ガソリンスタンド仕入・販売・在庫管理システム SSS for Windows ユーザーズ・マニュアル
第15章 ハンディターミナル(一般)
- ハンディターミナル(一般)の使用方法などを説明します。
15.0 ハンディターミナル導入準備
15.0.1 コンピュータでのSDカード(SDカード)の取り扱い
- 【SDカードの設定】
- 当システムを使用する場合、SDカードをPCがドライブとして認識する必要があります。
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- 【確認方法】
- 手順1)SDカードをSDカードリーダーに差し込みます。
- 手順2)[マイコンピュータ]あるいは[エクスプローラ]を開きます。
- 図のようにSDカードがリムーバブルディスクとして認識されている事を確認します。
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- SDカードがリムーバブルディスクとして認識されていない場合は、
カードリーダーの取扱説明書を参照して、リムーバブルディスクと認識できるようにします。
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- 【SDカードの抜き取り方法】
- 手順1)SDカードリーダーのアクセスランプが点滅していないことを確認します。
- 手順2)[マイコンピュータ]あるいは[エクスプローラ]で、
取り出すSDカードがセットされているリムーバブルディスクのアイコンを右クリックして、表示されるメニューから「取り出し」を選択します。
- 手順3)ドライブの取り出しボタンを押してカードを取り出します。
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15.0.2 ハンディターミナル・セットアップ(インストール)
15.0.2.1 概要
- SSS for Windowsハンディターミナル対応版は、
ハンディターミナルにプログラムおよびデータファイルをインストールする必要があります。
- 以下に必要な機器とインストール手順を示します。
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15.0.2.2 必要な機器
- ●必須機器(当システムを使用するにあたって最小限必要な機器)
- ハンディターミナル:Canon製 PReaGT-30
- SDカード:データ記録およびコンピュータ−ハンディ間 データ受け渡し用SDカード
- バッテリパック:交換用バッテリパック
- 高速チャージャ:バッテリパックの充電を行う充電器
- ロールペーパホルダ:印刷用ロールペーパをハンディターミナルに取り付けるためのホルダ
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- ●オプション機器
- SDカードリーダー:SDカードを読み取るための装置
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- ●消耗品
- ロールペーパ:Canon製ハンディターミナル用 高感熱紙ロールペーパ(幅 80mm)
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15.0.2.3 インストール手順
- A)パソコンでの作業
- 手順1)「SSS for Windows インストールCD」をCDドライブに挿入します。
- 手順2)ハンディターミナルで使用するSDカードをカードリーダーに挿入します。
- 手順3)「SSS for Windows インストールCD」内のPREAフォルダ内の以下3ファイルと
2フォルダをSDカードにコピーします。
- ・AutoExec.bat
- ・HTSubAPI.dll
- ・SSSPREA.exe
- ・Htフォルダ
- ・Systemフォルダ
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- ※AutoExec.bat ファイルが見えない場合は、
エクスプローラの[表示]メニューにて、[ファイル名拡張子] [隠しファイル]にチェックします。
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- 手順4)SDカードをカードリーダーから抜き取り、ハンディターミナルのSDカード挿入口に差し込みます。
- 15.0.1 コンピュータでのSDカードの取扱い 【SDカードの抜き取り方法】
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- B)ハンディターミナルでの作業
- 手順5)ハンディターミナルの電源をONにします。
- 手順6)ハンディターミナル背面のリセットスイッチ(本体番号の右にある小さい穴)を
細いもの(クリップの針金など)で押して、再起動を行います。
- 手順7)再起動後、しばらくするとシステムが起動します。
- これで、プログラムがハンディターミナルに正常にインストールされました。
- しかし、この状態では、データファイルを取りこんでいないため正常に動作しません。
- SSS for Windowsのデータをハンディターミナルに取り込む必要があります。
- 詳細は「15.2 LPGデータ・ダウンロード」を参照してください。
15.0.3 システムを簡単に起動するための【System】キー登録を行う
- 手順1)スタートメニューから[設定]を選び、[コントロールパネル]を選びます。
- コントロールパネルが表示されます。
- 手順2)コントロールパネルから[HT管理ツール]を選びます。
- HT管理ツール画面が表示されます。
- 手順3)HT管理ツール画面から[システムメニュー]を選びます。
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- 手順4)「システムメニューのプロパティ」画面が表示されます。
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- (1)にて空いているページを選択、ページがない場合は(2)でページを作成します。
- (3)にて空いているマスを選択して、(4)でシステムを登録します。
- システムの場所は、Slot3\SSSPREA.exe を指定します。
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- 以上で、[System]キーから、システムを簡単に起動することができるようになります。
- 通常運用時は、[Off]ボタンでのサスペンドでの終了になりますので、
[System]から起動する必要はありませんが、業務開始時やバッテリーが切れた場合、
Windowsを再起動した場合などに、[System]から起動します。
15.0.4 ハンディターミナルの初期設定(HTシステム)
- 手順1)ハンディターミナルの初期設定をタッチします。
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- 手順2)日付時刻を設定します。
- 変更したい箇所をタッチし、ボタンにて入力します。
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- 手順3)入力モードを選択します。
- パネルタッチモード:パネル操作にて文字・数字を入力するモードです。
- 携帯電話入力モード:ボタン操作にて文字・数字を入力するモードです。
15.0.5 ハンディターミナル対応版の使用手順
- 手順1)メニューバーの[ハンディターミナル]−[データ・ダウンロード]を選択し、
SSS for Windowsシステムのデータの中でハンディターミナルで必要になるデータ(得意先・商品・単価・担当者など)を、
メモリカード(SDカード)にダウンロードします。
- 手順2)メモリカード(SDカード)をセットしハンディターミナルで、売上データを入力します。
必要に応じて、納品書や請求書兼領収書を印刷します。
- 手順3)メニューバーの[ハンディターミナル]−[データ・アップロード]を選択して、
ハンディターミナルで入力した売上データをSSS for Windowsシステムにアップロードします。