タクシー業務管理システム ハイウェー for Windows ユーザーズ・マニュアル
【
マニュアル目次
】
第11章 年末調整システム(オプション)
※当年末調整システムは、「給与計算システム」とセットで運用する必要があります。
11.1 概要
11.2 年末調整の導入手順
11.3 年末調整 初期設定
11.4 役職名台帳
11.5 年末調整データ変換
11.6 年末調整データ入力
11.7 源泉徴収票
11.8 還付金金種別一覧表
11.9 年末調整一覧表
11.10 年末調整データ削除
11.11 扶養親族登録およびマイナンバー機能
11.12 マイナンバーデータのバックアップ
11.13 マイナンバーデータの移行手順
11.11 扶養親族登録およびマイナンバー機能
11.11.1 個人番号(マイナンバー)機能について
2016年(平成28年)より、個人番号については、年末調整などで必要な給与支払報告書・源泉徴収票にて記載が必要となり、 また従業員から預かる番号を外部に漏らさないためにセキュリティで保護する必要性が求められています。
このシステムでは、源泉徴収票に個人番号を印字する事はもとより、個人番号の流出を防止するセキュリティ対策がなされています。
セキュリティ対策については、システムと個人番号のデータベースを分離しているため、 どちらかのデータベースが外部に流出したとしても、個人番号と従業員を関連づけて特定する事ができません。
また、個人番号データベースについては、暗号化を施しているため、読み取りはできないようになっています。
個人番号機能の主な内容は、以下の通りとなります。
・
従業員扶養親族情報の登録
・
個人番号の登録を始める前の設定
・
個人番号の登録・編集・削除
・
個人番号管理機能
11.11.2 従業員扶養親族情報の登録
従業員の扶養親族および個人番号は、[台帳管理] の [従業員台帳 入力] または、[年末調整] の [年末調整データ入力] にて登録できます。
【従業員台帳の入力画面例】
【年末調整データ入力画面例】
【従業員扶養台帳画面例】
この画面では、従業員本人およびその扶養親族情報を登録します。
従業員本人
:従業員本人についての控除区分情報を登録します。
控除対象配偶者
:配偶者について氏名やフリガナ、控除区分情報、生年月日を登録します。
配偶者に収入があり、扶養対象外の場合は、登録しません。
扶養親族
:配偶者以外の扶養親族を登録します。
16歳未満の扶養親族は所得税の控除対象ではありませんが、住民税の控除対象となり、源泉徴収票に記載が必要な為登録します。
従業員本人・配偶者・扶養情報を登録すると、 従業員台帳または年末調整データ入力での扶養親族カウントの数値が一致しない場合、修正するかどうかのメッセージが表示されます。
11.11.3 個人番号の登録を始める前の設定
[従業員扶養台帳]の右上にある、[
個人番号管理ログイン
]をクリックします。
【従業員扶養台帳画面例】
以下のように「初期作成しますか?」とメッセージが表示されますので [はい] をクリックします。
【初期作成メッセージの例】
ユーザー名
と
パスワード
を以下の形式で入力して初期作成します。
ユーザー名
:文字数は1〜16文字。先頭1文字目は半角英字(A〜Z、a〜z)、2文字目以降は半角英数字。
使用可能文字は、アルファベット大文字(A〜Z)と小文字(a〜z)および数字(0〜9)で、全て半角文字。
パスワード
:文字数は4〜16文字。
使用可能文字は、アルファベット大文字(A〜Z)と小文字(a〜z)および数字(0〜9)で、全て半角文字。
入力したパスワードは * で表示されますが、[表示]をクリックした(押した)ままにすれば、入力パスワードを確認する事ができます。
ここで設定したユーザー名とパスワードは、従業員扶養台帳での個人番号編集と、
年末調整の源泉徴収票
印字時に必要となります。
【個人番号(マイナンバー)管理者ログイン画面例】
注意)
1)ユーザー名とパスワードは絶対忘れないようにしてください。
2)
登録したユーザー名とパスワードを忘れた場合、登録した個人番号データベースに接続する事はできません。
パスワードの再発行やリセットといった復帰機能は、セキュリティ上の理由により用意しておりません。
3)ユーザー名とパスワードの入力を
3回失敗
すると、再度初期から登録を行うか選択する画面が表示されます。
個人番号用データベース再作成 手順1)
【個人番号(マイナンバー)初期化画面例】
個人番号用データベース再作成 手順2)
【個人番号用データベース削除の確認画面例】
個人番号用データベース再作成 手順3)
【個人番号用データベース再作成の確認画面例】
個人番号用データベース再作成 手順4)
【個人番号(マイナンバー)初期作成画面例】
個人番号用データベース再作成 手順5)
【個人番号用データベース再作成完了の画面例】
11.11.4 個人番号の登録・編集・削除
データベース初期作成後はログイン状態になりますので、従業員扶養台帳にて個人番号を登録する事ができます。
従業員扶養台帳および従業員台帳を終了した場合は、個人番号データベースからログアウトされますので、 再度、個人番号を表示・編集する場合は、従業員扶養台帳右上の[
個人番号管理ログイン
]をクリックしてログインする必要があります。
【従業員扶養台帳画面例】
【個人番号(マイナンバー)管理者ログイン画面例】
ログイン後は、従業員本人や配偶者、扶養親族の個人番号が参照・編集が可能になります。
【個人番号管理ログイン中の従業員扶養台帳画面例】
11.11.5 個人番号管理機能
個人番号管理機能として、以下のような機能があります。
1)
ユーザー名・パスワード変更
2)
操作履歴の確認
3)
PC移行用データファイル作成
4)
PC移行用データファイル取込み
5)
マイナンバー初期化
個人番号管理機能は、従業員扶養台帳から個人番号管理機能にログインした状態で、 [
個人番号管理メニュー
]ボタンをクリックすると開きます。
手順1)
[従業員扶養台帳] の右上 [個人番号管理ログイン]をクリックします。
【従業員扶養台帳画面例】
手順2)
個人番号管理者ログイン画面にて、ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
【個人番号(マイナンバー)管理者ログイン画面例】
手順3)
ログイン状態で従業員扶養台帳に戻るので、再度右上の[
個人番号管理メニュー
]をクリックすると、 個人番号機能のメニューが表示されます。
【個人番号管理ログイン中の従業員扶養台帳画面例】
【個人番号管理メニュー画面例】
ユーザー名・パスワード変更
:設定しているユーザー名とパスワードを変更します。
操作履歴
:個人番号操作履歴を一覧表示します。印刷時は、直近100件まで印字します。
PC移行用データファイル作成
:他のパソコンへ個人番号データを移行するために、ファイル出力します。
PC移行用データファイル取込み
:[PC移行用データファイル作成]にて作成したファイルを取り込みます。
パソコンを交換する場合など、個人番号データを移動するために使用します。
注意)個人番号データが入っている状態で、データ取り込みを行うと、 入力済データは削除してから取り込みを行います。
マイナンバー初期化
:マイナンバーのデータをすべて削除します。 マイナンバーを使用しなくなったなどの場合に実行します。
注意)削除を行うと元に戻せませんので、ご注意ください。
従業員扶養台帳に戻る
:従業員扶養台帳に戻ります。
ログアウト
:個人番号機能からログアウトします。
このボタンでログアウトする方法の他に、従業員台帳を終了する、または年末調整データ入力を終了する事で自動的にログアウトされます。
11.1 概要
11.2 年末調整の導入手順
11.3 年末調整 初期設定
11.4 役職名台帳
11.5 年末調整データ変換
11.6 年末調整データ入力
11.7 源泉徴収票
11.8 還付金金種別一覧表
11.9 年末調整一覧表
11.10 年末調整データ削除
11.11 扶養親族登録およびマイナンバー機能
11.12 マイナンバーデータのバックアップ
11.13 マイナンバーデータの移行手順
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