タクシー業務管理システム ハイウェー for Windows ユーザーズ・マニュアル
第5章 ユーティリティ
5.3 バックアップ
5.3.1 概要
- 当システムのバックアップは次の3つのファイルをバックアップします。
- 1)Highway.mdf および Highway.ldf
- お客様の大切なデータファイルが格納されているデータファイル。
- 2)YSComDLL.ini
- ハイウェー forWindowsの動作に必要な各種の設定情報が格納されている設定ファイル。
- 3)HWZeiTbl.DAT
- 給与計算に必要な税額表等が格納されているファイル。
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- ハイウェー for Windows を稼動中に以下のような原因でデータが破損することがあります。
- A)コンピュータやハードディスクの故障。
- B)停電や雷などによるシステムの中断。
- C)お客様が通常の終了処理を実行せずにコンピュータの電源を切断したり、ハイウェー for Windows を強制終了した場合。
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- これらの原因によるデータ破損に備え、日頃からハイウェー for Windowsのデータのバックアップをとる(データの予備をUSBメモリなど残す)習慣をつ
けるようにしてください。
- バックアップはできれば複数のグループに分けてとるようにした方がより安全です。
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- 【LAN対応版】 「バックアップ」はサーバー側アプリケーションに含まれています。
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- 注)マイナンバー関連のデータは、セキュリティの観点から、
ハイウェー for Windowsの一般データとは分離して格納しております。
- よって、従来は通常のバックアップ作業では、マイナンバー関連のデータのバックアップは実行できませんでした。
- しかし、バックアップのし忘れ等が生じやすく、データ復元ができないトラブルが発生する為、ハイウェー for Windows Ver.6.61以降
、通常のバックアップ作業の中でマイナンバー関連のデータもバックアップを行えるように改良しました。
- 尚、マイナンバー関連のデータの生成は、給与計算システムをご利用中のお客様が対象となります。
- 参考1)第11章 年末調整システム 11.12 マイナンバーデータのバックアップ
- 参考2)第11章 年末調整システム 11.13 マイナンバーデータの移行手順
5.3.2 仕様
- 場所:バックアップ・ファイルを格納するパス名が表示されます。
- ドライブ:バックアップ・ファイルを格納するドライブを指定します。
- フォルダ:バックアップ・ファイルを格納するフォルダを指定します。
5.3.3 バックアップの実行手順
- 手順1)次のいずれかの方法で、「バックアップ」画面を表示します。
- ・[ユーティリティ]メニューの[バックアップ]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[ユーティリティ]-[バックアップ]をクリックします。
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- 【LAN対応版】 管理機能メニューから[バックアップ]をクリックします。
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- 手順2))バックアップ先のドライブおよびフォルダを指定します。
- 例えばUSBメモリにバックアップをとる場合は、USBメモリをセットしたドライブを選択した後に、
バックアップ・ファイルを格納するフォルダを指定します。
- フォルダ無指定の場合は、指定したドライブのルート(ルート・ディレクトリ)に格納されます。
- 手順3)[実行]ボタンをクリックすると、バックアップがスタートします。
- これ以降は画面上の指示に従って、バックアップ作業を続けて下さい。
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- ※給与計算システムをご利用中のお客様で、マイナンバー関連のデータのバックアップを実行する場合は、
以下の手順でバックアップを継続してください。
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- 手順4)次図のようなマイナンバー関連データのバックアップに関する画面が表示されますので、実行する場合は「はい(Y)」を選択、そうでない場合は「いいえ(N)」を選択します。
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- 手順5)次に表示された「個人番号(マイナンバー)管理者ログイン」画面で、ユーザー名とパスワードを入力し、[ログイン]ボタンをクリックします。
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- 手順6)次に表示された「PC移行用データファイル作成」画面で、バックアップ先のフォルダを指定してください。[参照]ボタンをクリックして、フォルダ参照も可能です。
[実行(G)]ボタンをクリックすると、マイナンバー関連のデータのバックアップ作業が始まります。
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- 手順7)マイナンバー関連のデータのバックアップ作業が完了すると、次のような画面が表示されます。