ガソリンスタンド仕入・販売・在庫管理システム SSS for Windows ユーザーズ・マニュアル
【
マニュアル目次
】
第15章 ハンディターミナル(一般)
ハンディターミナル(一般)の使用方法などを説明します。
15.0 ハンディターミナル導入準備
15.1 ハンディターミナル初期設定
15.2 データ・ダウンロード
15.3 データ・アップロード
15.4 ハンディターミナルによる売上入力
15.5 ハンディターミナルを終了する
15.4 ハンディターミナルによる売上入力
15.4.1 概要
ハンディターミナルで売上データを新規に入力したり、入力済売上データの更新を行うことができます。
また、同時に納品書や請求書兼領収書を印刷できます。
入力したデータは、コンピュータに取り込み(
15.3 データ・アップロード
参照) SSS for Windowsとの同期を取ることができます。
15.4.2 ハンディターミナルによる売上入力に関する仕様
担当者コード
:担当者コードを数字4桁以内で入力します。
入力方法には、手入力と一覧からの選択入力があります。
年月日
:売上データの取引年月日を「年/月/日」の形式で入力します。
デフォルトでは現在のシステム日付が入力されます。
[カレンダー]ボタンでの入力も可能です。
No
:ハンディターミナル側の伝票番号を1〜9999の範囲で入力します。
登録済の伝票番号を入力すると、その伝票番号の売上データが表示され更新モードとなります。
未登録の伝票番号を入力すると、新規モードとなります。
デフォルトでは未登録の伝票番号が入力され、新規モードとなります。
コンピュータへのアップロード時、この伝票番号はコンピュータ側の伝票番号に修正されます。
得意先
:得意先コードを数字13桁以内で入力します。
入力方法には、手入力と一覧選択入力があります。
得意先を指定すると、その得意先の決済区分と商品単価が自動表示されます。
商品単価の優先順位
商品単価は、
@契約単価
Aランク単価
B商品台帳の標準単価(販売単価)
の優先順位で単価を設定します。
摘要
:半角12文字以内で現場名など自由に入力できます。
車番
:車番を半角4桁以内で入力します。
決済
:決済区分コード(0:現金 1:掛 2:代行)を入力します。
得意先を指定すると、その得意先の決済区分が自動表示されます。
取引
:取引区分コード(10:売上 11:売上返品 12:売上値引 17:品転 18:自家用)を入力します。
デフォルトでは10:売上が表示されます。
商品
:商品コードを数字13桁以内で入力します。
入力方法には、手入力と商品一覧選択入力があります。
税区分
:税区分コード(0:外税 1:内税 2:非課税)を入力します。
商品を指定すると、その商品の税区分が自動表示されます。
(取引区分が17:品転・18:自家用の場合は2:非課税固定となります)
数量
:数量を0〜999999.99(整数部6桁、小数部2桁)の範囲で入力します。
(取引区分が12:値引または17:品転の場合は、-999999.99〜999999.99)
数量を入力すると、数量×単価を自動計算し、金額と消費税を自動表示します。
金額が99,999,999を超える場合、または-99,999,999を下まわる場合は、数量の再入力を求めます。
単価
:単価を0〜999999.99(整数部6桁、小数部2桁)の範囲で入力します。
単価を入力すると、数量×単価の計算を行い、金額と消費税を自動表示します。
デフォルトでは、契約単価、ランク単価、商品台帳の標準単価(販売単価)の優先順位で単価を設定します。
金額
:金額を0〜99,999,999(整数部8桁)の範囲で入力します。
消費税
:消費税を0〜99,999,999(整数部8桁)の範囲で入力します。
得意先コードおよび数量以外は自動表示されますので、実質入力する項目は得意先コードと数量のみです。
15.4.3 画面キーの機能
詳細
:入力されている得意先の詳細を表示します。
メニュー
:メニュー画面に戻ります。
次画面
:次の入力画面に移ります。
前画面
:前の入力画面に戻ります。
検索
:担当者または得意先、商品を検索する場合に押します。
各入力項目(担当者・得意先・商品)にカーソルが位置するとき、[検索]キーを押すと検索画面が表示されます。
登録
:売上入力内容を保存し、請求書兼領収書を出力します。
15.4.4 ハンディターミナルによる売上入力手順
手順1)
ハンディターミナルの電源ボタンを押すと、図のようなメニュー画面が表示されます。
手順2)
メニュー画面の[
売上入力
]ボタンをタッチすると、担当者入力画面が表示されます。
手順3)
ハンディターミナルを使用する担当者コードを[
テンキー
]より入力して [
ENT
]キーを押します。もしくは[
次画面
]をタッチします。
担当者の入力が必要ない場合は、何も入力しないで[
ENT
]キーを押します。もしくは[
次画面
]をタッチします。
担当者コードが不明な場合は、[
一覧
]ボタンをタッチすると図のような担当者一覧画面が表示されます。
この担当者一覧から、それぞれの[
選択
]ボタンをタッチすると担当者を選択する事ができます。
[
戻る
]ボタンをタッチすると担当者入力画面に戻ります。
入力したい担当者が表示されていない場合は、[
←
]ボタンまたは[
→
]ボタンをタッチして、 ページを移動し、入力したい担当者を探します。
手順4)
担当者の入力が完了すると、図のような売上入力画面が表示されます。
手順5)
得意先コードを入力します。
得意先入力方法は手入力と一覧選択入力がありますので、以下にその方法を示します。
手入力
:得意先コードを[
テンキー
]により入力します。
一覧選択
:[
一覧
]ボタンをタッチすると、得意先一覧画面が表示されます。
フリガナを指定すると、指定フリガナで始まる得意先がフリガナ順で一覧表示されます。
フリガナを指定しない場合、全得意先がフリガナ順で一覧表示されます。
得意先一覧から、入力したい得意先の[
選択
]ボタンをタッチします。
[
戻る
]ボタンをタッチすると売上入力画面に戻ります。
入力したい得意先が表示されていない場合は、[
←
]ボタンまたは[
→
]ボタンをタッチして、 ページを移動し、入力したい得意先を探します。
手順6)
得意先の詳細情報を見る場合は、得意先コード入力後に[
詳細
]ボタンを タッチすることにより図のような詳細画面が表示されます。
摘要欄
と
一覧選択
画面内の入力領域には任意の文字を入力できます。
タッチパネルモード
:[タッチパネル]により入力します。(タッチパネルモード時に有効)
携帯電話入力モード
:[ボタン]により入力します。(携帯電話入力モード時に有効)
手順7)
必要に応じて、その他の項目を修正します。
また、[
カレンダー
]ボタンをタッチすることにより図のようなカレンダー画面が表示されます。
カレンダーの日付をタッチすることにより年月日の修正が出来ます。
手順8)
[
次画面
]ボタンをタッチすると、図のような売上入力画面が表示されます。
手順9)
商品コードを入力します。
商品入力方法は
手入力
と
一覧選択入力
がありますので、以下にその方法を示します。
手入力
:商品コードを[テンキー]により入力します。
一覧選択
:[一覧]ボタンをタッチすると、商品一覧画面が表示されます。
この商品一覧から、それぞれの[
選択
]ボタンをタッチすると商品を選択する事ができます。
[
戻る
]ボタンをタッチすると売上入力画面に戻ります。
入力したい商品が表示されていない場合は、[
←
]ボタンまたは[
→
]ボタンをタッチして、 ページを移動し、入力したい商品を探します。
入力作業を終了する方法として次のいずれかの方法があります。
手順10)
数量を[
テンキー
]により、 0〜999999.99(整数部6桁、小数部2桁)の範囲の数字で入力します。
手順11)
その他項目に修正が必要な場合は、修正します。
手順12)
全ての入力項目の内容を確認し、[
登録
]ボタンをタッチします。
納品書または請求書兼領収書を出力します。出力が終わると次データ入力画面(新規入力)となります。
手順13)
入力作業を終了する方法として次の2つの方法があります。
・[
メニュー
]-[
終了
]ボタンをタッチして終了。
・電源OFFボタンを押して終了。
15.4.5 登録済の売上データを確認または更新するには
入力作業の状態でかつ「新規入力」モードになっている場合は、次の方法で「更新」モードにし、データの確認または更新を行います。
手順1)
確認または更新したい伝票番号を入力し、[
ENT
]キーを押します。
※このとき未登録の伝票番号を入力すると「新規入力」モードとなります。
手順2)
データを確認します。必要ならば売上データを修正します。
手順3)
手順2で売上データを修正した場合には、[登録]ボタンをタッチします。
15.4.6 集計表
15.4.6.1 概要
ハンディターミナルでの業務終了後、入力した売上データの日別・商品別・決済区分別・総合計を出力することにより、 金銭照合などの業務が容易に行えます。
15.4.6.2 集計表出力の手順
手順1)
ハンディターミナルの電源ボタンを押すと、図のようメニュー画面が表示されます。
手順2)
メニュー画面の[
集計表
]ボタンをタッチすると、図のような画面が表示されますので、 プリンタの準備が完了したら[
印刷
]ボタンをタッチし、集計表を出力します。
出力中に[
中止
]ボタンをタッチすると、集計表の出力処理を中止します。
15.4.7 入金一覧
15.4.7.1 概要
ハンディターミナルでの業務終了後、入力した入金データを出力することにより、金銭照合などの業務が容易に行えます。
15.4.7.2 入金一覧出力の手順
手順1)
ハンディターミナルの電源ボタンを押すと、図のようメニュー画面が表示されます。
手順2)
メニュー画面の[
入金一覧
]ボタンをタッチすると、図のような画面が表示されますので、 プリンタの準備が完了したら[
印刷
]ボタンをタッチし、入金一覧を出力します。
出力中に[
中止
]ボタンをタッチすると、入金一覧の出力処理を中止します。
15.0 ハンディターミナル導入準備
15.1 ハンディターミナル初期設定
15.2 データ・ダウンロード
15.3 データ・アップロード
15.4 ハンディターミナルによる売上入力
15.5 ハンディターミナルを終了する
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