ガソリンスタンド仕入・販売・在庫管理システム SSS for Windows ユーザーズ・マニュアル
【
マニュアル目次
】
第0章 はじめに
0.1 マニュアルの表記規則
0.2 インストール(セットアップ)
0.3 DOS版データの変換
0.4 アプリケーション構成
0.5 アンインストール
0.2 インストール(セットアップ)
0.2.1 概要
0.2.2 必要なハードウェアとソフトウェア
0.2.3 インストール手順(スタンドアロン版)
0.2.4 インストール手順(LAN対応版)
0.2.4.1 サーバーアプリケーションのインストール
0.2.4.2 クライアントアプリケーションのインストール
0.2.4.3 LAN対応版導入時の注意点
0.2.4.4 LAN対応版とファイアウォール機能
0.2.1 概要
SSS for Windows のファイルは圧縮形式で保存されており、インストール時にファイルは自動的に圧縮解除されます。 コンピュータでSSS for Windowsを使えるようにするには、 最初にインストールプログラムを実行する必要があります。
ハードディスクのフォルダにSSS for Windowsファイルをコピーするだけでは実行できません。 また、CD-ROMまたはフロッピー上での運用もできません。
0.2.2 必要なハードウェアとソフトウェア
●最小限必要なハードウェア
・2GHz以上のCPU
・4GB以上のメモリ
・解像度1024×768以上のディスプレイ
・ハードディスクドライブとCD-ROMドライブ
・10GB以上の空きディスク容量
・USBライセンスキー ( HASP ) 用のUSBポート
●必要なソフトウェア
・Windows11、10 Windows Server2022、2019、2016 または100%互換の上位バージョン
0.2.2.1 USBライセンスキー(HASP)
USBライセンスキー(HASP)とは、ソフトウェアの不正利用を防ぐためのキーです。
このUSBライセンスキー(HASP )がパソコンに接続されていないと、ソフトウェアを起動することができません。
LAN対応版の場合は、ソフトウェアを使用する全てのパソコンにUSBライセンスキー(HASP)を挿し込む必要があります。
[接続方法]
パソコンのUSBポートにUSBプロクテクトキー(HASP)を挿し込みます。
0.2.3 インストール手順(スタンドアロン版)
注1)
インストール前に、パソコンを再起動してからインストールしてください。 実行中のWindowsアプリケーションはあらかじめ終了しておいてください。
参考)
0.2.4 インストール手順(LAN対応版)
手順1)
SSS for WindowsのCDをCD-ROMドライブに挿入します。しばらくすると、自動的にインストール初期画面が表示されます。
注)
Windows 10 / 8 / 7 の場合、
『
認識できないプログラムがこのコンピュータへのアクセスを要求しています。
』 というメッセージ画面が表示されますが、「許可」ボタンを押してインストールを継続するか、 もしくは管理者のユーザー名・パスワードを入力してインストールを継続します。
手順2)
SSS for Windows をインストールする前に、データベース(SQLServer)など SSS for Windows で必要なコンポーネントがインストールされます。 [OK]をクリックしてコンポーネントのインストールを開始します。
インストールされるコンポーネントは、ご使用の環境によって異なります。
●Windows 10 / 8の場合
Microsoft SQLServer 2014 Express Edition sp3
●Windows 7 sp1 の場合
Microsoft .Net Framework 4
Microsoft .Net Framework 4 Language Pack
Microsoft SQLServer 2014 Express Edition sp3
再起動が必要というメッセージが表示された場合は、「はい」ボタンをクリックして、再起動を行ってください。 再起動後、自動的にインストールを再開します。
手順3)
データベースがインストールされた後、次図のような「インストールの準備をしています。」 という画面が表示されますので、しばらくお待ちください。
手順4)
「SSS for Windows 用のInstallShield ウィザードへようこそ」画面が表示されますので、「次へ」ボタンをクリックします。
手順5)
「使用許諾契約」画面が表示されますので、「同意する」を選択して、 「次へ」ボタンをクリックします。
なお、同意できない場合は、「キャンセル」ボタンでインストールを中止してください。
手順6)
[インストール先フォルダ]画面が表示されますので、インストールするフォルダを指定します。
デフォルトのフォルダで良ければ[次へ]ボタンをクリックします。
もし、デフォルトと異なるフォルダを指定する場合は、 [変更]ボタンをクリックし、新しいフォルダを指定した後に[次へ]ボタンをクリックします。
手順7)
パソコンの種別を「
デスクトップパソコン
」か 「
ノートパソコン
」かを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
手順8)
[プログラムをインストールする準備ができました]画面が表示されますので、 [インストール]ボタンをクリックして、インストールを開始します。
手順9)
インストール中は次図のようなインストールの進行状況を示す画面が表示されます。
手順10)
[InstallShield ウィザードを完了しました]画面が表示されますので、 [完了]ボタンをクリックすると、インストールが完了します。
手順11)
インストール中にUSBライセンスキー(HASP)のドライバが自動的にインストールされて、 以下のようなメッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックして終了します。
0.2.4 インストール手順(LAN対応版)
0.2.4.1 サーバーアプリケーションのインストール
注1)
インストール前に、パソコンを再起動してからインストールしてください。 実行中のWindowsアプリケーションはあらかじめ終了しておいてください。
注2)
サーバーアプリケーションをインストールしたPCの共有フォルダ(SSS_Server)が参照できない場合は、 『
LAN対応版導入時の注意点
』をご参照ください。
手順1)
SSS for WindowsのCDをCD-ROMドライブに挿入します。しばらくすると、 自動的にインストール初期画面が表示されます。
注)
Windows 10 / 8 / 7 の場合、
『
認識できないプログラムがこのコンピュータへのアクセスを要求しています。
』 というメッセージ画面が表示されますが、「許可」ボタンを押してインストールを継続するか、 もしくは管理者のユーザー名・パスワードを入力してインストールを継続します。
手順2)
SSS for Windows をインストールする前に、データベース(SQLServer)など SSS for Windows で必要なコンポーネントがインストールされます。 [OK]をクリックしてコンポーネントのインストールを開始します。
インストールされるコンポーネントは、ご使用の環境によって異なります。
●Windows 10 / 8の場合
Microsoft SQLServer 2014 Express Edition sp3
●Windows 7 sp1 の場合
Microsoft .Net Framework 4
Microsoft .Net Framework 4 Language Pack
Microsoft SQLServer 2014 Express Edition sp3
再起動が必要というメッセージが表示された場合は、「はい」ボタンをクリックして、再起動を行ってください。 再起動後、自動的にインストールを再開します。
手順3)
データベースがインストールされた後、 次図のような「インストールの準備をしています。」という画面が表示されますので、しばらくお待ちください。
手順4)
「SSS for Windows 用のInstallShield ウィザードへようこそ」画面が表示されますので、「次へ」ボタンをクリックします。
手順5)
「使用許諾契約」画面が表示されますので、「同意する」を選択して、 「次へ」ボタンをクリックします。
なお、同意できない場合は、「キャンセル」ボタンでインストールを中止してください。
手順6)
[インストール先フォルダ]画面が表示されますので、インストールするフォルダを指定します。 デフォルトのフォルダで良ければ[次へ]ボタンをクリックします。 もし、デフォルトと異なるフォルダを指定する場合は、[変更]ボタンをクリックし 新しいフォルダを指定した後に[次へ]ボタンをクリックします。
手順7)
パソコンの種別を「
デスクトップパソコン
」か 「
ノートパソコン
」かを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
手順8)
[プログラムをインストールする準備ができました]画面が表示されますので、 [インストール]ボタンをクリックして、インストールを開始します。
手順9)
インストール中は次図のようなインストールの進行状況を示す画面が表示されます。
手順10)
[InstallShield ウィザードを完了しました]画面が表示されますので、 [完了]ボタンをクリックすると、インストールが完了します。
0.2.4.2 クライアントアプリケーションのインストール
注1)
インストール前に、パソコンを再起動してからインストールしてください。 実行中のWindowsアプリケーションはあらかじめ終了しておいてください。
注2)
サーバーアプリケーションをインストールしたPCの共有フォルダ(SSS_Server)が参照できない場合は、 『
LAN対応版導入時の注意点
』をご参照ください。
注3)
インストール可能なクライアント数は購入クライアント数までです。
手順1)
スタートメニューを右クリックして[エクスプローラー]を起動後、 [ネットワーク] から、サーバー管理機能をインストールしたコンピュータを選択して、 [SSS_Server]の名称で共有されたフォルダ内のNetSetup.exe をダブルクリックして実行します。
注意)
Windows 10 / 8 / 7sp1 の場合、 『認識できないプログラムがこのコンピュータへのアクセスを要求しています。』 というメッセージ画面が表示されます。「許可」ボタンを押してインストールを継続、 または管理者のユーザー名・パスワードを入力してインストールを継続します。
手順2)
SSS for Windows をインストールする前に、 データベース(SQLServer)などSSS for Windows で必要なコンポーネントがインストールされます。 [OK]をクリックしてコンポーネントのインストールを開始します。。
●Windows 10 / 8 / 7 sp1 の場合
Microsoft SQLServer 2014 Express Edition sp3
●Windows 7sp1 の場合のみ、以下のコンポーネントもインストールされる場合があります。
Microsoft .Net Framework 4
Microsoft .Net Framework 4 Language Pack
Microsoft SQLServer 2014 Express Edition sp3
再起動が必要というメッセージが表示された場合は、「はい」ボタンをクリックして、 再起動を行ってください。再起動後、自動的にインストールを再開します。
手順3)
データベースがインストールされた後、次図のような「インストールの準備をしています。」 という画面が表示されますので、しばらくお待ちください。
手順4)
「SSS for Windows 用のInstallShield ウィザードへようこそ」画面が表示されますので、 「次へ」ボタンをクリックします。
手順5)
「使用許諾契約」画面が表示されますので、「同意する」を選択して、 「次へ」ボタンをクリックします。
なお、同意できない場合は、「キャンセル」ボタンでインストールを中止してください。
手順6)
パソコンの種別を「
デスクトップパソコン
」か 「
ノートパソコン
」かを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
手順7)
[インストール先フォルダ]画面が表示されますので、インストールするフォルダを指定します。 デフォルトのフォルダで良ければ[次へ]ボタンをクリックします。 もし、デフォルトと異なるフォルダを指定する場合は、 [変更]ボタンをクリックし新しいフォルダを指定した後に[次へ]ボタンをクリックします。
手順8)
[プログラムをインストールする準備ができました]画面が表示されますので 、[インストール]ボタンをクリックして、インストールを開始します。
手順9)インストール中は次図のようなインストールの進行状況を示す画面が表示されます。
手順10)
[InstallShield ウィザードを完了しました]画面が表示されますので、 [完了]ボタンをクリックすると、インストールが完了します。
手順11)
インストール中にUSBライセンスキー(HASP)のドライバが自動的にインストールされて、 以下のようなメッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
0.2.4.3 LAN対応版導入時の注意点
各PCのコンピュータ名は、全角文字を使用しないようにして下さい。
サーバー管理機能を、Windows 10 、8 、7またはServer2019、2016、 2012 、2008に インストールした場合、サーバー管理機能の共有フォルダの設定を行う必要があります。
0.2.4.3.1 サーバー管理機能の共有フォルダを手動設定する手順
手順1)
[スタート]-[Windowsシステムツール]の[エクスプローラー]をクリックします。
手順2)
[C:\Program Files(x86)\ SSS_Server]フォルダを 右クリックしてメニューを表示し、[プロパティ]をクリックします。
手順3)
[共有]タブをクリックします。
手順4)
『詳細な共有』をクリックします。
手順5)
『このフォルダーを共有する』をチェックします。 [共有名]は『
SSS_Server
』と設定して、『アクセス許可』をクリックします。
手順6)
アクセスを許可するユーザーをフルコントロールにします。
※
ユーザー名が不明な場合は、『追加』ボタンをクリックして、Everyone を追加して下さい。
手順7)
すべての画面をOKで終了すれば、共有設定は終了です。
0.2.4.3.2 サーバー管理機能フォルダのセキュリティを手動設定する手順
手順1)
[スタート]メニューの[コンピュータ]をクリックします。
手順2)
[C:\Program Files(x86)\SSS_Server]フォルダを 右クリックしてメニューを表示して、[プロパティ]をクリックします。
手順3)
[セキュリティ]タブをクリックします。
手順4)
『編集』をクリックします。
手順5)
アクセスを許可するユーザーをフルコントロールにします。
※
ユーザー名が不明な場合は、『追加』ボタンをクリックして、Everyone を追加して下さい。
手順6)
すべての画面をOKで終了すれば、セキュリティ設定は終了です。
0.2.4.3.3 ネットワーク探索とファイルの共有、パスワード保護共有を設定する手順
手順1)
[スタート]-[Windowsシステムツール]の[コントロールパネル]から [ネットワークとインターネット]をクリックします。
手順2)
[ネットワークと共有センター]をクリックします。
手順3)
[共有の詳細設定の変更]をクリックします。
手順4)
[現在のプロファイル]内の[ネットワーク探索]と [ファイルとプリンターの共有]を有効にするを選択します。
手順5)
[すべてのネットワーク]内の[パスワード保護の共有]を設定します。
※
※ パスワード保護共有が無効でも接続する事ができますが、 Windows 10 では、Windows Update により、無効に設定していても有効に切り替わってしまう事があるため、 有効で接続できるように設定しておく事を推奨します。
有効にした場合は、アクセスされる側(親機)のローカルアカウントはパスワードが設定されている必要があり、 アクセスする側(子機)から共有フォルダを開こうとすると、ユーザー名・パスワード入力画面がでますので、 親機ローカルアカウントのユーザー名パスワードを入力し、[資格情報を記憶する]にチェックを入れて、 共有フォルダが参照できるか確認する必要があります。
0.2.4.4 LAN対応版とファイアウォール機能
サーバー管理機能やクライアント機能を、Windows 10 、8 、7またはServer 2019、2016、2012 、2008 にインストールした場合、 ファイアウォール機能により、クライアントから SSS for Windows (データベースSQLServer)に接続できるように設定する必要があります。
■設定方法
ファイアウォールの設定にて、SQLServerの通信を許可します。
通信を許可するには、以下のポートとプログラムの受信及び送信を許可する必要があります。
@TCPポート: 1433
AUDPポート: 1434
Bプログラム:C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL12.YSSSDB14\MSSQL\Binn\sqlservr.exe
64ビット版OSの場合
C:\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\MSSQL12.YSSSDB14\MSSQL\Binn\sqlservr.exe
以下に、@の受信規則を追加する方法を示しますので、@〜Bについて、受信および送信規則の両方を追加してください
手順1)
[スタート]-[Windowsシステムツール]の[コントロールパネル]から [システムとセキュリティ]をクリックします。
手順2)
[Windows ファイアウォール]をクリックします。
手順3)
[詳細設定]をクリックします。
手順4)
[受信規則]を右クリックして、[新しい規則]をクリックします。
手順5)
[ポート]を選択して、次へ進みます。
手順6)
[TCP(T)]を選択、[特定のローカルポート]に1433を入力して、次へ進みます。
AのUDPを追加する場合は、ポート番号は1434となります。
手順7)
[接続を許可する]を選択して、次へ進みます。
手順8)
すべてチェックを入れた状態で、次へ進みます。
手順9)
規則に名前をつけて、次へ進みます。
名前は任意です。例)SQLServer TCP 1433 など
以上で@の受信規則が追加されました。
同様の処理で、@〜Bについて、受信及び送信規則を追加してください。
※
セキュリティソフトがファイアウォール機能を持っている場合は、 クライアントからSSS for Windows で接続しようとすると、 サーバー側で『接続を許可しますか?』などとメッセージが表示される場合があります。 その時は『常に許可をする』設定にする事でクライアントからの接続が可能になります。
また、セキュリティソフトが自動的にブロックしている場合もありますので、 その時は、セキュリティソフトの設定にて、@〜Bのブロックを解除してください。
Windows 10 のWindows Update 後、 クライアント側(子機)からネットワークでサーバーコンピューター(親機)が参照できなくなり、 システムを起動すると『データベースへの接続に失敗しました。』とエラーが表示される場合があります。
コンピュータ名でのネットワーク参照問題が解決できない場合は、以下の対応にて解決できる場合があります。 (IPアドレスでの親機接続ができる場合)
※ 以下のIP設定などは、専門知識が必要となりますので、ネットワーク構築者や担当者にご依頼ください。
コンピュータ名でアクセスできない場合は、親機PCのIPアドレスを固定IPアドレスに設定して、 子機PC上にて、接続情報ファイルを以下のように編集します。
子機PCにて、インストールフォルダ内(通常 C:\Program Files(x86)\SSSWin)の YSSvrInfo.ini を デスクトップなどにコピーしてコピーしたファイルをメモ帳などで開きます。 (ProgramFiles内では直接編集できないためコピーします)
ServerName と SvrDir のコンピュータ名の箇所を、親機PCの固定IPに変更して保存後、 インストールフォルダ内(C:\Program Files(x86)\SSSWin)に上書きします。
次図は、サーバーIPが 192.168.1.10 の場合の例
遠隔地の営業所のPCと接続するようなVPN環境で使用する場合は、 各拠点のルーターのポート開放(TCP1433 UDP1434)を行ってください。
ルーターのポート開放については、各ルーターの説明書をご覧頂くか、 ルーターのメーカー様にお問い合わせお願いします。
0.1 マニュアルの表記規則
0.2 インストール(セットアップ)
0.3 DOS版データの変換
0.4 アプリケーション構成
0.5 アンインストール
【
マニュアル目次
】
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