ガソリンスタンド仕入・販売・在庫管理システム SSS for Windows ユーザーズ・マニュアル
第14章 口座振替対応版
- 口座振替対応版では、得意先毎の売掛債権を各々の銀行口座(または郵便局口座)から
自社の指定口座に自動的に振り替える事により代金回収を行うシステムです。
- 口座振替を行う得意先については、それぞれの得意先台帳に取引銀行や口座番号など必要な情報を登録しておき、
毎月請求書発行後に金融機関に提出するための口座振替依頼書を作成できます。
- さらに、取引銀行や郵便局に提出するための口座振替を記録したファイルを作成し、
返却される口座振替結果データを記録したファイルを取り込むことが可能です。
- この場合のファイルの仕様は、次の2つの仕様に対応しています。
- 1)全銀協統一仕様 口座振替請求(全銀協制定フォーマット)
- 2)ゆうちょ銀行 自動払込媒体仕様(インターネット伝送全銀形式)
- また、銀行などから返送されてくるファイル(振替結果がセットされている)を
自社のパソコンに読み込むことにより、入金処理を行うことができます。
14.1 口座振替初期設定
14.1.1 概要
- ゆうちょ銀行の契約種別コードを指定し、口座振替データのレコード仕様を選択します。
- ゆうちょ銀行自動払込媒体仕様の場合、初回振替依頼時のみ、「氏名照合テストファイル」を作成し提出する必要があります。
14.1.2 口座振替初期設定の仕様
- 契約種別コード:郵便局の契約種別コードをANK2文字以内で入力します。
- 金融機関コード:郵便局の金融機関コード「9900」を自動表示します。
- レコード仕様:口座振替データのレコード仕様を以下の3つから選択します。
- 1)郵政省貯金局仕様
- 2)全銀協統一仕様(振替結果データ:エラーのみ)
- 3)全銀協統一仕様(振替結果データ:全データ)
- 氏名照合テストファイル作成:ゆうちょ銀行自動払込媒体仕様の場合、
初回振替依頼時のみ、「氏名照合テストファイル」を作成し提出する必要があります。
- 氏名照合テストファイルとは?
- ゆうちょ銀行への振替依頼に際し、自社の引落の請求データとゆうちょ銀行に登録済み原簿の口座名義人カナ氏名の照合を
行う為のテストファイルです。
- 自社口座:ゆうちょ銀行における自社の口座です。
- 出力先:「氏名照合テストファイル」の出力先を、FD(フロッピーディスク)またはフォルダのいずれか選択します。
- 出力FD情報:出力先にFD(フロッピーディスク)を選択した場合は、FDドライブ、FDタイプ、
ファイル名を指定します。
- 出力先パス(ドライブ・ディレクトリ・ファイル名)の指定:出力先にフォルダを選択した場合は、
出力先のフォルダおよびファイル名を指定します。
- 出力オプション:以下の出力オプションを指定します。
- 作成枚数:出力先がFDの場合、FDの作成枚数を指定します。
- 出力前にFDを初期化する:出力先がFDの場合、出力前にFDを初期化する時はチェックを入れます。
- 確認リストを印刷する:確認リストを印刷する場合、チェックを入れます。
14.1.3 口座振替初期設定の設定手順
- 手順1)次のいずれかの方法で「口座振替初期設定」画面を表示します。
- ・[口座振替]メニューの[口座振替初期設定]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[オプション]-[口座振替]-[口座振替初期設定]をクリックします。
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- 手順2)契約種別コードを設定します。
- 手順3)ゆうちょ銀行に対する金融機関コード(9900)を自動表示します。
- 手順4)「レコード仕様」を選択します。
- 手順5)「氏名照合テストファイル」を作成する場合は、[氏名照合テストファイル作成]ボタンを押します。
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- 手順6)「氏名照合テストファイル」を作成する場合は、各項目を入力しテストファイルを作成します。
- 手順7)[登録]ボタンを押します。