タクシー業務管理システム ハイウェー for Windows ユーザーズ・マニュアル
第2章 ハイウェー for Windowsの基本的な操作方法
2.6 印刷プレビュー
- この印刷プレビューを利用すると、請求書をはじめとする各種帳票を印刷する前に、その印刷イメージを画面上で確認できます。
- 印刷プレビューを実行するには、各々の画面上で、次のいずれかの処理を行います。
- 1)印刷プレビューのツール・ボタンをクリックします。
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- 2)印刷プレビューのコマンド・ボタンをクリックします。
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- 3)メニュー・バーの[処理]-[印刷プレビュー]をクリックします。
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- 印刷プレビュー画面は以下のように表示されます。
- 【プレビュー(請求書)の例】
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- 【プレビュー(乗務員別輸送実績表)の例】
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- 印刷プレビュー画面から印刷を実行するには、次の処理を行います。
- 1)印刷プレビュー画面の[印刷]をクリックすると、プリンタの選択や印刷ページ範囲の設定、
部数などを設定できる画面が表示されます。
- 2)印刷するプリンタおよび印刷ページ範囲、印刷部数を指定して、[印刷]をクリックすると、印刷されます。
- 【プリンタ選択・ページ範囲・部数設定画面】
-
- 注)正確な印刷プレビュー画面を表示するために、印刷プレビュー実行前に[プリンタの設定] や[ページ設定] にて、
プリンタや用紙に関する正しい情報を設定しておきます。
2.7 各一覧画面表示上の機能説明
2.7.1 画面表示帳票の項目幅
- 画面表示帳票の項目幅や行の高さを変更した場合、次回変更時までその値が保持されます。
2.7.1.1 項目幅を変更するには
- 手順1)マウスポインタを該当する項目の右側境界線に移動します。
- 手順2)マウスポインタの形は次の図のように変わります。
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- 手順3)項目幅が目的のサイズになるまでドラッグします。
- 注)明細と合計の項目が対応している帳票では、合計欄の項目幅を直接変更することはできません。
その場合は明細欄の項目幅を変更すれば、それに連動して合計欄の項目幅も変化します。
2.7.1.2 項目幅を標準に戻すには
- 手順1)各明細表の一覧画面表示からメニューバーの[表示]−[標準レイアウトに戻す]をクリックします。
- 手順2)項目幅が標準の幅に戻ります。
2.7.2.1 プリンタに出力するには
- 各種報告書を作成する場合、画面表示した内容を印刷するのは次のいずれかの方法にて可能です。
-
- ・ツールボタンの[印刷]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[処理]−[印刷]をクリックします。
- あらかじめ[ページ設定]をクリックし、プリンタ及び用紙の設定内容を確認します。
必要であれば設定内容を変更します。また、プリンタも印刷可の状態になっているか確認します。
- 注意)ハイウェー for Windowsでは、汎用単票用紙(カット紙)に印刷する場合、
印刷の向きはほとんどの帳票で横を標準としています。
よって、汎用単票用紙に印刷される場合は、印刷の前に[ページ設定]にて印刷の向きが横になっていることを確認しておいて下さい。
2.7.2.2 ファイルに出力するには
- 画面表示した各種報告書をテキストファイルに出力することができます。
- [テキストファイルの種類]
- ・CSV-コンマ区切り(*.csv)
- ・テキスト-タブ区切り(*.txt)
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- 手順1)一覧表の表示画面から、次のいずれかの方法で行います。
- ・ツールボタンの[テキスト]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[処理]-[テキストファイルに出力]をクリックします。
- 手順2)「名前をつけて保存」画面を表示します。
-
-
- 手順3)保存する場所を指定します。
- 手順4)ファイル名・ファイルの種類を指定します。
- 手順5)出力オプションを選択します。
- ・項目タイトルを1行目に出力する
- ・選択した項目のみ出力する
- (各種報告書の一覧画面で項目が選択されている場合有効になります)
- 手順6)[保存]ボタンをクリックします。
- 以上で、データがテキストファイルに出力されます。
-
- ●各種報告書の選択した項目のみファイルに出力するには
-
-
- 手順1)各種報告書の一覧画面から出力したい項目名をクリックします。
するとクリックした項目の列が反転表示されます。
- 手順2)複数の項目を選択する場合は、Ctrlキーを押しながら出力したい項目名をクリックしていきます。
- 手順3)出力する項目が決定したらツールボタンの[テキスト]ボタンまたは
メニューバーの[処理]-[テキストファイルに出力]をクリックし、ファイルに出力します。
2.8 データのバックアップに関して
2.8.1 概要
- ハイウェー for Windowsを稼動中に、以下のような原因でデータが破損することがあります。
- 1)コンピュータやハードディスクの故障
- 2)停電や雷などによるシステムの中断
- 3)お客様が、通常の終了処理を行わずにコンピュータの電源を切断したり、ハイウェー for Windowsを強制終了した場合
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- 日頃からデータのバックアップを取る習慣をつけ、不測の事態に備える習慣をつけるようにして下さい。
2.8.2 バックアップの方法
- データのバックアップを取る方法は、次のような方法があります。
- 1)[ユーティリティ]−[バックアップ]でバックアップを取る
- 2)アプリケーション終了時に自動的にバックアップを取る
- アプリケーションが終了時に自動的に行うので、バックアップ作業する必要はありません。
バックアップの内容は、1日の最後の作業終了時点のものを一週間分保存します。
インストールディレクトリ内のBackup1 〜 7 のフォルダに保存されます。
- 3)ハードディスク、USBメモリーなどにデータを直接コピーする
- 4)他社製バックアップ・ツールを利用する
2.8.3 バックアップが必要なファイル
- 原則として、ハイウェー for Windowsをインストールしたディレクトリ内の全てのファイルをバックアップすることをお勧めします。
もし、バックアップ用メディアの容量制限などにより全てのファイルをバックアップできない場合には、
少なくとも次の3つのファイルは必ずバックアップを取るようにして下さい。
- Highway.mdf:お客様の大切なデータが格納されているデータファイル1です。
- Highway.ldf:お客様の大切なデータが格納されているデータファイル2です。
- YSComDLL.ini:ハイウェー for Windowsの動作に必要な各種の設定情報が格納されている設定ファイルです。
- HWZeiTbl.DAT:給与計算に必要な税額表等が格納されているファイルです。
2.9 プログラム(機能)の選択方法
- プログラムを選択するには、以下の2つの方法があります。
- ここでは、輸送実績入力画面を表示する例を示します。
- ●メニューバーから、プルダウン方式にて目的のプログラムを選択する方法
- 手順1)メニューバーの[輸送実績管理]を選択すると、そのドロップダウンリストが表示されます。
- 手順2)表示されたリストから[輸送実績入力]をクリックします。
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- ●ボタンメニューから、目的のプログラムを選択する方法
- 以下に、[輸送実績管理]の[輸送実績入力]を選択する例を示します。
- 手順1)メインメニューの[輸送実績管理]ボタンをクリックします。
すると[輸送実績管理]サブメニューが右側に表示されます。
- 手順2)[輸送実績管理]サブメニューの[輸送実績入力]ボタンをクリックします。
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- 【輸送実績入力画面の例】