タクシー業務管理システム ハイウェー for Windows ユーザーズ・マニュアル
【
マニュアル目次
】
第3章 初期設定
3.1 基本項目の設定
3.2 自社情報の設定
3.3 売掛管理の設定
3.4 輸送実績管理の設定
3.5 勤怠管理の設定
3.6 給与計算の設定
3.7 給与体系の設定
3.8 初期設定内容の印刷
3.9 パスワードの設定
3.3 売掛管理の設定
当プログラムは、
売掛管理システム
がインストールされている必要があります。
3.3.1 概要
売掛管理に関する初期項目の設定を行います。
3.3.2 売掛管理 設定の仕様
1)入力項目
発生日の初期値
:「未収金入力」や「入金入力」における発生日の初期値を設定します。
デフォルトは現在日ですが、前日を初期値にする場合は−1を、また翌日を初期値にする場合は1を指定します。(-9〜9の数値)
無線No
:未収金入力において、無線Noの入力を行うかどうかを選択します。
無線Noを入力しない場合は、無線Noと共に車両Noおよび営業所についても非表示となります。
乗務員コード
:未収金入力において、乗務員コードの入力を行うかどうかを選択します。
乗務員コードを入力しない場合は、乗務員コードと乗務員名が共に非表示となります。
経由地
:未収金入力において、経由地の入力を行うかどうかを選択します。
乗降車時刻
:乗車時刻および降車時刻の入力を行うかどうかを設定します。
「乗車・降車時刻共に入力」、「乗車時刻のみ入力」、「入力しない」のいずれか選択します。
乗車人数
:乗車人数の入力方法について設定します。
「男女別に入力」、「人数のみ入力」、「入力しない」のいずれか選択します。
通行料金等を未収金と別入力する
:未収金とは別に通行料金等を入力する場合にチェックします。
通行料金等を別入力する場合は、通行料を課税対象とするかどうか選択します。課税対象とする場合は、チェックを入れます。
通行料タイトル
:「未収金入力」における“通行料金”の項目名称を全角4文字以内で入力します。
未収金とは別に通行料金等を入力する場合において、入力可能となります。
割引金額を入力する
:割引金額を入力する場合にチェックします。
割引金額のタイトル
:「未収金入力」における“割引金額”の項目名称を全角4文字以内で入力します。
割引金額を入力する場合において、入力可能となります。
走行距離を入力する
:未収金入力において“走行距離”も同時に入力する場合は、チェックを入れます。そうで ない場合は、チェックを外します。
2)請求書@
請求書タイプ
:使用する請求書のタイプを選択します。
専用オリジナル用紙(複写式連続用紙タイプ1〜6)、専用オリジナル用紙(LBP用単票 B5ヨコ)、汎用カット紙(単票A4,B5タテ)、汎用カット紙(単票A4,B5ヨコ) 、汎用カット紙(単票カスタマイズA4,B5タテ)、汎用カット紙(単票カスタマイズA4,B5ヨコ)の全11種類の中から選択できます。
各請求書様式の詳細については、
「売掛管理システム」6.5 請求書
を参照してください。
【オリジナル請求書用紙 タイプ1(複写用紙9”×5”)】
【オリジナル請求書用紙 タイプ2(複写用紙9”×6”)】
【オリジナル請求書用紙 タイプ3(複写用紙9”×6”)】
【オリジナル請求書用紙 タイプ4(複写用紙8”×7”)】
【オリジナル請求書用紙 タイプ5(複写用紙9”×7”)】
【オリジナル請求書用紙 タイプ6(複写用紙9”×7”)】
【オリジナル請求書用紙 タイプ6(LBP用 B5サイズ)】
請求金額0でも請求書を発行する
:対象月に売上が発生していても入金等により当月の請求額がゼロになる顧客 に対し、請求書を発行するかどうかの選択です。発行する場合はチェックマークを入れます。
請求書カスタマイズ
:請求書を汎用カット紙に出力する場合は、お客様のニーズに合わせて明細項目のレイアウ トを変更可能です。[
請求書カスタマイズ
]ボタンをクリックして設定作業に入ります。
3.3.4 請求書のカスタマイズ方法について
合計出力
:同一顧客の請求書が複数枚にわたる場合、その合計を出力するページを選択します。先頭ページまた は最終ページのいずれかを選択します。
請求書への自社情報の出力
:請求書に自社情報を“出力する”または“出力しない”のいずれかを選択します。
備考欄の内容
:請求書の備考欄に出力するデータの内容を次の4つより選択します。
A)
チケットNo+備考
:チケットNoと備考の両方のデータが存在する場合、明細行の1段目にチケットNoを、2段目に備考を出力します。
B)
チケットNoのみ
:チケットNoのみ出力します。備考については内容が入力されていても出力しません。
C)
備考のみ
:備考のみ出力します。チケットNoについては内容が入力されていても出力しません。
D)
有効な項目
:チケットNoと備考のうち有効な項目が入力されている方を出力します。もし両者が入力されている場合は備考が優先します。
明細行網掛け濃度
:明細行の網掛け濃度を調整できます。ただし、請求書タイプが汎用カット紙(単票)の場合の み有効となります。
明細網掛け行
:明細行の網掛けを行う行を“偶数行”、“奇数行”のいずれか選択します。ただし、請求書タイプ が汎用カット紙(単票)の場合のみ有効となります。
明細行に入金データを出力する
:請求書の明細行に入金データを出力する場合はチェックマークを付け、そうで ない場合はチェックマークを外します。
入金明細にマイナス符号を出力する
:請求書の明細行に入金データを出力する場合に、マイナス符号を付ける場合はチェックマークを入れます。
同一発生日の明細をチケットNoの昇順に出力する
:同一発生日の明細を、チケットNoの昇順に出力する場合は チェックマークを付け、そうでない場合はチェックマークを外します。
通行料を明細出力する
:通行料を明細出力する場合はチェックマークを付け、そうでない場合はチェックマークを外します。
割引額を明細出力する
:割引額を明細出力する場合はチェックマークを付け、そうでない場合はチェックマークを外します。
値引項目名を出力する
:請求書の鏡の項目名欄に、値引項目名を出力する場合はチェックマークを付け、そうで ない場合はチェックマークを外します。なお、値引項目名の設定は後述の
[売掛管理設定]-[その他]
の所で行います。
値引(入金区分=5)を明細出力する
:値引(入金区分=5)を明細出力する場合はチェックマークを付け、そうでない場合はチェックマークを外します。
値引(入金区分=5)を課税対象額から差し引く
:値引(入金区分=5)を課税対象額から差し引く場合はチェックマークを付け、そうでない場合はチェックマークを外します。
請求書控えを出力する
:請求書の控えを同時に出力する場合はチェックマークを付け、そうでない場合はチェッ クマークを外します。ただし、請求書タイプが汎用カット紙またはオリジナルLBP用紙のいずれかの場合のみ有効です。
ページ計を出力する
:請求書においてページ毎の計を出力する場合はチェックマークを付け、そうでない場合は チェックマークを外します。
合計を出力する
:請求書において合計を出力する場合はチェックマークを付け、そうでない場合はチェックマークを外します。
課税対象外(通行料等立替金)を出力する
:請求書において課税対象外(通行料等立替金)を出力する場合はチェックマークを付け、そうでない場合はチェックマークを外します。 尚、通行料等立替金を課税対象としている場合は、当設定は無効です。
税率別消費税対象額を出力する
:請求書において税率別消費税対象額を出力する場合はチェックマークを付け、そうでない場合はチェックマークを外します。
税率別内消費税額を出力する
:請求書において税率別内消費税額を出力するを出力する場合はチェックマークを付け、そうでない場合はチェックマークを外します。
3)請求書A
自社印の出力
:請求書の社名欄に自社印の出力の有無を選択します。ただし、請求書タイプがオリジナルLBP用 紙または汎用カット紙の場合のみ有効です。
自社印ファイルの指定(自社情報@) パス
:自社印(自社情報@)の画像ファイルが格納されている場所への経路(パス)を指定します。[参照]ボタ ンを押して選択も可能です。
自社印ファイルの指定(自社情報A) パス
:自社印(自社情報A)の画像ファイルが格納されている場所への経路(パス)を指定します。[参照]ボタ ンを押して選択も可能です。
自社印ファイルの指定(自社情報B) パス
:自社印(自社情報B)の画像ファイルが格納されている場所への経路(パス)を指定します。[参照]ボタ ンを押して選択も可能です。
自社印やロゴの画像ファイルはビットマップ形式(*.bmp)またはJPEG形式(*.jpg , *.jpeg)で作成されている必要があります。
3.3.5 請求書に自社印を出力する方法
4)お知らせ
請求書お知らせ
:請求書に印字するお知らせの中で、使用頻度の高いものを前もって登録しておくと毎回入力す る必要がなく便利です。
最大で100件まで登録することができ、お知らせの内容は全角40(半角80)文字以内で入力可能です。
5)その他
値引項目のタイトル(請求書)
:請求書の鏡の項目名欄に出力する“値引”項目の名称を自由に設定可能です。全 角6(半角12)文字以内です。
値引項目のタイトル(その他)
:画面に表示したり、請求書以外の帳票に出力する場合の“値引”項目の名称を自 由に設定可能です。全角4(半角8)文字以内です。
入金/その他 項目のタイトル
:入金区分の一つである“入金/その他”の“その他”部分の名称を自由に設定可 能です。全角6(半角12)文字以内です。
3.3.3 売掛管理の設定手順
手順1)
次のいずれかの方法で「売掛管理設定」画面を表示します。
・[初期設定]メニューの[売掛管理]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[初期設定]−[売掛管理]をクリックします。
手順2)
“発生日の初期値”、“無線No”、“乗務員コード”など売掛管理の入力項目に関する設定を行います。
手順3)
タブの[請求書@]ラベルをクリックすると、請求書に関する設定(前半ページ)画面になります。
手順4)
“請求書タイプ”、“合計出力ページ”、“請求書への自社情報の出力”などの各項目を設定します。
手順5)
タブの[請求書A]ラベルをクリックすると、請求書に関する設定(後半ページ)画面になります。
手順6)
“自社印の出力”などの各項目を設定します。
3.3.5 請求書に自社印を出力する方法
手順7)
タブの[お知らせ]ラベルをクリックすると、請求書のお知らせに関する入力画面になります。
手順8)
“請求書のお知らせ”の内容を登録します。
手順9)
タブの[その他]ラベルをクリックすると、請求書の値引項目のタイトルなどの設定画面になります。
手順10)
“値引項目のタイトル”、“入金/その他 項目のタイトル”を入力します。
手順11)
[登録]ボタンをクリックします。
3.3.4 請求書のカスタマイズ方法について
請求書を汎用カット紙に出力する場合は、以下のような手順で明細項目のレイアウトを変更可能です。
手順1)
[初期設定]-[売掛管理設定]メニューの[請求書@]タブを選択します。
請求書タイプには「汎用カット紙(単票カスタマイズ)A4,B5タテ」または「汎用カット紙(単票カスタマイズ)A4,B5ヨコ」を選択し、 [請求書カスタマイズ]ボタンをクリックします。
手順2)
[次へ(N)]ボタンをクリックし、乗車料金と入金額に関する設定画面を表示させます。
ここでは、乗車料金と入金額を同一項目に出力するか、別項目として出力するかの選択を行います。
手順3)
[次へ(N)]ボタンをクリックし、明細項目の設定画面を表示させます。ここでは、請求書に出力したい項目の選択や順序を決定します。
●任意の項目の選択は、項目番号の下方の下矢印ボタンをクリックし、表示された項目リストの中から選びます。
●項目順序の入れ替えは、[列挿入]および[列削除]ボタンを利用し行います。
●項目名の並びを初期状態に戻すには、[初期化]ボタンをクリックします。
手順4)
[次へ(N)]ボタンをクリックし、設定の完了画面を表示させます。
ここで、[登録]ボタンをクリックすれば、設定した内容を登録し請求書カスタマイズ作業を完了します。
前の設定画面に戻る場合は[戻る]ボタンを、また今回実行した請求書カスタマイズ作業を中止する場合は[キャンセル]ボタンをクリックします。
3.3.5 請求書に自社印を出力する方法
請求書タイプがオリジナルLBP用紙または汎用カット紙の場合、請求書の自社名欄に自社印を出力することができます。その手順は以下の通りです。
手順1)
スキャナなどを使用して、自社印をパソコンに取り込みます。その際、次のような点がポイントになります。
Point.1)汚れのないきれいな白い紙に捺印します。
Point.2)取り込む画像の解像度は、300dpiを目安にします。
Point.3)取り込む領域を設定可能な場合は、出来るだけ自社印のまわりの余白を残さないように設定します。
こうしておくと、「
3.3.6 自社印の画像ファイルを補正する方法
」の作業が不要になります。
手順2)
取り込んだ画像ファイルは、次のいずれかのファイル形式で保存します。
@ ビットマップ形式(*.bmp)
A JPEG形式(*.jpg , *.jpeg)
手順3)
ハイウェー for Windowsのメニュー
[初期設定]-[売掛管理設定]-[請求書A]
において、取り込んだ自社印画像ファイルの存在する場所を指定します。
手順4)
オリジナルLBP用紙または汎用カット紙を用いて請求書を出力します。
この場合、自社印は自社名および代表者氏名の右端にかかる位置に固定しての出力となります。
3.3.6 自社印の画像ファイルを補正する方法
スキャナで取り込んだロゴ・自社印のまわりに余白が多く残ってしまった場合、ペイントを使って画像を補正する方法を以下に示します。 以下の説明では、ファイル名をsyain.jpgとした例で説明しています。
手順1)
[スタート]-[アクセサリ]メニューから「ペイント」を起動します。
手順2)
メニューバーの[ファイル]-[開く]メニューを選択し、ロゴ・自社印ファイル(syain.jpg)を開きます。
【ロゴ・自社印ファイル(syain.jpg)の存在する場所】
【ロゴ・自社印ファイル(syain.jpg)をペイントに取り込んだ状態】
手順3)
[ホーム]タブ内ツールボタンの[選択]ボタンを選び、必要な領域を選択します。 この時、ロゴ・自社印の外側の領域を可能な限り少なくすることをお奨めします。(選択部分は、点線で表示されます。)
手順4)
[ホーム]タブ内[コピー]を選択します。
手順5)
ペイントを手順1の方法で、もう一つ起動させます。
手順6)
新たに開いたペイントの方で、[ホーム]タブ内[サイズ変更]をクリックし、 キャンバスを 手順3)で選択したロゴ・自社印のサイズと同じか、より小さく設定します。
手順7)
[ホーム]タブ内[貼り付け]を選択し、手順4)でコピーした内容を新たに開いたペイントに貼り付けます。
手順8)
メニューバーの[ファイル]−[名前を付けて保存]を選択します。
手順9)
「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されますので、syain.jpgと名前を付け[保存]ボタンを押します。
3.1 基本項目の設定
3.2 自社情報の設定
3.3 売掛管理の設定
3.4 輸送実績管理の設定
3.5 勤怠管理の設定
3.6 給与計算の設定
3.7 給与体系の設定
3.8 初期設定内容の印刷
3.9 パスワードの設定
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