ガソリンスタンド仕入・販売・在庫管理システム SSS for Windows ユーザーズ・マニュアル
第10章 POS対応版
- POS対応版では、POSシステムで取り込んだ売上や仕入等のデータを
ファイル渡しまたは通信(電話回線・ISDN回線・LAN・インターネット)にて
パソコンに渡し、請求書をはじめとする各種管理資料を作成します。
10.3 POSデータ変換/ファイル渡し
10.3.1 POSデータ変換/ファイル渡しの概要
- POSデータ変換/ファイル渡しでは、POSデータがセットされたUSBメモリやFD(フロッピー・ディスク)を介して、
POSデータをSSS for Windowsのデータ・ベースに変換します。
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- POSデータの変換に際して、次の4つの帳票を印刷可能です。
- 1)POSデータ・チェックリスト
- 正常に変換できたPOSデータの一覧表です。
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- 2)変換不可データリスト
- 何らかの理由で正常に変換できなかったPOSデータの一覧表です。
- 主な変換不可理由
- 【コード】 【変換不可理由】
- 1 POS側の取消データ(−側)
- 2 POS側の取消データ(+側)
- 3 POS側の取消データで相手なし
- 10 POS/PC商品コード対応表に存在しない商品コード
- 11 POS/PC得意先コード対応表に存在しない得意先コード
- 12 POS/PC仕入先コード対応表に存在しない仕入先コード
- 13 発券SSコードが存在しない
- 14 給油SSコードが存在しない
- 15 POS側の取消区分が異常
- 16 POS側の取引年月日が異常
- 17 POS側の手形期日が異常
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- 3)商品別売上報告書
- 正常に変換できたPOSデータに関する商品別売上報告書です。
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- 4)売上・入金内訳報告書
- 正常に変換できたPOSデータに関する売上・入金内訳報告書です。
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- POSデータ変換/ファイル渡しを実行する前に、以下の内容を設定しておいて下さい。
- 設定1)メニューバーの[台帳管理]−[営業所台帳]のSSコードに、変換の対象となるPOSの存在する営業所のSSコードを設定します。
※旧ゼネラル仕様の場合は、特約店コード+SSコード(3桁)をSSコードに入力します。
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- 設定2)[POS初期設定]の中の関連項目を設定します。
- 設定3)[POS/PCコード対応表]の商品・得意先・仕入先の各対応表を設定します。
10.3.2 POSデータ変換/ファイル渡しに関する仕様
- ファイル名:POSデータのファイル・パス(ドライブ・ディレクトリ・ファイル名)を入力します。
- ファイル参照:コモンダイアログ・ボックスにてPOSデータファイルを指定します。
- 変換不可データ・リスト:何らかの理由により変換できなかったPOSデータ・リスト。印刷する、しないを選択可能。
- 変換済みデータ・リスト:正常に変換できたPOSデータ・リスト。印刷する、しないを選択可能。
- 商品別売上報告書:正常に変換できたPOSデータに関する商品別売上報告書。印刷する、しないを選択可能。
- 売上・入金内訳報告書:正常に変換できたPOSデータに関する売上・入金内訳報告書。印刷する、しないを選択可能。
- 変換対象データの選択:複数の日付をもつPOSデータを変換する場合に、変換する日付を選択できます。
10.3.3 POSデータ変換の手順
- 手順1)次のいずれかの方法で「POSデータ変換指示」画面を表示します。
- ・[POS]メニューの[POSデータ変換/ファイル渡し]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[オプション]-[POS]−[POSデータ変換/ファイル渡し]をクリックします。
- 手順2)ファイル・パス(ドライブ・ディレクトリ・ファイル名)を入力あるいはファイル参照にてファイルを指定します。
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- 手順3)[実行]ボタンをクリックすると、POSデータの読み込み作業が始まります。
それらの作業が完了すると、図のような変換対象データの選択画面が表示されます。
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- 手順4)変換不可データ・リストの出力の有無を選択します。
- 手順5)変換済みデータ・リストの出力の有無を選択します。
- 手順6)商品別売上報告書の出力の有無を選択します。
- 手順7)売上入金内訳報告書の出力の有無を選択します。
- 手順8)変換対象データを選択します。
- 手順9)[実行]ボタンをクリックすると、最終段階のPOSデータ変換作業が始まります。