ガソリンスタンド仕入・販売・在庫管理システム SSS for Windows ユーザーズ・マニュアル
第3章 初期設定
3.5 在庫管理の設定
3.5.1 概要
- 初期設定の中で、在庫管理に関する項目について設定します。
3.5.2 在庫管理 設定の仕様
- 1)全般
- 棚卸資産の評価:棚卸資産の評価方法を次の3つの方法から選択します。
- @最終仕入原価法
- 対象期間内の最終仕入年月日の仕入単価をもって棚卸商品額を計算する方法です。
- [在庫金額]=[在庫数量]×[最終仕入単価]
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- A総平均法
- 対象期間内の仕入総額を仕入総数量で割って、棚卸商品額を計算する方法です。
- [総平均単価]=[期間中の仕入総額]÷[期間中の仕入総数量]
- [在庫金額]=[在庫数量]×[総平均単価]
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- B移動平均法
- 単価の異なる商品を仕入れる度に、その仕入金額と直前の在庫品価額を合計したものを
仕入れ後の総数量で割って平均単価を算出し、この値を棚卸商品額計算する際の単価とする方法です。
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- C先入先出法
- 先に仕入れた商品から先に販売されたものとし、
棚卸商品額はより最近仕入れた商品から順に残っているものとして計算する方法です。
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第9章 在庫管理 9.3 商品在庫一覧表「棚卸資産の評価方法」
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- 2)在庫調整用仕入先
- 在庫調整用仕入先:在庫調整用の仕入先を営業所別に登録します。
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- 3)在庫調整用得意先
- 在庫調整用得意先:在庫調整用の得意先を営業所別に登録します。
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- 4)特定商品単位変換
- 特定商品単位変換:仕入と売上で単位が異なる商品について、在庫数量を算出するために仕入時の単位にあわせる比率を設定します。
- 例)ある商品を仕入時1Kgで、販売時2gで行う場合、変換比率は、1Kg÷2g=0.5Kg/gとなります。
3.5.3 在庫管理の設定手順
- 手順1)次のいずれかの方法で「在庫管理 設定」画面を表示します。
- ・[初期設定]メニューの[在庫管理]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[初期設定]−[在庫管理]をクリックします。
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- 手順2)棚卸資産の評価方法を選択します。
- 手順3)タブの[在庫調整用仕入先]ラベルをクリックし、在庫調整用仕入先の設定に関する画面を表示します。
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- 手順4)在庫調整用仕入先コードを登録します。
- 手順5)タブ[在庫調整用得意先]ラベルをクリックし、在庫調整用得意先の設定に関する画面を表示します。
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- 手順6)在庫調整用得意先コードを登録します。
- 手順7)タブ[特定商品単位変換]ラベルをクリックし、特定商品単位変換の設定に関する画面を表示します。
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- 手順8)商品コードの範囲とそれらの商品の変換比率を登録します。
- 手順9)[登録]ボタンをクリックします。