釣り総合情報 in 高知県中西部
上ノ加江磯釣り/志和磯釣り/矢井賀筏/四万十川鮎釣り/新荘川鮎釣り/久礼磯釣り/地磯情報
高知県中西部(中土佐町・須崎市・津野町・檮原町・四万十町)は、
日本最後の清流と言われる四万十川の上流域(四万十川源流点)や
太平洋岸・岩礁地帯を抱える日本有数の自然に恵まれた地域です。
その国内有数の自然環境の中でのアウトドア・スポーツとしての釣り(フィッシング)も盛んで、夏の四万十川や新荘川の鮎釣りや秋〜冬〜春の磯釣り・海釣り・船釣り・イカダ釣りとオール・シーズンで釣りを満喫でき、全国の釣りファンにとって重要な釣りスポットになっています。
このページでは高知県中西部の太平洋岸、特に中土佐町の久礼、上ノ加江、矢井賀および四万十町志和における磯釣り・海釣り・筏(イカダ)釣り・地磯・堤防釣りなどの釣りスポットや釣果情報を掲載しています。また日本最後の清流といわれる四万十川の源流域や上流域における鮎釣り、日本カワウソが最後に確認された清流・新荘川の情報を掲載しています。
高知県内有数の磯釣り場である中土佐町
上ノ加江の磯釣り・磯図詳細情報を掲載しています。
上ノ加江・磯は、高知自動車道の中土佐ICに近く交通の便に恵まれた釣りスポットで、釣り場の数も30以上あり大人数でも十分楽しめます。
岩礁地帯の多い海岸に立地する上ノ加江の磯は、
石鯛などの
底物や釣りファンの人気魚
グレ(
メジナ)をはじめとする
上物共に期待できる名磯が多く存在します。
上ノ加江のA級磯として人気のあるウマノセや黒ハエなど大物の釣果を期待できるハエや北西の風に強い磯が多く、知る人ぞ知る県内有数の釣り場です。
高知県中西部・四万十町志和の磯(
志和の磯・配置図)は、
グレ(
メジナ)・
石鯛・
石垣鯛など
上物・
底物共に良型を狙える名磯(クロハエ、トクスケ、コグロ、ミノコシ、カブリなど)が多くあります。
四万十町志和は常連客の比率が高く、磯釣り・海釣りファンの間では名の知れた釣りスポットです。
この志和の磯は、背後に志和〜小鶴津〜大鶴津〜冠岬につらなる山林・断崖を控え、北西の風に強い磯が多いのが特徴です。上物・底物共に大物・良型の数々の釣果実績があります。
ここ志和では上物釣りの場合、フカセ釣りに限定されており技巧派の釣りファンは存分に磯釣りの醍醐味を味わえます。
鰹の一本釣りで名の知れた中土佐町久礼は、高知県中西部の小さな漁師町ですが、観光資源の豊富な元気な町です。中土佐町久礼の久礼港区域は、漁師町としては全国初の文化的景観にも選定されております(平成23年2月7日選定)。
太平洋・久礼湾の左右の沖に点在する釣り場は良漁場にあり、
上物・
底物共に期待できます。高知自動車道・中土佐ICという交通の便にも恵まれ、県内外からの釣りファンが訪れます。青木崎の沖合に点在する「
黒ハエ・グループ」の【
一番】や【
二番】は、潮通しの良い場所にあり良型の上物・底物の実績が豊富な名磯です。その他、
景勝地として知られる双名島の沖合にある【
丸バエ】や大津崎の【
ドウセン】なども人気の高い磯です。直ぐ近くには
公共の温泉宿として人気のある黒潮本陣もあり、家族連れでゆったりした釣行日程の中での本格的な
海釣り・
磯釣り・
船釣りを楽しまれたい釣りファンには最適な釣り場といえるでしょう。
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YouTube動画で見る黒ハエ群での釣り風景
高知県中西部の海岸や堤防、主に
中土佐町の久礼・上ノ加江・矢井賀周辺で海釣り可能な地磯・堤防・テトラの紹介です。地磯の良さは、自分の都合の良い時間帯で気軽に釣りを楽しめるところでしょうか。また車で近くまで行ける地磯も多く、帰りの時間も渡船のような制限はなく自由度の高い釣行ができます。釣果の方ですが、地磯といっても馬鹿に出来ず、予想外の大物魚に出会うことがありますので、気を抜かずに釣りたいものですね。
地磯・堤防の中には、子供連れで行けるポイントもありますが、危険な場所も多くあり出来る限りライフジャケット
(救命胴衣)を着用し、また潮の満ち干や高波、背面からの波などになどにも十分注意しながら釣りを楽しんで下さい。
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中土佐町周辺の地磯・堤防・テトラ
日本最後の清流と言われる四万十川の上流域(四万十町窪川・中土佐町大野見)や源流域(梼原町・津野町)および新荘川の鮎釣り情報の紹介しています。鮎釣り場の詳細案内図、写真による釣りポイントの紹介、鮎竿漁(友釣り、毛針釣りなど)・鮎網漁・鮎禁漁の各期間、遊漁券販売所、おとり鮎販売所、遊漁の手引き、魚種別の遊漁期間、遊漁料金、アユ漁の漁法別漁期、友釣り専用地区など情報を掲載しています。
新荘川は、日本で最後にニホンカワウソが確認された川として全国的に有名です。流程24.1Kmの2級河川である新荘川は、高知県中西部の町・津野町にある標高1,100mの鶴松森(かくしょうもり)の南東斜面に源を発し、大小24本の支流を集めながら津野町葉山地区を西から東に流れ、さらに須崎市西部を貫流し須崎湾・太平洋に注いでいます。
特に新荘川に限ったことではありませんが、近年河川に隣接する山林の保水力が低下し下流域での渇水が多く見られ、鮎をはじめとする魚類が生息しにくい環境になっているようです。ここ新荘川でも昭和40年代あたりまでは、天然鮎の遡上も沢山観測されたそうですが、最近は放流の鮎に頼らざるを得なくなっています。以下の写真は、最近の新荘川における鮎釣りの風景です。鮎漁は友釣りの他、餌釣り、投網など各種の漁が行われています。