タクシー業務管理システム ハイウェー for Windows ユーザーズ・マニュアル
第12章 口座振替システム(オプション)
- 口座振替システムでは、顧客毎の売掛債権を各々の銀行口座(または郵便局口座)から
自社の指定口座に自動的に振り替える事により代金回収を行うシステムです。
- 口座振替を行う顧客については、それぞれの顧客台帳に取引銀行や口座番号など必要な情報を登録しておき、
毎月請求書発行後に金融機関に提出するための口座振替依頼書を作成できます。
- さらに、取引銀行や郵便局に提出するための口座振替を記録したFD(フロッピー・ディスク)を作成し、
返却される口座振替結果データを記録したFDを取り込むことが可能です。
- この場合のファイルの仕様は、次の2つの仕様に対応しています。
- 1)全銀協統一仕様 口座振替請求(全銀協制定フォーマット)
- 2)ゆうちょ銀行 自動払込媒体仕様(インターネット伝送全銀形式)
- また、銀行などから返送されてくるファイル(振替結果がセットされている)を
自社のパソコンに読み込むことにより、入金処理を行うことができます。
12.6 口座振替依頼書
12.6.1 口座振替依頼書について
- 口座振替依頼書は、口座振替を行う顧客に対する当月の請求金額を、銀行および支店別にまとめて出力するものです。
- 出力される口座振替依頼書の様式は、明細と合計の2種類があります。
- 注)口座振替依頼書の作成は、“請求書の発行”と同じ方式(月度方式/期間方式)及び期間を指定して実行してください。
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- 【口座振替依頼書の画面表示例】
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- 【口座振替依頼書の印刷例】
12.6.2 口座振替依頼書の発行手順
- 手順1)次のいずれかの方法で「口座振替依頼書 出力指示」画面を表示させます。
- ・[口座振替]メニューの[口座振替依頼書]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[オプション]-[口座振替]−[口座振替依頼書]をクリックします。
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- 【口座振替依頼書出力指示画面】
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- 手順2)対象となる顧客の範囲を、顧客コード・フリガナ・フリーコードで指定します。
- 顧客を無指定の場合は、全顧客が対象になります。
- 顧客はF4キーまたは[一覧選択]ボタンを押して選択入力できます。
- 手順3)データ検索時および出力時の順序を、顧客コード・フリガナ・フリーコードのいずれか選択します。
- 手順4)請求方式を“月度方式”または“期間方式”のいずれか選択します。
- 手順5)月度方式を選択した場合は、対象月度を「年/月」の形式で、また締日を1〜31の数値で入力します。
- 一方、期間方式を選択した場合は、対象期間を「年/月/日」の形式で、また締日を1〜31の数値で入力します。
- なお締日については、いずれの方式の場合でも指定した締日をもつ顧客を選び出すグルーピングの目的もあります。
- [カレンダー]ボタンを使用して入力も可能です。
- 手順6)対象となる入金締日を入力します。
- [カレンダー]ボタンを使用して入力も可能です。
- 手順7)対象となる銀行の範囲を、銀行コードおよび支店コードで指定します。
- 銀行および支店を無指定の場合は、全銀行が対象になります。
- 銀行および支店はF4キーを押して選択入力もできます。
- また、支店コードは同一銀行内で範囲指定する時のみ入力可能となります。
- 手順8)口座振替依頼書に記載される発行日を入力します。
- [カレンダー]ボタンを使用して入力も可能です。
- 手順9)口座振替の引落日を入力します。
- [カレンダー]ボタンを使用して入力も可能です。
- 手順10)出力先を画面表示またはプリンタのいずれか選択します。
- 出力先にプリンタを選択した場合には、プリンタの指定および用紙等の設定を行います。
- また、印刷を実行する前に出力内容を確認するには[印刷プレビュー]ボタンをクリックします。
- 手順11)以下の出力オプションを選択します。
- ・明細を出力する。
- ・合計を出力する。
- 手順12)[出力]ボタンをクリックします。
- 以上で、設定した条件に基づいて、口座振替依頼書が画面またはプリンタに出力されます。