タクシー業務管理システム ハイウェー for Windows ユーザーズ・マニュアル
第1章 SSS for Windowsの導入手順
1.1 売掛管理システムの導入手順
- 手順1)売掛管理に関する初期設定を行います。
- [初期設定]メニューの[基本項目設定]、[自社情報設定]、[売掛管理設定]において、売掛管理に関する各種設定を行います。
- 手順2)各台帳を登録します。
- [台帳管理]メニューにおいて、“営業所”、“班”、“顧客”、“乗務員(従業員)”、“車両”、“地区”、“銀行”な
どの各台帳を登録します。
- 手順3)顧客毎の繰越残高を入力します。
- [台帳管理]-[顧客台帳]-[繰越残高一括入力]または[売掛管理]-[入金入力]のいずれかのメニューにて、当システム導入時点での顧客毎の繰越残高を入力します。
- 手順4)日々の乗務日報から未収金に関するデータを入力します。
- 日々の乗務日報から未収金に関するデータを[売掛管理]-[未収金入力]で入力したり、入金データを[売掛管理]-[入金入力]で入力して行きます。
- 手順5)各種売掛管理資料を作成します。
- 請求書をはじめとする各種管理資料を必要に応じて作成します。
1.2 輸送実績管理システムの導入手順
- 手順1)輸送実績管理に関する初期設定を行います。
- [初期設定]メニューの[基本項目設定]、[自社情報設定]、[輸送実績管理設定]において、輸送実績管理に
関する各種設定を行います。ここでは、貴社に合った“輸送実績データ入力フォーム”の選択が重要になります。
- 手順2)各台帳を登録します。
- [台帳管理]メニューにおいて、“営業所”、“班”、“乗務員(従業員)”、“車両”などの各台帳を登録します。
- 手順3)日々の乗務日報から輸送実績管理に関するデータを入力します。
- 日々の乗務日報から輸送実績に関するデータを、[輸送実績管理]-[輸送実績入力]で入力して行きます。
- 手順4)各種輸送実績管理資料を作成します。
- 乗務員別輸送実績表をはじめとする各種管理資料を必要に応じて作成します。
1.3 給与計算システムの導入手順
- 手順1)給与計算に関する初期設定を行います。
- [初期設定]メニューの[基本項目設定]、[自社情報設定]、[給与計算設定]、[給与体系設定]において、給
与計算に関する各種設定を行います。
- 手順2)各台帳を登録します。
- [台帳管理]メニューにおいて、“営業所”、“班”、“従業員”、“部門”、“銀行”、“自社口座”などの各台帳を登
録します。
- 手順3)毎月の給与データや必要に応じて賞与データを入力します。
- [給与計算]-[給与データ入力]で、毎月の給与データや必要に応じて賞与データを入力して行きます。
- 手順4)各種給与計算管理資料を作成します。
- 給与明細書をはじめとする各種管理資料を必要に応じて作成します。
1.4 勤怠管理システムの導入手順
- 手順1)勤怠管理に関する初期設定を行います。
- [初期設定]メニューの[基本項目設定]、[自社情報設定]、[勤怠管理設定]などにおいて、勤怠管理に関す
る各種設定を行います。
- 手順2)各台帳を登録します。
- [台帳管理]メニューにおいて、“営業所”、“班”、“乗務員(従業員)”などの各台帳を登録します。
- 手順3)日々の勤怠に関するデータを入力します。
- [勤怠管理]-[勤怠入力]で、日々の勤怠に関するデータを入力して行きます。
- 手順4)各種勤怠管理資料を作成します。
- 勤怠一覧表をはじめとする各種管理資料を必要に応じて作成します。
1.5 メーター連動システムの導入手順
- 手順1)データ変換用のダミー顧客を登録します。
- [台帳管理]-[顧客台帳]において、未収金データ変換時に使用するダミー顧客を登録します。
- 手順2)メーター連動に関する初期設定を行います。
- [メーター連動]-[メーター連動初期設定]において、データ変換用顧客を設定します。
- 手順3)メーター/PCコード対応表の作成を行います。
- “車両No”、”乗務員(従業員)コード“、”地区コード“について、メーター側とPC側のコード対応表を作
成します。
- 手順4)メーター固有のデータをハイウェー for Windows のデータ形式に変換します。
- [メーター連動]-[データ変換]において、メーター固有のデータをハイウェー for Windows のデータ形式に変換します。
1.6 年末調整システムの導入手順
- 年末調整を実行する時期により導入手順が異なります。
- ●導入手順A
- ・給与(年末調整年度の最終給与)の所得税を再計算する場合の利用。
- ・賞与の所得税を再計算する場合の利用。
- ●導入手順B
- ・単独で所得税を計算する場合の利用。
-
1.6.1 導入手順A(給与・賞与に反映する方法)
- 手順1)役職名を登録します。
- [年末調整]メニューの役職名台帳の[入力]ボタンをクリックして役職名を登録します。
- 手順2)最終支給分(年末調整年度の最終給与あるいは賞与)を入力します。
- [給与計算]-[給与データ入力]において、最終支給分(年末調整年度の最終給与あるいは賞与)を入力します。
- 手順3)年末調整システムの初期設定を行います。
- [年末調整]-[年末調整初期設定]において、年末調整システムの初期設定を行います。
- 手順4)年末調整データ変換処理を実行します。
- [年末調整]-[年末調整データ変換]において、年末調整データ変換処理を実行します。
- 手順5)年末調整の計算を行います。
- [年末調整]-[年末調整データ入力]において、年末調整の計算を行います。
- 手順6)最終支給分のデータ出力を行います。
- 「給与明細書」〜「銀行振込依頼書」プログラムの各種帳票を出力します。
- 手順7)年末調整関係帳票の出力を行います。
- 源泉徴収票”や“年末調整一覧表”など年末調整関係帳票の出力を行います。なお、“還付金金種別一覧表”は、年末調整の時期が単独の場合に作成できます。
-
1.6.2 導入手順B(単独に計算する方法)
- 手順1)役職名を登録します。
- [年末調整]メニューの役職名台帳の[入力]ボタンをクリックして役職名を登録します。
- 手順2)最終支給分(年末調整年度の最終給与あるいは賞与)を入力します。
- [給与計算]-[給与データ入力]において、最終支給分(年末調整年度の最終給与あるいは賞与)を入力します。
- 手順3)最終支給分のデータ出力をします。
- 「給与明細書」〜「銀行振込依頼書」プログラムの各種帳票を出力します。
- 手順4)年末調整システムの初期設定を行います。
- [年末調整]-[年末調整初期設定]において、年末調整システムの初期設定を行います。
- 手順5)年末調整データ変換処理を実行します。
- [年末調整]-[年末調整データ変換]において、年末調整データ変換処理を実行します。
- 手順6)年末調整の計算を行います。
- [年末調整]-[年末調整データ入力]において、年末調整の計算を行います。
- 手順7)年末調整関係帳票の出力を行います。
- “源泉徴収票”、“還付金金種別一覧表”、“年末調整一覧表”の各種帳票を出力します。
1.7 口座振替システムの導入手順
- 手順1)口座振替に関する初期設定を行います。
- [口座振替]メニューの[口座振替初期設定]において、郵便局の“契約種別コード”を設定します。
- 手順2)預金口座振替台帳を作成します。
- [台帳管理]-[顧客台帳]において、各顧客毎に口座振替の有無を選択し、口座振替を行う顧客については、銀
行コード・支店コード・口座番号などの情報を登録します。
- 手順3)請求書を発行します。
- [売掛管理]-[請求書]で、掛け客に対する請求書を発行します。
- 手順4)口座振替金額設定を行います。
- [口座振替]-[口座振替金額設定]で、口座振替顧客に対する振替金額の設定を行います。
- 手順5)口座振替依頼書を作成します。
- [口座振替]-[口座振替依頼書]で、各金融機関に提出する口座振替依頼書を作成します。
- 手順6)口座振替ファイルを作成します。
- [口座振替]-[口座振替ファイル作成処理]で、各金融機関に提出する口座振替ファイルを作成します。
- 手順7)各金融機関にファイルなどを提出します。
- 各金融機関に口座振替用ファイルおよび依頼書を提出します。
- 手順8)口座振替一括入金処理を行います。
- 各金融機関から返送されてくる振替済みデータの入ったファイルを用いて、[口座振替]-[口座振替一括入金処理]で入金処理を一括して実行します。