客の選択入力ができます。
- フリーコード：対象となる顧客のフリーコードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと顧客の選択入力ができます。
- 顧客の順序：顧客を検索する順序を、コード順、フリガナ順、フリーコード順の中から選択します。
- 更新期日：更新期日を「年／月／日」の形式で入力します。
- 年は西暦・和暦共に可能です。[カレンダー]ボタンでの入力も可能です。
- なお顧客一括削除における最終取引年月日も、この欄に入力します。
5.2.3 データ更新の実行手順
- 手順１）次のいずれかの方法で、「データ更新指示」画面を表示します。
- ・[ユーティリティ]メニューの[データ更新]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの［ユーティリティ］-［データ更新］をクリックします。
- 【ＬＡＮ対応版】 管理機能メニューから［データ更新］をクリックします。
- 手順２）更新の種類を選択します。
- 手順３）対象データを選択します。
- 手順４）対象となる顧客の範囲を、顧客コード，フリーコード，フリガナのいずれかで指定します。
- 顧客を無指定の場合は、全顧客が対象になります。顧客は、F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押して選択入力できます。
- 手順５）顧客を検索する順序を、コード順、フリガナ、フリーコード順の中から選択します。
- 手順６）更新期日を「年／月／日」の形式で入力します。
- 年は西暦・和暦共に可能です。[カレンダー]ボタンでの入力も可能です。
- 手順７）[実行]ボタンをクリックします。
- すると実行確認のダイアログボックスが表示されますので、ＯＫであれば[はい]ボタンをクリックします。
- 以上で、設定した条件に基づいてデータ更新が実行されます。
- 5.1 宛名書き
- 5.2 データ更新
- 5.3 バックアップ
- 5.4 データ・インポート
- 5.5 データ・エクスポート
- 5.6 車両データ変更
- 5.7 コード変更
- 5.8 データ復元
- 5.9 データ最適化
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