ガソリンスタンド仕入・販売・在庫管理システム SSS for Windows ユーザーズ・マニュアル
【
マニュアル目次
】
第7章 仕入管理
7.1 仕入処理
7.2 支払処理
7.3 仕入明細表
7.4 支払一覧表
7.5 仕入先管理表
7.1 仕入処理
7.1.1 概要
仕入データを新規に入力したり、入力済仕入データの更新や削除を行います。
POS対応版の場合でも、POSで取り込んだデータを修正する場合は、この仕入処理で行います。
7.1.2 仕入処理に関する仕様
登録件数
:制限なし。
取引年月日
:取引年月日を「年/月/日」の形式で入力します。 初期値は現在の日付で、変更後はその日付が初期値となります。[カレンダー]ボタンでの入力も可能です。
伝票番号
:1〜999999999の数値を自動表示(循環数)。
発券SS
:発券SSコードを半角2桁以内で入力します。 仕入先コードと対で指定することによって仕入先を特定します。
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
給油SS
:給油SSコードを半角2桁以内で入力します。
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
仕入先コード
:仕入先コードを半角13桁以内で入力します。 発券SSコードと対で指定することによって仕入先を特定します。
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
フリガナ
:フリガナを半角10桁以内で入力します。
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
決済区分
:現金、掛の区分を選択します。
摘要
:全角18(半角36)文字以内で現場名など自由に入力できます。検索キーとしても使用可能です。
取引区分
:
10
仕入:仕入。
11
返品:仕入に対する返品。
12
値引:仕入に対する値引。+−の符号入力可。−の場合は値増。
21
消費税:消費税は「伝票毎」と「明細毎」の場合は自動計算しますが、 「請求毎」の場合は仕入先からの請求書に基づいて消費税を直接入力する必要があります。+−の符号入力可。
商品コード
:商品コードを半角13桁以内で入力します。 その際に商品台帳に未登録の商品を新しく登録することも可能です。
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
商品名
:商品コードの入力により商品名は自動表示されますが、商品名を変更することも可能です。 商品名は全角18(半角36)文字以内で入力します。
荷姿
:商品コードの入力により商品の荷姿が自動表示されます。
税区分
:消費税区分(外税,内税,非課税)を選択します。商品台帳の税区分が「外税」の商品は、 仕入先台帳の税区分によって以下のように処理します。
仕入先台帳の税区分が「
外税
」の場合:変化なし。
仕入先台帳の税区分が「
内税
」の場合: 当データの税区分を内税にし税込単価を計算し、それを仕入単価の初期値とします。
仕入先台帳の税区分が「
非課税
」の場合:当データの税区分を非課税にし、課税対象から除外します。
なお、取引区分が21(消費税)の場合は、税区分は非課税に固定です。
備考
:明細毎の備考を全角6(半角12)文字以内で入力します。
数量
:数量を整数部6桁、小数部2桁以内で入力します。 取引区分が12(仕入値引)、21(消費税)の場合はマイナス入力も可能です
単価
:単価を0〜999999.99(整数部6桁、小数部2桁)の範囲で入力します。
金額
:金額を0〜99999999の範囲で入力します。 取引区分が12(仕入値引)、21(消費税)の場合はマイナス入力も可能です。 なお、数量×単価の値がこの金額の最大値をオーバーする場合は、入力不可のメッセージが表示されます。
在庫調整用データ
単価・金額が共にゼロで数量のみのデータは在庫調整用のデータと見なします。
単価の自動逆算
数量×単価で自動計算された金額の値を変更した場合、単価を逆算するかどうかのダイアログを表示します。 ここでYesを選択すると自動的に単価が逆算されます。
軽油引取税
:課税軽油を売り上げた場合、数量に軽油引取税の単価を掛けた軽油税を自動計算し、 軽油引取税の単価と共に表示します。また、軽油引取税を直接入力する事もできます。
軽油引取税を自動計算
課税軽油仕入時の軽油引取税を自動計算するかどうかを選択できます。
[初期設定]−[仕入管理]
軽油(本体・税)計算方式
課税軽油において、軽油本体および軽油引取税の計算を行う際の優先順位を選択できます。
[初期設定]−[基本項目]−[軽油引取税]
消費税率
:取引年月日に基づく適用消費税率(%)を自動表示します。変更も可能です。
消費税
:消費税の計算方法に「明細毎」を選択している場合は、 明細行の消費税欄に当明細の外税消費税を自動表示します。
消費税の表示
注)外税消費税のみ対象
請求毎消費税計算:明細欄は非表示。現金仕入の場合のみ伝票単位の消費税を計算し、合計欄に表示。
伝票毎消費税計算:明細欄は非表示。伝票単位の消費税を計算し、合計欄に表示。
明細毎消費税計算:明細単位の消費税を計算し明細欄に表示。明細単位の消費税を合計したものを合計欄に表示。
伝票合計/外税抜金額
:伝票内の外税抜合計を表示します。
伝票合計/消費税(外税)
:伝票内の外税消費税の合計を表示します。
伝票合計/消費税(内税)
:伝票内の内税消費税の合計を表示します。
伝票合計/軽油引取税
:伝票内の軽油引取税の合計を表示します。
伝票合計/合計
:伝票内の外税抜合計、消費税、軽油引取税の合計を表示します。
端数処理について
・仕入金額計算時の端数処理方法は、
初期設定の仕入関係
の端数処理方法に基づきます。
・消費税計算時の端数処理方法は、
仕入先台帳
の消費税端数処理方法に基づきます。
・軽油引取税の端数処理方法は、
仕入先台帳
の軽油引取税の端数処理方法に基づきます。
7.1.3 仕入データを新しく登録するには
手順1)
次のいずれかの方法で「仕入処理」画面を表示します。
・[仕入管理]メニューの[仕入処理]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[仕入管理]−[仕入処理]をクリックします。
手順2)
入力モードが「更新」モードになっている場合は、次のいずれかの方法で「新規入力」モードにします。
・ツールボタンの[新規入力]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]−[新規入力]をクリックします。
手順3)
仕入伝票の各項目を入力します。 次項目への移動は
Tab
または
Enter
キーにて、また上下の方向キーにて各明細データ間を移動できます。
手順4)
次の新しい伝票を入力するには[新伝票]ボタンをクリックします。 また現在作業中の伝票の前後の伝票に移動するには[移動]ボタンを利用します。
手順5)
入力作業を終了するには、ツールボタンの[処理終了]ボタン、 またはメニューバーの[処理]−[終了]をクリックします。
7.1.3.1 仕入データ入力時に新しい仕入先を登録するには
手順1)
仕入先コード(またはフリガナ)にフォーカスがある状態で
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと、「仕入先選択入力」画面が表示されます。
手順2)
[新規]ボタンをクリックします。
手順3)
仕入先台帳の入力画面が表示されますので、新しい仕入先を入力します。 なお、この場面では既存仕入先の削除および印刷の機能が制限されています。
7.1.3.2 仕入データ入力時に新しい商品を登録するには
手順1)
商品コードにフォーカスがある状態で
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと、「商品選択入力」画面が表示されます。
手順2)
[新規]ボタンをクリックします。
手順3)
商品台帳の入力画面が表示されますので、新しい商品を入力します。 なお、この場面では既存商品の削除および印刷の機能が制限されています。
7.1.3.3 仕入先詳細情報を参照するには
手順1)
「仕入処理」画面内で、仕入先を選択します。
手順2)
[仕入先詳細情報]ボタンをクリックすると入力中の仕入先に関する詳細情報が表示されます。 「仕入先詳細情報」画面では、当仕入先の消費税区分などの情報を参照できます。
7.1.4 登録済の仕入データを確認または更新するには
手順1)
次のいずれかの方法で「仕入処理」画面を表示します。
・[仕入管理]メニューの[仕入処理]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[仕入管理]−[仕入処理]をクリックします。
手順2)
入力モードが「新規入力」モードになっている場合は、次のいずれかの方法で「更新」モードにします。
・ツールボタンの[更新]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]−[更新]をクリックします。
手順3)
「仕入データ検索条件設定」画面が表示されますので、検索の条件(AND条件)を入力します。
手順4)
「仕入データ検索条件設定」画面の[実行]ボタンをクリックします。
手順5)
条件に合う仕入データが存在した場合は、それらのデータ群の先頭伝票が表示されます。
手順6)
必要に応じて仕入伝票の各項目を修正します。 次項目への移動は
Tab
または
Enter
キーにて、また上下の方向キーにて各明細データ間を移動できます。 現在作業中の伝票の前後の伝票に移動するには[移動]ボタンを利用します。もし、さらに検索条件を変更して検索作業を行いたい場合には、ツールボタンの[検索]ボタンをクリックします。
7.1.5 登録済の仕入データを削除するには
手順1)
仕入処理の「新規入力」モードまたは「更新」モードの状態で、削除したい明細行にフォーカスを移動します。 なお、現在の伝票全体を削除したい場合は、明細行でなく上部の「発券SS」〜「摘要」のいずれかの項目にフォーカスを移動します。
手順2)
次のいずれかの方法でデータを削除します。
・ツールボタンの[削除]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[編集]−[削除]をクリックします。
手順3)
削除の確認ダイアログ・ボックスが表示されますので、 当データを削除する場合は[はい]ボタンをクリックします。
手順4)
対象データが削除されます。
7.1.6 仕入データ・チェックリストをプレビューするには
「仕入処理」画面から次のいずれかの方法で仕入データ・チェックリストをプレビューします。
・ツールボタンの[プレビュー]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]−[印刷プレビュー]をクリックします。
仕入処理チェックリストの対象データ
・新規入力モード:現在入力中の全データが対象となります。
・更新モード:指定した条件で検索した全データが対象となります。
なお、仕入データ・チェックリストを印刷プレビューする場合には、あらかじめプリンタおよび用紙の設定内容を確認します。 設定内容を確認するには
・ツールボタンの[ページ設定]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]−[ページ設定]をクリックします。
必要であれば設定内容を変更します。
「印刷プレビュー」画面上の操作方法は、「
第2章 2.6 印刷プレビュー
」を参照して下さい。
7.1.7 仕入データ・チェックリストを印刷するには
「仕入処理」画面から次のいずれかの方法で仕入データ・チェックリストを印刷します。
・ツールボタンの[印刷]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]−[チェックリスト]をクリックします。
仕入処理チェックリストの対象データ
・新規入力モード:現在入力中の全データが対象となります。
・更新モード:指定した条件で検索した全データが対象となります。
なお、仕入データ・チェックリストを印刷する場合には、あらかじめプリンタおよび用紙の設定内容を確認します。 設定内容を確認するには
・ツールボタンの[ページ設定]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]−[ページ設定]をクリックします。
必要であれば設定内容を変更し、プリンタも印刷可の状態になっているか確認します。
7.1 仕入処理
7.2 支払処理
7.3 仕入明細表
7.4 支払一覧表
7.5 仕入先管理表
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