タクシー業務管理システム ハイウェー for Windows ユーザーズ･マニュアル
【 マニュアル目次 】
第３章 初期設定
- 3.1 基本項目の設定
- 3.2 自社情報の設定
- 3.3 売掛管理の設定
- 3.4 輸送実績管理の設定
- 3.5 勤怠管理の設定
- 3.6 給与計算の設定
- 3.7 給与体系の設定
- 3.8 初期設定内容の印刷
- 3.9 パスワードの設定
3.1 基本項目の設定
3.1.1 概要
- 初期設定の中で、システム全般に関わるような基本的な項目について設定します。 消費税に関する設定も、ここで行います。
3.1.2 基本項目の仕様
- １）全般
- 暦区分：当システムで使用する暦区分を、西暦または和暦のいずれかに設定します。デフォルトは西暦です。
- 画面一覧表のフォント(字体)：各種帳票の画面表示の際の文字の種類およびサイズを変更できます。 デフォルトはＭＳ明朝・１０ポイントです。
- 画面一覧表の行の色：各種帳票の画面表示における背景の行の色を変更できます。 デフォルトは奇数行が白、偶数行が灰色です。それぞれの行の色の変更は、 [奇数行色設定(O)]または[偶数行色設定(E)]ボタンをクリックして行います。
- 数値入力方法：キーボード右側の「テンキー」を使用して数値入力を行う場合にチェックを入れます。 チェックを入れるとNumLockが常にONになり数値入力モードを維持できる為、 誤操作等によりNumLockがOFFとなり数値が入力できなくなる状態を回避できます。
- 基本的にデスクトップパソコンはチェック有り、ノートパソコンはチェック無しの設定となります。 初期値はインストール時にデスクトップパソコンかノートパソコンか選択した時に設定されます。
- バックアップ：終了時に自動でバックアップを取る場合にチェックを入れ、バックアップ先フォルダを指定します。
- バックアップ先は、デフォルト（無指定時）でシステムをインストールしたディレクトリとなります。
- バックアップ先ディレクトリ内のBackup1〜7フォルダに、各曜日毎のデータのバックアップが保存されます。
- 日曜日のデータのバックアップは、Backup１フォルダに保存されます。
- 月曜日のデータのバックアップは、Backup２フォルダに保存されます。
- 火曜日のデータのバックアップは、Backup３フォルダに保存されます。
- 水曜日のデータのバックアップは、Backup４フォルダに保存されます。
- 木曜日のデータのバックアップは、Backup５フォルダに保存されます。
- 金曜日のデータのバックアップは、Backup６フォルダに保存されます。
- 土曜日のデータのバックアップは、Backup７フォルダに保存されます。
- ログファイル：未収データや営業データに関し、データを追加したり変更した場合の履歴（ログ）をファイル保存するかどうかの選択です。 ログファイルを保存する場合は、チェックを入れます。何らかの原因でシステムにトラブルが発生した場合、ログファイルがあれば早期の原因究明に役立つ事があります。
- ２）消費税
- 消費税の計算方法：消費税の計算方法を“税額直接入力”、“税回数×税単価”、“税込売上×税率／(100＋税率)” の３つの中から選択します。
- 税単価：「消費税＝税回数×税単価」で計算するための税単価を 0〜999.99 の数値で入力します。
- 適用開始日：消費税率の適用開始日を「年/月/日」の形式で入力またはリストの中から選択します。
- 税率：消費税率を 0〜99.99 ％の数値で入力します。
- 消費税の端数処理：消費税の端数処理の方法を、四捨五入・切り捨て・切り上げの３つの中から選択します。 この端数処理は、消費税額を直接入力する場合は関係ありません。
- 消費税端数処理の数値の丸め：消費税の端数処理を行う際の、数値の丸めの単位をリスト（1円単位、10円単位）から選択します。
- ※１）この数値の丸めは、輸送実績の日報入力時に使用するもので、売掛管理の請求書等には関係ありません。
- ※２）この数値の丸めは、消費税額を直接入力する場合は関係ありません。
消費税の適用開始日および税率の削除について- 登録済みの消費税パターン（適用開始日および税率）を削除したい場合は、該当する適用開始日の税率を０ （ゼロ）にして登録して下さい。
- ３）車種
- 車種設定：“小型”、“中型”、“大型”、“特大”などの車種の名称を全角４文字（半角８文字）で設定します。最大 で１０種類まで登録可能です。
- ４）従業員(乗務員)振替
- 振替用従業員(乗務員)：退職などの理由で特定の従業員(乗務員)を台帳から削除する必要が生じ、かつ当従業員 (乗務員)の関わった未収金データや営業データが既に存在するような場合に、この従業員(乗務員)振替処理 を利用すると各明細データを残したままで当従業員(乗務員)を削除できます。
- 振替用の従業員(乗務員)のコード(ANK７文字以内)と名称(全角10文字[半角20文字])を指定します。なお、振替用の従業員(乗務員)コー ドは従業員(乗務員)台帳に未登録のコードを設定してください。
- 輸送実績の乗員別帳票に振替用従業員(乗務員)を表示しない：輸送実績管理の乗務員別各帳票に、振替用従業員 (乗務員)のデータを出力しない場合にチェックを入れます。
- ５）その他
- 印字行補正：印刷開始行の補正値を-9〜+9の範囲で入力します。
- 例）-1の場合、印字行を1行上方向にずらします。
- 起動時の表示画面：ハイウェー for Windowsが起動する際の初期画面を設定できます。使用頻度の高い画面を設 定しておくと便利です。
3.1.3 基本項目の設定手順
- 手順１）次のいずれかの方法で「基本項目 設定」画面を表示します。
- ・[初期設定]メニューの[基本項目]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[初期設定]−[基本項目]をクリックします。
- 手順２）「暦区分」、「画面一覧表のフォント」、「画面一覧表の行の色」、「数値入力方法」、「バックアップ」、「ログファイル」の各々について設定します。
- 手順３）タブの[消費税]ラベルをクリックすると、消費税の設定に関する画面になります。
- 手順４）「消費税の計算方法」、「消費税の端数処理」、「消費税端数処理の数値の丸め」の各々について設定します。
- 手順５）タブ［車種］ラベルをクリックすると、車種の設定に関する画面になります。
- 手順６）「車種名」を入力します。
- 手順７）タブ［従業員(乗務員)振替］ラベルをクリックすると、従業員(乗務員)振替設定に関する画面になります。
- 手順８）「振替用従業員(乗務員)コード」、「振替用従業員(乗務員)名称」、「輸送実績の乗務員別帳票に振替用従業員(乗務員)を表示しない」の各々について設定します。
- 手順９）タブ［その他］ラベルをクリックすると、その他設定に関する画面になります。
- 手順10）「印字行補正」、「起動時の表示画面」の各々について設定します。
- 手順11）[登録]ボタンをクリックし、設定した内容を登録します。
- 3.1 基本項目の設定
- 3.2 自社情報の設定
- 3.3 売掛管理の設定
- 3.4 輸送実績管理の設定
- 3.5 勤怠管理の設定
- 3.6 給与計算の設定
- 3.7 給与体系の設定
- 3.8 初期設定内容の印刷
- 3.9 パスワードの設定
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