アオバセセリ
出現期:5〜9月【セセリチョウ科】アオバセセリの翅の色は緑青色で、国内のセセリチョウの仲間では唯一青色の翅を持つ。後翅の端に橙黄色の部分がある。
アサギマダラ(浅葱斑)
出現期:5〜10月【タテハチョウ科】アサギマダラは長距離を移動できる為、翅に捕獲場所・年月日・などを記入して放蝶。再び捕獲された場所や日時によって移動距離を調べる。 直線距離で1,500km以上移動した個体もいる。
ベニシジミ(紅小灰蝶)
出現期:春〜秋【シジミチョウ科】ベニシジミは日当たりの良い場所でよく見られる。人間によって荒廃した土地でよく繁殖する。春型は赤橙色部分が鮮やかで、夏型は黒褐色部分が太くなる。
ヒカゲチョウ(日陰蝶)
出現期:5〜6月,8〜10月【タテハチョウ科】日本固有種で年2回出現。本州・四国のほぼ全域に分布するが、東北・九州では一部の地域に限定。クロヒカゲに似るが薄茶色で後翅の蛇の目模様で区別する。
イチモンジチョウ(一文字蝶)
出現期:6〜10月【タテハチョウ科】イチモンジチョウという名前の通り、翅に綺麗な白紋のラインがある。よく似たアサマイチモンジとは、前翅の中央に白紋があるかどうかで区別。幼虫の食草はスイカズラなど。
カラスアゲハ(烏揚羽)
出現期:4〜9月【アゲハチョウ科】翅の表面が青色や緑色に輝いて大変美しい蝶。カラスアゲハの雄は前翅のビロード状の毛、雌は後翅の赤い斑点が大きい事が特徴。
キタキチョウ(北黄蝶)
出現期:ほぼ一年中【シロチョウ科】キチョウは世界中に分布し多様な亜種がある。南西諸島に分布するものを「キチョウ」、本州〜南西諸島に分布するものを「キタキチョウ」と呼ぶ。外見だけでは識別が困難。
キタキチョウ(北黄蝶)
出現期:ほぼ一年中【シロチョウ科】キチョウは世界中に分布し多様な亜種がある。南西諸島に分布するものを「キチョウ」、本州〜南西諸島に分布するものを「キタキチョウ」と呼ぶ。外見だけでは識別が困難。
キタテハ(黄立羽)
出現期:春と秋【タテハチョウ科】キタテハは花や樹液、腐った果実の汁などを好む。シータテハに似ているが、翅の縁の凹凸がくっきりして先端が丸いことなどから区別。翅の裏は枯葉にまぎれる保護色になる。
クロアゲハ(黒揚羽)
出現期:3〜10月【アゲハチョウ科】クロアゲハは縁起の悪い蝶とされることもある。ミカン科の葉を好む暖地系で、庭先や公園でよく見られる。春型は夏型よりも小型で、色もより濃い黒色をしている。
クロコノマチョウ(黒木間蝶)
出現期:夏〜秋【タテハチョウ科】擬態がうまく木の幹や葉の上にとまると見分けがつかない。夏型と秋型があり夏型は翅の突起が少なく秋型の方が木の葉により近い。幼虫の食草はススキ・・ジュズダマ・ヨシ。
ミヤマカラスアゲハ(深山烏揚羽)
出現期:春型は4〜5月、夏型は6〜7月【アゲハチョウ科】蛹で越冬する。春型は翅の色が派手で小さい。カラスアゲハに酷似していて後翅裏面にある白いラインで見分けが可能だが、このラインが消失していて区別しにくいものもある。
モンキアゲハ(紋黄揚羽)
出現期:5〜9月【アゲハチョウ科】モンキアゲハは後翅に大型の黄白斑が見られるのが特徴。日本ではオオゴマダラやナガサキアゲハと並ぶ最大級の蝶。西日本に分布し、幼虫はユズや橘の葉っぱを食用とする。
モンシロチョウ(紋白蝶)
出現期:3〜10月【シロチョウ科】日本全国に分布している。真っ白い翅に黒紋が一つの大変シンプルな蝶。翅の付け根が黄色いのも特徴。幼虫の食草はアブラナ科植物で、畑などを飛んでいる成虫をよく見る。
モンシロチョウ(紋白蝶)
出現期:3〜10月【シロチョウ科】日本全国に分布している。真っ白い翅に黒紋が一つの大変シンプルな蝶。翅の付け根が黄色いのも特徴。幼虫の食草はアブラナ科植物で、畑などを飛んでいる成虫をよく見る。
ムラサキシジミ(紫小灰蝶)
出現期:6〜3月【シジミチョウ科】成虫で越冬し、青紫色のさす美しい翅が特徴。ムラサキツバメに酷似しているが、本種には後翅に突起(尾状突起)がない。幼虫の食草はアラガシなどのブナ科常緑樹。
ナミアゲハ(並揚羽)
花期:4〜5月【アゲハチョウ科】アゲハチョウと呼ばれており、日本の家紋にもよく使われた。キアゲハはナミアゲハより前翅のつけ根が黒ずんでいて名前どおり黄色みが強いので区別できる。
ナミアゲハ(並揚羽)
出現期:3〜10月【アゲハチョウ科】アゲハチョウと呼ばれており、日本の家紋にもよく使われた。キアゲハはナミアゲハより前翅のつけ根が黒ずんでいて名前どおり黄色みが強いので区別できる。
サツマシジミ(薩摩小灰蝶)
出現期:4〜11月【シジミチョウ科】サツマシジミは、ルリシジミの近似種で一回り大型。 翅の裏の色は、純白色〜明灰色の地に黒斑を散らし、裏・後翅の亜外縁部の弧月状斑がない。
スジグロシロチョウ(筋黒白蝶)
出現期:春〜夏【シロチョウ科】スジグロシロチョウは、翅脈と呼ばれる部分の周りの鱗粉が黒いのが特徴。春型と夏型がある。幼虫の食草はイヌガラシなどのアブラナ帰化植物。
スジグロシロチョウ(筋黒白蝶)
出現期:春〜夏【シロチョウ科】スジグロシロチョウは、翅脈と呼ばれる部分の周りの鱗粉が黒いのが特徴。春型と夏型がある。幼虫の食草はイヌガラシなどのアブラナ帰化植物。
ツバメシジミ(燕小灰蝶)
出現期:3〜10月【シジミチョウ科】名前の通りツバメのような尾(尾状突起)を持つ。翅の表面はオスが青色、メスが黒色もしくは灰色。稀に青色のメスも。幼虫の食草はカラスノエンドウなどのマメ科。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)
出現期:4〜11月【タテハチョウ科】ツマグロヒョウモンの♀は毒を持つ蝶・カバマダラに擬態して身を守る(ベイツ型擬態)。♂は色合いが地味で、カバマダラにも擬態しない。幼虫はスミレ類を食草とする。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)
出現期:4〜11月【タテハチョウ科】ツマグロヒョウモンの♀は毒を持つ蝶・カバマダラに擬態して身を守る(ベイツ型擬態)。♂は色合いが地味で、カバマダラにも擬態しない。幼虫はスミレ類を食草とする。
ツマグロキチョウ(褄黒黄蝶)
出現期:ほぼ一年中【シロチョウ科】黄色い夏型と枯葉色に近い秋型がいる。食草であるカワラケツメイが河川開発などで減ってしまい、地域によってはツマグロキチョウを絶滅危惧種U類に指定。
ウラナミシジミ(裏波小灰)
出現期:温暖地域では一年中【シジミチョウ科】ウラナミシジミは移動性が高い蝶で、春〜秋にかけて温帯域に移動するが冬には寒さで死滅。西日本の温暖地域では1年中見られるが、東日本では夏〜秋にかけて多く見られる。
ヤマトシジミ(大和小灰蝶)
出現期:春〜秋【シジミチョウ科】
ヤマトシジミは1〜2cm程の小さな蝶で、オスは翅の表面が薄い藍色、メスは黒色。幼虫はどこでも自生出来るカタバミを食べるため、都会や山中など様々な場所で見られる。
アオスジアゲハ(青条揚羽)
出現期:5〜10月【アゲハチョウ科】翅は黒地に中央に青色の帯が上から下に貫く。翅の青色は、鱗粉の色ではなく翅膜の色彩。羽化直後は緑黄色だが、太陽の光を浴びるとよりきれいな青色へと変色していく。
ベニシジミ(紅小灰蝶)
出現期:春〜秋【シジミチョウ科】ベニシジミは日当たりの良い場所でよく見られる。人間によって荒廃した土地でよく繁殖する。春型は赤橙色部分が鮮やかで、夏型は黒褐色部分が太くなる。
ベニシジミ(紅小灰蝶)
出現期:春〜秋【シジミチョウ科】ベニシジミは日当たりの良い場所でよく見られる。人間によって荒廃した土地でよく繁殖する。春型は赤橙色部分が鮮やかで、夏型は黒褐色部分が太くなる。
ヒメジャノメ(姫蛇目)
出現期:6〜10月【タテハチョウ科】ヒメジャノメの幼虫の食草は、ススキなどの単子葉イネ科植物。成虫は腐果などに集まる傾向があり、花に留まることはほとんどないとの事。
イチモンジセセリ
出現期:6〜10月【セセリチョウ科】茶色一色の全身で、後翅裏の銀紋が一文字状に並んでいるためイチモンジセセリの名前が。幼虫の食草はイネ・ススキなど。子供の頃、本種を生き餌にトンボを釣った記憶が。
キマダラセセリ
出現期:6月,8〜9月【セセリチョウ科】河川敷や雑木林周辺など日当たりの良い草原に生息する。幼虫はイネ科に属する各種植物を食べる。幼虫で越冬。平地では年2回発生するが、山地では年1回で7月に多い。
キタキチョウ(北黄蝶)
出現期:ほぼ一年中【シロチョウ科】キチョウは世界中に分布し多様な亜種がある。南西諸島に分布するものを「キチョウ」、本州〜南西諸島に分布するものを「キタキチョウ」と呼ぶ。外見だけでは識別が困難。
キタテハ(黄立羽)
出現期:春と秋【タテハチョウ科】キタテハは花や樹液、腐った果実の汁などを好む。シータテハに似ているが、翅の縁の凹凸がくっきりして先端が丸いことなどから区別。翅の裏は枯葉にまぎれる保護色になる。
キタテハ(黄立羽)
出現期:春と秋【タテハチョウ科】キタテハは花や樹液、腐った果実の汁などを好む。シータテハに似ているが、翅の縁の凹凸がくっきりして先端が丸いことなどから区別。翅の裏は枯葉にまぎれる保護色になる。
クロアゲハ(黒揚羽)
出現期:3〜10月【アゲハチョウ科】クロアゲハは縁起の悪い蝶とされることもある。ミカン科の葉を好む暖地系で、庭先や公園でよく見られる。春型は夏型よりも小型で、色もより濃い黒色をしている。
クロセセリ
出現期:5〜9月【セセリチョウ科】クロセセリは九州・中国・四国の暖かい地方に生息する。こげ茶色の翅に白い斑点が特徴。素早く飛び回るため黒い弾丸と呼ばれる事もある。幼虫の食草はミョウガの葉など。
モンキアゲハ(紋黄揚羽)
出現期:5〜9月【アゲハチョウ科】モンキアゲハは後翅に大型の黄白斑が見られるのが特徴。日本ではオオゴマダラやナガサキアゲハと並ぶ最大級の蝶。西日本に分布し、幼虫はユズや橘の葉っぱを食用とする。
モンキアゲハ(紋黄揚羽)
出現期:5〜9月【アゲハチョウ科】モンキアゲハは後翅に大型の黄白斑が見られるのが特徴。日本ではオオゴマダラやナガサキアゲハと並ぶ最大級の蝶。西日本に分布し、幼虫はユズや橘の葉っぱを食用とする。
モンシロチョウ(紋白蝶)
出現期:3〜10月【シロチョウ科】日本全国に分布している。真っ白い翅に黒紋が一つの大変シンプルな蝶。翅の付け根が黄色いのも特徴。幼虫の食草はアブラナ科植物で、畑などを飛んでいる成虫をよく見る。
モンシロチョウ(紋白蝶)
出現期:3〜10月【シロチョウ科】日本全国に分布している。真っ白い翅に黒紋が一つの大変シンプルな蝶。翅の付け根が黄色いのも特徴。幼虫の食草はアブラナ科植物で、畑などを飛んでいる成虫をよく見る。
ムラサキシジミ(紫小灰蝶)
出現期:6〜3月【シジミチョウ科】成虫で越冬し、青紫色のさす美しい翅が特徴。ムラサキツバメに酷似しているが、本種には後翅に突起(尾状突起)がない。幼虫の食草はアラガシなどのブナ科常緑樹。
ナミアゲハ(並揚羽)
出現期:3〜10月【アゲハチョウ科】アゲハチョウと呼ばれており、日本の家紋にもよく使われた。キアゲハはナミアゲハより前翅のつけ根が黒ずんでいて名前どおり黄色みが強いので区別できる。
ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)
出現期:3〜11月【シジミチョウ科】ルリシジミの翅は、♂は表面が明るい青色、♀はふちが広い黒色が特徴。裏は白地に黒色の斑点がある。地面で吸水したり花の蜜を吸う姿がよく見られる。
ルリタテハ(瑠璃立羽)
出現期:6〜10月【タテハチョウ科】黒い翅に鮮やかな瑠璃色の帯が走っているのが特徴。翅は裏側が枯葉状になり、閉じている事が多い。
幼虫の食草はユリ科やサルトリイバラ科。成虫で越冬する。
スジグロシロチョウ(筋黒白蝶)
出現期:春〜夏【シロチョウ科】スジグロシロチョウは、翅脈と呼ばれる部分の周りの鱗粉が黒いのが特徴。春型と夏型がある。幼虫の食草はイヌガラシなどのアブラナ帰化植物。
スミナガシ(墨流し)
出現期:5〜8月【タテハチョウ科】スミナガシの翅は光に当たると綺麗な青緑に光る。地域によっては絶滅危惧種に指定されている。幼虫は頭部に長い角(突起)を持ち、大変ユニークな姿をしてる。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)
出現期:4〜11月【タテハチョウ科】
ツマグロヒョウモンの♀は毒を持つ蝶・カバマダラに擬態して身を守る(ベイツ型擬態)。♂は色合いが地味で、カバマダラにも擬態しない。幼虫はスミレ類を食草とする。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)
出現期:4〜11月【タテハチョウ科】
ツマグロヒョウモンの♀は毒を持つ蝶・カバマダラに擬態して身を守る(ベイツ型擬態)。♂は色合いが地味で、カバマダラにも擬態しない。幼虫はスミレ類を食草とする。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)
出現期:4〜11月【タテハチョウ科】
ツマグロヒョウモンの♀は毒を持つ蝶・カバマダラに擬態して身を守る(ベイツ型擬態)。♂は色合いが地味で、カバマダラにも擬態しない。幼虫はスミレ類を食草とする。
ツマグロキチョウ(褄黒黄蝶)
出現期:ほぼ一年中【シロチョウ科】黄色い夏型と枯葉色に近い秋型がいる。食草であるカワラケツメイが河川開発などで減ってしまい、地域によってはツマグロキチョウを絶滅危惧種U類に指定。
ウラナミシジミ(裏波小灰)
出現期:温暖地域では一年中【シジミチョウ科】
ウラナミシジミは移動性が高い蝶で、春〜秋にかけて温帯域に移動するが冬には寒さで死滅。西日本の温暖地域では1年中見られるが、東日本では夏〜秋にかけて多く見られる。
ヤマトシジミ(大和小灰蝶)
出現期:春〜秋【シジミチョウ科】ヤマトシジミは1〜2cm程の小さな蝶で、オスは翅の表面が薄い藍色、メスは黒色。幼虫はどこでも自生出来るカタバミを食べるため、都会や山中など様々な場所で見られる。
アオスジアゲハ(青条揚羽)
出現期:5〜10月【アゲハチョウ科】翅は黒地に中央に青色の帯が上から下に貫く。翅の青色は、鱗粉の色ではなく翅膜の色彩。羽化直後は緑黄色だが、太陽の光を浴びるとよりきれいな青色へと変色していく。
ベニシジミ(紅小灰蝶)
出現期:春〜秋【シジミチョウ科】ベニシジミは日当たりの良い場所でよく見られる。人間によって荒廃した土地でよく繁殖する。春型は赤橙色部分が鮮やかで、夏型は黒褐色部分が太くなる。
ゴイシシジミ(碁石小灰蝶)
出現期:5〜10月【シジミチョウ科】翅の表面は黒く裏面は白地に黒い碁石状の斑点がある。日本では北海道から九州にかけて分布し、山地から平地の林などでよく見られる。とても小さく前翅長約1.4cmほど。
ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)
出現期:春〜秋【タテハチョウ科】
特徴的な模様である蛇の目紋は個体差があるが、ほとんどは左右に5つずつ存在。ヒメウラナミジャノメは絶滅危惧種のウラナミジャノメに似ている。
イシガケチョウ(石崖蝶)
出現期:5〜10月【タテハチョウ科】別名イシガキチョウ。羽に走った黒筋が地図のように見える為、台湾では地図蝶と呼ぶ。石や木の葉の模様と一緒になって見分けにくい。幼虫の食草はイヌビワ・イチジクなど。
キタキチョウ(北黄蝶)
出現期:ほぼ一年中【シロチョウ科】キチョウは世界中に分布し多様な亜種がある。南西諸島に分布するものを「キチョウ」、本州〜南西諸島に分布するものを「キタキチョウ」と呼ぶ。外見だけでは識別が困難。
キタキチョウ(北黄蝶)
出現期:ほぼ一年中【シロチョウ科】キチョウは世界中に分布し多様な亜種がある。南西諸島に分布するものを「キチョウ」、本州〜南西諸島に分布するものを「キタキチョウ」と呼ぶ。外見だけでは識別が困難。
キタテハ(黄立羽)
出現期:春と秋【タテハチョウ科】キタテハは花や樹液、腐った果実の汁などを好む。シータテハに似ているが、翅の縁の凹凸がくっきりして先端が丸いことなどから区別。翅の裏は枯葉にまぎれる保護色になる。
コジャノメ(小蛇目)
出現期:5〜9月【タテハチョウ科】コジャノメはヒメジャノメに似るが翅裏の地色が濃く、後翅裏面に眼状紋が 7つ比較的はっきり表れる。ただし地域や季節により個体差あり。幼虫の食草は竹・笹類やススキなど。
クロコノマチョウ(黒木間蝶)
出現期:夏〜秋【タテハチョウ科】
擬態がうまく木の幹や葉の上にとまると見分けがつかない。夏型と秋型があり夏型は翅の突起が少なく秋型の方が木の葉により近い。幼虫の食草はススキ・・ジュズダマ・ヨシ。
メスグロヒョウモン(雌黒豹紋)
出現期:6〜10月【タテハチョウ科】雄と雌が性別以外ではっきりと区別出来る現象「性的二形」の代表的な蝶。オスはオレンジ色が基調で、メスは黒い翅に白斑と帯状模様が特徴。幼虫の食草はスミレ。
モンキアゲハ(紋黄揚羽)
出現期:5〜9月【アゲハチョウ科】モンキアゲハは後翅に大型の黄白斑が見られるのが特徴。日本ではオオゴマダラやナガサキアゲハと並ぶ最大級の蝶。西日本に分布し、幼虫はユズや橘の葉っぱを食用とする。
モンシロチョウ(紋白蝶)
出現期:3〜10月【シロチョウ科】日本全国に分布している。真っ白い翅に黒紋が一つの大変シンプルな蝶。翅の付け根が黄色いのも特徴。幼虫の食草はアブラナ科植物で、畑などを飛んでいる成虫をよく見る。
モンシロチョウ(紋白蝶)
出現期:3〜10月【シロチョウ科】日本全国に分布している。真っ白い翅に黒紋が一つの大変シンプルな蝶。翅の付け根が黄色いのも特徴。幼虫の食草はアブラナ科植物で、畑などを飛んでいる成虫をよく見る。
ムラサキシジミ(紫小灰蝶)
出現期:6〜3月【シジミチョウ科】成虫で越冬し、青紫色のさす美しい翅が特徴。ムラサキツバメに酷似しているが、本種には後翅に突起(尾状突起)がない。幼虫の食草はアラガシなどのブナ科常緑樹。
ナガサキアゲハ(長崎揚羽)
出現期:4〜10月【アゲハチョウ科】
日本産の蝶ではモンキアゲハやオオゴマダラに並ぶ最大級の種類で、メスがオスよりも大きいのが特徴。ナガサキアゲハは人里の近くでよく見られる。
ナミアゲハ(並揚羽)
出現期:3〜10月【アゲハチョウ科】アゲハチョウと呼ばれており、日本の家紋にもよく使われた。キアゲハはナミアゲハより前翅のつけ根が黒ずんでいて名前どおり黄色みが強いので区別できる。
ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)
出現期:3〜11月【シジミチョウ科】ルリシジミの翅は、♂は表面が明るい青色、♀はふちが広い黒色が特徴。裏は白地に黒色の斑点がある。地面で吸水したり花の蜜を吸う姿がよく見られる。
サトキマダラヒカゲ(黒黄斑目陰蝶)
出現期:4〜9月【タテハチョウ科】名前の通り日陰を好み、花ではなく樹の幹などに翅を閉じて留まることが多い。ヤマキマダラヒカゲに酷似しているようで、本写真もその可能性あり。
スジグロシロチョウ(筋黒白蝶)
出現期:春〜夏【シロチョウ科】スジグロシロチョウは、翅脈と呼ばれる部分の周りの鱗粉が黒いのが特徴。春型と夏型がある。幼虫の食草はイヌガラシなどのアブラナ帰化植物。
テングチョウ(天狗蝶)
出現期:春型は3〜6月,夏型は9〜11月【タテハチョウ科】天狗の鼻のように前に突き出している。翅は茶色でオレンジ色の模様と、前翅に白色の斑点が2つある。6〜7月頃に出現し、成虫のまま越冬。冬眠から目覚めた春にも活動。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)
出現期:4〜11月【タテハチョウ科】ツマグロヒョウモンの♀は毒を持つ蝶・カバマダラに擬態して身を守る(ベイツ型擬態)。♂は色合いが地味で、カバマダラにも擬態しない。幼虫はスミレ類を食草とする。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)
出現期:4〜11月【タテハチョウ科】ツマグロヒョウモンの♀は毒を持つ蝶・カバマダラに擬態して身を守る(ベイツ型擬態)。♂は色合いが地味で、カバマダラにも擬態しない。幼虫はスミレ類を食草とする。
ツマグロキチョウ(褄黒黄蝶)
出現期:ほぼ一年中【シロチョウ科】
黄色い夏型と枯葉色に近い秋型がいる。食草であるカワラケツメイが河川開発などで減ってしまい、地域によってはツマグロキチョウを絶滅危惧種U類に指定。
ウラナミシジミ(裏波小灰)
出現期:温暖地域では一年中【シジミチョウ科】ウラナミシジミは移動性が高い蝶で、春〜秋にかけて温帯域に移動するが冬には寒さで死滅。西日本の温暖地域では1年中見られるが、東日本では夏〜秋にかけて多く見られる。
ヤマトシジミ(大和小灰蝶)
出現期:春〜秋【シジミチョウ科】ヤマトシジミは1〜2cm程の小さな蝶で、オスは翅の表面が薄い藍色、メスは黒色。幼虫はどこでも自生出来るカタバミを食べるため、都会や山中など様々な場所で見られる。