第４章　台帳管理

4.9 銀行台帳

4.9.1 概要

銀行台帳を作成します。銀行・支店の新規登録や登録済データの更新・削除の作業を行います。
なお、銀行台帳はオプションプログラム「口座振替システム」使用時に必要となります。「口座振替システム」を使用されない場合には、銀行台帳を登録する必要はありません。

4.9.2 銀行台帳に関する仕様

登録件数：無制限（HDD空き容量まで）。
銀行コード：銀行コードを半角4文字以内で入力します。（重複不可）　更新モードでは、銀行コードの変更は不可です。F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
銀行の場合、統一金融機関番号を銀行コードとして入力します。統一金融機関番号については、取引銀行に確認してください。郵便局の場合、９９００となります。
銀行名：銀行名を全角8文字（半角16文字）以内で入力します。
銀行フリガナ：銀行フリガナを半角15文字以内で入力します。
銀行名を入力すると、銀行フリガナは自動入力されますが、必要に応じて修正可能です。
支店コード：支店コードを半角3文字以内で入力します。（重複不可）
支店の数は、1銀行につき1000支店まで登録可能です。
更新モードでは、支店コードの変更は不可です。
銀行の場合、基本的に統一店番号を入力します。統一店番号については、取引銀行に確認してください。郵便局の場合、通常貯金記号５桁の中３桁を支店コードとして入力します。例）１２３４０の場合、２３４
支店名：支店名を全角8文字（半角16文字）以内で入力します。
支店フリガナ：支店フリガナを半角15文字以内で入力します。
支店名を入力すると、支店フリガナは自動入力されますが、必要に応じて修正可能です。
※以下は口座振替ファイル作成時の設定
引落日：口座振替ファイル作成時に自動表示する引落日を設定します。（設定なし、または０を設定した場合は、口座振替ファイル作成時には現在の日付が自動表示されます。）
ファイル名：口座振替ファイル作成時にファイル名を設定します。
口座振替ファイル作成時、ＥＯＦ制御文字を付加しない：チェックすると口座振替ファイルの最後にＥＯＦ制御文字（16進数では1A）を付加しません。ＥＯＦを付加するとファイルを正常に読み取れない銀行がありますので、取引銀行に確認してください。

4.9.3 銀行(支店)データを新しく登録するには

手順１）次のいずれかの方法で「銀行台帳」入力画面を表示します。
・[台帳管理]メニュー、[銀行台帳]の[入力]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[台帳管理]－[銀行台帳]をポイントし、[入力]をクリックします。
　
　
手順２）入力モードが「更新」モードになっている場合は、次のいずれかの方法で「新規入力」モードにします。
・ツールボタンの[新規入力]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]－[新規入力]をクリックします。
手順３）銀行コード、フリガナ、銀行名を入力します。
手順４）支店コード、フリガナ、支店名を入力します。
手順５）[登録]ボタンをクリックします。
手順６）ツールボタンの[処理終了]ボタンまたはメニューバーの[処理]－[終了]をクリックします。入力したデータの登録は作業終了時に自動的に行われます。

4.9.4 登録済の銀行(支店)データを確認または更新するには

手順１）次のいずれかの方法で、「銀行台帳」入力画面を表示します。
・[台帳管理]メニュー、[銀行台帳]の[入力]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[台帳管理]－[銀行台帳]をポイントし、[入力]をクリックします。
　
　
手順２）既に入力作業の状態でかつ「新規入力」モードになっている場合は、次のいずれかの方法で「更新」モードにします。
・ツールボタンの[更新]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[処理]－[更新]をクリックします。
手順３）登録済みの銀行データは、以下のいずれかの方法で呼出し確認します。必要ならば銀行および支店名称を修正します。
・銀行コードにフォーカスがある状態で、F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押し、「銀行選択入力」画面を表示し対象の銀行を選択してデータを確認します。
・メニューバーの[銀行]メニューを操作して銀行データを確認します。
　
　
手順４）ツールボタンの[処理終了]ボタンまたはメニューバーの[処理]－[終了]をクリックし、更新処理を終了します。修正したデータの登録は作業終了時に自動的に行われます。

4.9.5 登録済の銀行(支店)データを削除するには

手順１）銀行台帳の「新規入力」モードの状態で削除する場合は、現在入力中のデータが削除の対象になります。また「更新モード」の状態では、[移動]ボタンなどにより削除したいデータを検索します。
手順２）銀行（その銀行の支店も含む）データを削除したい場合は、銀行コードあるいは銀行名にフォーカスがある状態で、ツールボタンの[削除]ボタンまたはメニューバーの[編集]－[削除]をクリックします。また特定の支店データのみ削除したい場合は、目的の支店コードあるいは支店名にフォーカスを移動し、ツールボタンの[削除]ボタンまたはメニューバーの[編集]－[削除]をクリックします。
手順３）それぞれ左図のような削除の確認ダイアログ・ボックスが表示されますので、当データを削除する場合は [はい]ボタンをクリックします。
　
　
手順４）対象データが削除されます。
注意）既に得意先台帳および口座振替用自社口座に設定されている銀行（支店）については削除はできません。