手順1)
新鮮なかつおを丸々一匹購入してさばいてみましょう♪用意するものはまな板と包丁のみ。
歳時記に収録されている素堂の俳句の一つ『目には青葉山ほととぎす初鰹』にも詠まれている
代表魚・鰹のさばき方に関するページです。 鰹(かつお)が丸々1本手元にある場合に、このカツオを捌く手順について、写真(画像)付きで説明しています。
鰹乃国!中土佐町は、旨いかつおが水揚げされる小さな漁師町です。
日々、朝獲れ・昼獲れの新鮮な魚介類が並ぶ【久礼大正町市場】でカツオを丸々一本購入、当ページの「鰹のさばき方」手順をご参考に、ご家庭で美味しい刺身や鰹のタタキにチャレンジしてみませんか?
本場高知の鰹の旬の時期:3月〜11月
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新鮮なかつおを丸々一匹購入してさばいてみましょう♪用意するものはまな板と包丁のみ。
頭を取り除くために、腹ビレから包丁を入れます。頭側には硬いウロコ部分があります。この時、一緒に切りとるように。
頭をしっかり持ち、胸ビレから斜めに包丁を入れます。反対側も同様に胸ビレから包丁を入れます。
中骨を切り、鰹の頭を切り離します。まな板が血で汚れた時は水で流して水気を拭き取るか、
清潔な布巾等でまな板を拭きながら捌くと良いでしょう。
腹側にVの字のように斜めに包丁を入れます。片側に包丁を入れたら、
内臓を傷つけないようにきれいに取り出します。この部分は水できれいに洗い流しましょう。
反対側の腹側もVの字に切ります。切り取った腹の部分は、高知では「はらんぼ」といい、
塩をかけて焼いて食べると大変美味しいです。居酒屋さん等のメニューでも目にします。
尾ビレを持って、背ビレをに包丁を入れます。切り込みはできるだけ斜めに入れます。
背部分は硬いので包丁の先をうまく使いましょう。
反対側も同様に背ビレに包丁を入れます。このとき左右の切り込みがVの字になるように切ります。
切り込みを入れたら、尾の方から切り込みに沿って、包丁でたたいて背ビレを落とします。
身を切り離すために、尾の付け根から頭の方へ向けて背骨に沿って包丁を入れます。
腹側も同様に包丁を入れます。まな板の上で鰹が滑らないように。骨側に身がなるべく残らないようにチャレンジ!
鰹の背側を手前になるようまな板と垂直に持ち上げ、背骨に沿って包丁をおろし、身を切り離します。
これで片身が取れました。(二枚おろしの完成)鰹は身が柔らかく崩れやすいので、気を付けて下さい。
三枚おろしにするために、二枚におろした身の骨のついた方も背から包丁を入れます。手を切らないよう気を付けて下さい。
先ほどと同じ様に腹側からも包丁を入れます。この時もしっかり鰹を持って、お切りください。
尾ビレを持ち、背骨に沿って包丁を入れていき、身を切り離します。身が崩れませんように。
あっとゆう間に!!これで三枚おろしの完成です。
あと少しっ!もし、骨周りにたくさん残ってしまった場合も身をスプーン等でとれば食べれますね。
包丁を寝かせ気味にして、三枚におろした身の腹骨(内臓が入っていた部分)をそぎ落とします。
片身の中心にある血合い部分(身の黒い部分)と骨をとり除くため骨に沿って包丁を入れます。
腹身と背身を切り離し、血合いを取り除きます。
(血合いの部分はクセがあるので、少し厚めに切り取った方がいいです。)
腹身の方は、皮が柔らかいので皮付きのまま(お好みで)お刺身で食べることもできます。
包丁を前後に動かすのではなく、向こう側から手前に引くように切ると綺麗に切れます。
たたきにする場合は、皮付きのまま強火で両面をさっとあぶり、氷水で一瞬冷やします。