ガソリンスタンド仕入・販売・在庫管理システム SSS for Windows ユーザーズ・マニュアル
第6章 販売管理
6.4 一括入金処理
6.4.1 一括入金処理について
- 一括入金処理は、ある得意先グループのメンバーに対して一斉に入金処理を行う場合などに利用できます。
- 指定した得意先グループの対象月度あるいは対象期間の売掛残高(または今回売上額)に対する入金処理を自動的に実行します。
- 通常、請求方式、対象月度、対象締日、対象期間の設定は、請求書発行の際の設定内容と同じにしておく必要があります。
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- 入金合計を出力するには
- 出力オプションの『チェックリストを出力する』と『合計を出力する』を選択すると、チェックリストに入金合計が出力されます。
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- 前回残高を反映しない場合には
- 出力オプションの『前回残高を反映しない』を選択すると、前回残高を無視し今回売上額から入金額を算出します。
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6.4.2 一括入金処理の実行手順
- 手順1)次のいずれかの方法で「一括入金処理」画面を表示します。
- ・[販売管理]メニュー、[一括処理]の[入金処理]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[販売管理]−[一括処理]をポイントし、[入金処理]をクリックします。
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- 手順2)対象となる得意先の範囲を、発券SSおよび得意先コードまたはフリガナで指定します。
- 手順3)データの入力順およびチェックリストの出力順を、得意先コードまたはフリガナのいずれかより選択します。
- 手順4)請求方式を月度方式または期間方式のいずれかより選択します。
- 手順5)月度方式を選択した場合は、対象月度を「年/月」の形式で、また締日を1〜31の数値で入力します。
一方、期間方式を選択した場合は、対象期間を「年/月/日」の形式で、また締日を1〜31の数値で入力します。
なお締日については、いずれの方式の場合でも指定した締日をもつ得意先を選び出すグルーピングの目的もあります。
- 手順6)集金区分を選択します。無指定の場合は、全集金区分が対象となります。
- 手順7)取引年月日、入金区分、摘要の各項目を入力します。
各項目の仕様については、「第6章 6.2.2 入金処理に関する仕様」を参照してください。
- 手順8)次の各出力オプションを設定します。
- ・チェックリストを出力する
- ・合計を出力する
- ・前回残高を反映しない
- チェックリストを出力する場合は、[ページ設定]ボタンまたは、
メニューバーの[処理]−[ページ設定]をクリックし、プリンタおよび用紙などの設定を行います。
- 手順9)[実行]ボタンをクリックすると、一括入金処理実行の再確認ダイアログ・ボックスが表示されますので、
[はい]ボタンをクリックします。
- 以上で、設定した条件に基づいて一括入金処理が実行されます。
出力オプションで「チェックリストを出力する」にチェックを入れた場合には、同時にチェックリストも印刷されます。