(株)Aタクシーは、車両台数約30台の中小規模のタクシー会社です。
営業エリアが地方のため固定客も多く、
売上に占める未収の割合も比較的高いので売掛管理(未収金管理)が重要です。
また、陸運局への提出義務もある為、輸送実績管理も必須となります。
そこで、タクシー業務管理システム ハイウェー for Windowsの「売掛管理」
および「輸送実績管理」をセットで導入する事にしました。
当社の事務の担当者は1人なので、標準のスタンドアロン版を導入し1台のパソコンで運用します。
なお、「売掛管理」のみ、あるいは、「輸送実績管理」のみを単独で導入し、それが軌道に乗れば
他のシステムを導入する方法も可能です。
Bハイヤー(株)は、中堅タクシー会社です。
未収売上も多く売掛管理も重要ですが、乗務員別輸送実績と
関連づけた煩雑な給与体系となっており、毎月の給与計算に多くの時間を要していました。
そこで、タクシー業務管理システム ハイウェー for Windowsの「売掛管理」・
「輸送実績管理」・「給与計算」・「勤怠管理」・「年末調整」を導入し、
”勤務データ変換プログラム”を用いて、乗務員の輸送実績(営業)データや
勤怠データと給与計算における勤怠データとの連動を実現し、
事務作業の大幅な省力化を達成できました。
C観光(株)は、タクシーと貸切バスの2つ部門を持つ中堅企業です。
既に導入済みのN社製タクシー・メーターの営業データや未収金データを
自動的にパソコンの方に取り込み、パソコン側で輸送実績管理や売掛管理を行う計画です。
調査の結果、タクシー・メーター側ジャーナル・データのデータ変換が出来そうです。
そこで、タクシー業務管理システム ハイウェー for Windowsの「売掛管理」、「輸送実績管理」、
「給与計算」の3本構成にプラスして、オプション・ソフトの「メーター連動」も導入しました。
(株)D交通では、2台のパソコンを導入して事務処理をコンピュータ化する計画です。
1台のPCは「売掛管理」、「輸送実績管理」、「勤怠管理」に使用し、
もう1台のPCは「給与計算」に用いる予定です。
社内LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を構成し、
給与計算用パソコンは各乗務員の個人情報保護の観点からも、
一般の乗務員の立ち入らない別の場所に置きます。
そこで、タクシー業務管理システム ハイウェー for WindowsのLAN対応版を
導入し、これらの要求を実現することにしました。
複数の営業所を持つ(株)E自動車は、遠隔地にある各営業所でデータ入出力を行い、
サーバー用PCを設置した本社にて総括業務を行うシステム構成を希望しています。
そこでインターネットVPN(
注1)の利用とタクシー業務管理システム ハイウェー for Windowsの
売掛管理+輸送実績管理+給与計算+勤怠管理の
LAN対応版の導入により、事務処理の効率化と大幅なコストダウンを実現しました。
注1)VPN(Virtual Private Network)とは、インターネットを利用して企業の拠点間を相互接続する技術の一つで、
あたかも専用線のようなセキュリティの高い通信を可能にします。
複数のタクシー会社(営業所)でグループを構成し事務処理を集約したり、
又は複数の会社(営業所)が協同で配車センターを運営し事務作業を1ヶ所で
行う場合に適用できるパターンです。
集約して事務作業を行う場所にタクシー業務管理システム ハイウェー for Windowsを
導入し、データ入力時に会社(又は営業所)を選択する事で、複数の会社(営業所)の
業務を管理できます。各会社(営業所)からのデータ収集は、図のようにインターネット
VPN(
注1)で行う方法と、乗務日報を紙媒体やUSBメモリなどで受け渡す方法があります。