タクシー業務管理システム ハイウェー for Windows ユーザーズ・マニュアル
【
マニュアル目次
】
第6章 売掛管理システム
6.1 未収金入力
6.2 入金入力
6.3 売掛明細表
6.4 入金明細表
6.5 請求書
6.6 請求一覧表
6.7 売掛残高一覧表
6.8 売掛残高照会
6.9 未収金・入金日計表
6.10 営業所別未収金一覧表
6.5 請求書
6.5.1 請求書について
■請求書発行方式
請求書発行方式に関しては、次のような3つの方式を準備しており必要に応じて使い分けるようにして下さい。
この選択は請求書発行指示画面で行います。
1)月度方式
対象月度と対象締日を指定して請求書を発行する方式です。
締日の同じ複数の顧客について一括して発行する場合と、特定の1人について任意の日に締めて発行する場合の2つがあります。
後者の場合、実質的な締日は請求書出力指示画面の対象締日で入力した日であり、 対象期間は前月締日(顧客台帳の締日)の翌日から当月指定日(対象締日に入力した日)までです。
2)期間(定期)方式
顧客の締日とは無関係に、任意の対象期間について請求書を発行します。
1ヶ月以上にわたって対象期間を設定する事ができ、請求書にはその期間内の全ての明細が印刷されます。
また、期間(臨時)方式とは異なり、対象期間前半までの繰越残高等も計算します。
3)期間(臨時)方式
期間(定期)方式と同様に、顧客の締日とは無関係に任意の対象期間について請求書を発行できますが、そ れまでの繰越残高は一切考慮せず、対象期間内の売上のみを印刷します。一過性の請求書です。
■請求書用紙の種類
請求書用紙は、以下の全11種類の中から選択できます。これらの請求書用紙のタイプは、
[初期設定]メニューの[売掛管理]
にて選択します。
・専用オリジナル用紙6種類(複写式連続用紙タイプ1〜6)
・専用オリジナル用紙1種類(LBP用単票 B5ヨコ)
・汎用カット紙1種類(単票A4またはB5タテ)
・汎用カット紙1種類(単票A4またはB4ヨコ)
・汎用カット紙1種類(単票カスタマイズA4またはB5タテ)
・汎用カット紙1種類(単票カスタマイズA4またはB5ヨコ
汎用カット紙を利用した場合、請求書明細項目のレイアウト変更も可能です。
[初期設定]-[売掛管理設定]-[請求書@]-[請求書カスタマイズ]
参照。
以下の各請求書タイプ毎の印字例は、インボイス(適格請求書)対応前後のものが混在しています。
【オリジナル請求書用紙 タイプ1(複写用紙9"×5")】
【オリジナル請求書用紙 タイプ2(複写用紙9"×6")】
【オリジナル請求書用紙 タイプ3(複写用紙9"×6")】
【オリジナル請求書用紙 タイプ4(複写用紙8"×7")】
【オリジナル請求書用紙 タイプ5(複写用紙9"×7")】
【オリジナル請求書用紙 タイプ6(複写用紙9"×7")】
【オリジナル請求書用紙 (LBP用 B5サイズ)】
【汎用カット紙A4またはB5ヨコの請求書印字例】
【汎用カット紙A4またはB5タテの請求書印字例】
■請求金額0時の請求書発行
対象月に売上が発生しても、入金等により当月の請求額がゼロになる顧客に対し、請求書を発行するかどうかを選択できます。
■請求書カスタマイズ
汎用カット紙を利用して請求書明細項目のレイアウト変更も可能です。
[初期設定]-[売掛管理設定]-[請求書@]-[請求書カスタマイズ]
参照
■合計出力ページ
同一顧客の請求書が複数枚にわたる場合、その合計を出力するページを選択できます。
先頭ページまたは最終ページのいずれかを選択。デフォルトは最終ページです。
■自社情報の出力
請求書の社名欄に自社情報を出力するかどうか選択できます。
■備考欄の内容
1)チケットNo+備考
チケットNoと備考の両方のデータが存在する場合、明細行の1段目にチケットNoを、2段目に備考を出力します。
2)チケットNoのみ
チケットNoのみ出力します。備考については、内容が書き込まれていても出力しません。
3)備考のみ
備考のみ出力します。チケットNoについては、内容が書き込まれていても出力しません。
4)有効な項目
チケットNoと備考のうち有効な項目が入力されている方を、出力します。もし両者が入力されている場合は備考が優先します。
■明細行網掛け濃度
明細行の網掛け濃度を調整できます。ただし、請求書タイプが汎用カット紙(単票)の場合のみ有効となります。
■明細網掛け行
明細行の網掛けを行う行を“偶数行”、“奇数行”のいずれか選択します。 ただし、請求書タイプが汎用カット紙(単票)の場合のみ有効となります。
■入金データの明細行への出力
請求書の明細行に入金データを出力するかどうかを選択できます。
■同一発生日の明細をチケットNoの昇順に出力
同一発生日の明細をチケットNoの昇順に出力するかどうかを選択できます。
■値引項目のタイトル
請求書の鏡の項目名欄に、値引項目名を出力するかどうかを選択します。
■ページ計を出力
請求書においてページ毎の小計と合計を出力するかどうかを選択できます。
■請求書控えの出力
請求書の控えを同時に出力するかどうかを選択できます。(オリジナルカット紙・汎用カット紙のみ)
■自社印の出力
請求書の社名欄に自社印を出力するかどうかを選択できます。(オリジナルLBP用紙・汎用カット紙のみ)
6.5.2 請求書発行手順
手順1)
次のいずれかの方法で、「請求書発行」画面を表示させます。
・[売掛管理]メニューの[請求書]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[売掛管理]-[請求書]をクリックします。
手順2)
顧客範囲の前半(開始)をコード、フリガナ、フリーコードのいずれかで指定します。
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押して選択入力もできます。
手順3)
顧客範囲の後半(終了)をコード、フリガナ、フリーコードのいずれかで指定します。
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押して選択入力もできます。
手順4)
手順2・3で指定した顧客範囲を、コード・フリガナ・フリーコードのいずれで検索するかを選択します。
ここでの指定は出力時の並び順にも関連しています。
手順5)
方式を“月度方式”、“期間(定期)方式”、“期間(臨時)方式”のいずれか選択します。
手順6)
方式を月度方式に設定した場合、月度を「年/月」の形式で入力します。
年は西暦・和暦共に可能です。[カレンダー]ボタンを利用した入力も可能です。
方式を“期間(定期)方式”または“期間(臨時)方式”を選択された場合は、この手順は関係ありません。
手順7)
方式を“月度方式”に設定した場合、締日を1〜31の数値で入力します。
方式を“期間(定期)方式”または“期間(臨時)方式”に設定の場合はこの手順は関係ありません。
手順8)
方式を“期間(定期)方式”または“期間(臨時)方式”に設定した場合、対象期間を「年/月/日」の形 式で入力します。
年は西暦・和暦共に可能です。[カレンダー]ボタンを利用した入力も可能です。
方式を月度方式に設定の場合は、この手順は関係ありません。
手順9)
請求書【お知らせ】を欄に出力する内容を全角40(半角80)文字以内で入力します。
(オリジナル請求書タイプ5・6・LBP・汎用カット紙の場合のみ関係)。
お知らせの内容は、お知らせコードにフォーカスがある時に
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押して選択入力できます。
また、顧客毎個別設定を選択している場合は、[顧客別お知らせ入力]ボタンをクリックし、得意先別にお知らせの内容を設定します。
手順10)
請求書の自社情報タイプを選択します。
請求書の自社名欄に印字する内容の設定は、「
第3章 初期設定 3.2 自社情報の設定
」にて行います。
請求書の自社名欄を印刷済みの場合は、この手順は関係ありません。
手順11)
プリンタおよび用紙の設定内容を確認します。必要であれば設定内容を変更します。また、プリンタも印刷 可の状態になっているか確認します。
参考)プリンタ及び用紙の設定は、「
第2章 2.5 印刷に関する操作
」を参照してください。
手順12)
専用請求書用紙(タイプ1〜6・LBP)を使用する場合は、必要に応じて[テスト]ボタンをクリックし印字位置等を確認します。
手順13)
オリジナルLBP請求書を使用する場合は、必要に応じて印字位置調整欄の上・左の調整を行います。
手順14)
請求書の宛名部分の印刷位置の調整を行う場合は、[請求書印刷調整]ボタンをクリックし調整作業に入ります。
手順15)
[出力]ボタンをクリックします。
以上で、設定した条件に基づく請求書が、プリンタに出力されます。
6.1 未収金入力
6.2 入金入力
6.3 売掛明細表
6.4 入金明細表
6.5 請求書
6.6 請求一覧表
6.7 売掛残高一覧表
6.8 売掛残高照会
6.9 未収金・入金日計表
6.10 営業所別未収金一覧表
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