タクシー業務管理システム ハイウェー for Windows ユーザーズ・マニュアル
【
マニュアル目次
】
第4章 台帳管理
4.1 営業所台帳
4.2 班台帳
4.3 部門台帳
4.4 地区台帳
4.5 顧客台帳
4.6 銀行台帳
4.7 乗務員台帳
4.8 従業員台帳
4.9 車両台帳
4.10 自社口座台帳
4.5 顧客台帳
4.5.1 概要
顧客を新しく登録したり、登録済顧客の更新や削除を行います。
また、当システム導入時点の顧客毎の繰越残高の入力は、後述の
4.5.7 繰越残高一括入力
を利用すると効率よく行えます。
4.5.2 顧客台帳に関する仕様
登録件数
:制限なし。
顧客コード
:半角4文字以内。重複不可の必須項目。
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと「顧客 選択入力」画面が表示され、選択入力できます。
フリーコード
:半角10文字以内で、顧客の電話番号や愛称など何でも自由に設定できます。
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと「顧客 選択入力」画面が表示され、選択入力できます。
フリガナ
:半角10文字以内。このフリガナは顧客の検索に使用するもので、必ずしも実際の顧客のフリガナである必要はありません。
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと「顧客 選択入力」画面が表示され、選択入力できます。
顧客名
:全角20文字(半角のみの場合は40文字)以内。
敬称
:様または御中。請求書の宛名およびタックシールへの宛名書きの時に利用します。
電話番号
:半角15文字以内。
郵便番号
:半角8文字以内。例)789−1301
住所1
:全角20文字(半角のみの場合は40文字)以内。
住所2
:全角20文字(半角のみの場合は40文字)以内。住所が長くて住所1では足りない場合や、会社の支店名・部課名などに利用します。
締日
:1〜31の数字。月末締めの場合は31を入力します。
集金予定日
:1〜31の数字。
メモ
:全角20文字(半角のみの場合は40文字)以内。
顧客に関する情報を何でも自由に入力できます。この内容は顧客台帳以外の帳票には出力しません。
売掛残高
:当顧客の最新の売掛残高を自動表示します。入力は不可です。
請求先
:当顧客と請求先が異なる場合に、請求先の顧客コードを入力します。
フリーコード、フリガナ、請求先名は自動表示されます。
複数の顧客に対して同一の顧客コードを設定することにより、請求先を一本にまとめることも可能です。
預金口座振替をする
:顧客の売掛債権に対する入金処理を、“預金口座振替”にて行う場合にチェックを入れます。
これはオプションの「口座振替システム」がインストールされている必要があります。
なお、預金口座振替システムを行う場合は、[口座振替設定]ボタンをクリックし振替口座の情報を登録する必要があります。
口座振替システムの詳細は「
第12章 口座振替システム
」を参照して下さい。
4.5.3 顧客データを新しく登録するには
手順1)
次のいずれかの方法で、「顧客台帳 入力」画面を表示させます。
・[台帳管理]メニュー、[顧客台帳]の[入力]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[台帳管理]−[顧客台帳]をポイントし[入力]をクリックします。
手順2)
入力モードが「更新」モードになっている場合は、次のいずれかの方法で「新規入力」モードにします。
・ツールボタンの[新規入力]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]−[新規入力]をクリックします。
手順3)
顧客情報を入力します。
顧客コード・フリーコード・フリガナにカーソルがある時に、
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと 「顧客 選択入力」画面が表示され、既存の顧客データから複製する顧客を選択できます。
手順4)
[登録]ボタンまたは[複写]ボタンをクリックします。
この[複写]ボタンは、顧客コード以外の全ての情報を次入力顧客用に引き継ぎます。よって、続いて入力する顧客の住所などが似ている場合に便利です。
手順5)
ツールボタンの[処理終了]ボタン、またはメニューバーの[処理]-[終了]をクリックし、入力処理を終了します。
入力したデータの登録は作業終了時に自動的に行われます。
4.5.4 登録済の顧客データを確認または更新するには
手順1)
次のいずれかの方法で、「顧客台帳 入力」画面を表示させます。
・[台帳管理]メニュー、[顧客台帳]の[入力]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[台帳管理]−[顧客台帳]をポイントし[入力]をクリックします。
手順2)
既に入力作業の状態でかつ「新規入力」モードになっている場合は、 次のいずれかの方法で「更新」モードにします。
・ツールボタンの[更新]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]−[更新]をクリックします。
手順3)
登録済みの顧客データは、以下のいずれかの方法で呼出し確認します。必要ならば顧客情報を修正します。
・顧客コード・フリーコード・フリガナにカーソルがある状態でツールボタンの[検索]ボタンをクリックまたは、
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押し、「顧客 選択入力」画面を表示し対象の顧客を選択してデータを確認します。
・メニューバーの[顧客]メニューを操作して顧客データを確認します。
手順4)
ツールボタンの[処理終了]ボタンまたはメニューバーの[処理]−[終了]をクリックし、 更新処理を終了します。修正したデータの登録は作業終了時に自動的に行われます。
4.5.5 登録済の顧客データを削除するには
手順1)
顧客台帳の新規入力モードの状態で削除する場合は、現在入力中のデータが削除の対象になります。
また更新モードの状態では、以下のいずれかの方法で削除したい顧客データを検索します。
・顧客コード・フリーコード・フリガナにカーソルがある状態で
F4
キーまたは[一覧選択]ボタンを押し、 「顧客 選択入力」画面を表示し削除したい顧客データを検索します。
・メニューバーの[顧客]メニューを操作して削除したい顧客データを検索します。
手順2)
ツールボタンの[削除]ボタンまたはメニューバーの[編集]−[削除]をクリックします。
手順3)
次図のような削除の確認ダイアログ・ボックスが表示されますので 現在表示しているデータを削除する場合は[はい]ボタンを押します。
手順4)
対象データが削除されます。
4.5.6 顧客一覧表を画面表示するには
手順1)
次のいずれかの方法で「顧客一覧表出力指示」画面を表示させます。
・[台帳管理]メニューの顧客台帳の[一覧表]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[台帳管理]-[顧客台帳]をポイントし、[一覧表]をクリックします。
「顧客台帳入力」画面上からは、
・ツールボタンの[印刷]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]-[顧客台帳の印刷]をクリックします。
・メニューバーの[表示]-[一覧表]をクリックします。
手順2)
顧客範囲の前半(開始)をコード・フリガナ・フリーコードのいずれかで指定します。
手順3)
顧客範囲の後半(終了)をコード・フリガナ・フリーコードのいずれかで指定します。
手順4)
出力順序を、顧客コード・フリガナ・フリーコードのいずれか選択します。
手順5)
締日でグルーピングする場合は、対象となる締日を指定します。末日の場合は31を入力します。
手順6)
集金予定日でグルーピングする場合は、対象となる集金予定日を指定します。
手順7)
出力先を画面表示またはプリンタのいずれか選択します。
出力先にプリンタを選択した場合には、[ページ設定]ボタンをクリックし、プリンタの指定および用紙等の設定を行います。
また、印刷を実行する前に出力内容を確認する場合には、ツールボタンの[印刷プレビュー]ボタンをクリックし、印刷内容をプレビューすることができます。
手順8)
[出力]ボタンをクリックします。
以上で、顧客一覧表が画面またはプリンタに出力されます。
表示内容を印刷するには
・ツールボタンの[印刷]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]−[印刷]をクリックします。
あらかじめ、メニューバーの[処理]−[ページ設定]をクリックし、プリンタおよび用紙の設定内容を確認します。
必要であれば設定内容を変更します。また、プリンタも印刷可の状態になっているか確認します。
印刷内容をプレビューするには
・ツールボタンの[プレビュー]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]−[印刷プレビュー]をクリックします。
あらかじめ、メニューバーの[処理]−[ページ設定]をクリックし、プリンタおよび用紙の設定内容を確認します。
必要であれば設定内容を変更します。
印刷内容をテキスト・ファイル出力するには
・ツールボタンの[テキスト]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]−[テキストファイルに出力]をクリックします。
出力データの順序を変更するには
・メニューバーの[昇順]-[顧客コード]をクリックします。
・メニューバーの[昇順]-[フリガナ]をクリックします。
・メニューバーの[昇順]-[フリーコード]をクリックします。
顧客台帳の最新内容を表示するには
<
LAN対応版
>
・メニューバーの[表示]-[最新の内容を表示]をクリックします。
項目幅を標準に戻すには
・メニューバーの[表示]−[標準レイアウトに戻す]をクリックします。
4.5.7 繰越残高一括入力
4.5.7.1 概要
顧客別の繰越残高を一括して入力する処理です。
入金入力画面において、顧客毎に繰越残高を個別入力する場合に比べて効率よく入力できます。
4.5.7.2 繰越残高一括入力に関する仕様
残高期日
:繰越残高の設定日付を「年/月/日」の形式で入力します。
備考を入力する
:顧客別の繰越残高の入力の際に、同時に“備考”も入力する場合はチェックを入れます。
チェックリストを出力する
:繰越残高一括入力のチェックリストを出力する場合はチェックを入れます。
繰越残高
:当システム導入時点の顧客別の繰越残高で、残高期日で設定した日付のデータとなります。
4.5.7.3 繰越残高を一括入力するには
手順1)
次のいずれかの方法で、「繰越残高一括入力」画面を表示させます。
・[台帳管理]メニューの顧客台帳の[繰越残高一括入力]をクリックします。
・ニューバーの[台帳管理]−[得意先台帳]をポイントし、[繰越残高一括入力]をクリックします。
手順2)
繰越残高の設定日付を「年/月/日」の形式で入力します。
手順3)
残高入力と同時に“備考”も入力する場合は、備考を入力するにチェックを入れます。
手順4)
チェックリストを出力する場合は、チェックを入れます。
手順5)
各顧客別の設定日付現在の繰越残高を入力します。
手順6)
チェックリストを出力する場合は、[ページ設定]ボタンをクリックしプリンタの指定および用紙等の設定を行います。
手順7)
[登録]ボタンをクリックします。
繰越残高一括入力の再確認メッセージが表示されますので、そのまま実行する場合は[はい(Y)]ボタンを押します。
繰越残高一括入力が正常に実行された場合は、次のようなメッセージが表示されます。
チェックリスト出力を選択した場合は、同時に次のようなチェックリストが印刷されます。
4.1 営業所台帳
4.2 班台帳
4.3 部門台帳
4.4 地区台帳
4.5 顧客台帳
4.6 銀行台帳
4.7 乗務員台帳
4.8 従業員台帳
4.9 車両台帳
4.10 自社口座台帳
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マニュアル目次
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