ガソリンスタンド仕入・販売・在庫管理システム SSS for Windows ユーザーズ・マニュアル
第4章 台帳管理
4.6 商品台帳
4.6.1 概要
- 商品の新規登録や登録済商品の更新・削除の作業を行います。
4.6.2 商品台帳に関する仕様
- 登録件数:無制限(HDD空き容量まで)。
- 商品コード:商品コードを半角13文字以内で入力します。更新モードでは、商品コードの変更は不可です。
F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
- 商品名:商品名を全角18文字(半角36文字)以内で入力します。
- 単価:仕入単価、販売単価を0〜999,999.99(整数部6桁、小数部2桁)の範囲で入力します。
- 税区分:税区分を外税・内税・非課税の中から選択します。仕入と販売を別々に指定します。
- 税率区分:税率区分を選択します。
- 仕入の場合は、「標準税率」または「軽減税率対象」のいずれか選択します。
- 販売の場合は、「標準税率」、「軽減税率対象」、「経過措置(LPG)」の3つの中から選択します。
- [消費税率表確認]ボタンをクリックすると、[初期設定]-[基本項目の設定]-[消費税]にて設定済みの消費税率表を参照可能です。
- 経過措置(LPG)とは
- 2019年10月より新税率(10%)が適用されますが、LPG販売など特定の取引については、
新消費税施行日以後も指定期間内は旧税率(8%)が適用される経過措置。
- 荷姿:荷姿コードを半角2文字以内で入力します。仕入と販売を別々に指定します。
- 粗利益率:粗利益率0〜999.99%の範囲で入力します。仕入単価、販売単価が共に入力されていれば自動計算されます。
- ポイントベース:ポイントベースを数量ベースと金額ベースのいずれか選択します。
- ポイント単位:ポイント単位を0〜999,999.99(整数部6桁、小数部2桁)の範囲で入力します。
- 在庫対象商品:複数の商品の在庫管理をまとめて代表商品で行う場合に、代表となる商品のコードを指定します。
- 例)軽油(課税軽油)と免税軽油を扱っているが、在庫管理は軽油(課税軽油)にまとめて行う。
- POS商品コード:POS対応版を利用される場合、当商品に対応するPOS側商品コードを指定します。
- POS商品コード2:2種類目のPOS対応版を利用される場合、
当商品に対応する2種類目のPOS側商品コードを指定します。
4.6.3 商品データを新しく登録するには
- 手順1)次のいずれかの方法で「商品台帳」入力画面を表示します。
- ・[台帳管理]メニュー、[商品台帳]の[入力]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[台帳管理]−[商品台帳]をポイントし[入力]をクリックします。
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- 手順2)入力モードが「更新」モードになっている場合は、次のいずれかの方法で「新規入力」モードにします。
- ・ツールボタンの[新規入力]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[処理]−[新規入力]をクリックします。
- 手順3)商品コード、商品名などの各項目を入力します。
- 手順4)[登録]ボタンをクリックします。
- 手順5)ツールボタンの[処理終了]ボタンまたはメニューバーの[処理]−[終了]をクリックします。
入力したデータの登録は作業終了時に自動的に行われます。
4.6.4 登録済の商品データを確認または更新するには
- 手順1)次のいずれかの方法で「商品台帳」入力画面を表示します。
- ・[台帳管理]メニュー、[商品台帳]の[入力]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[台帳管理]−[商品台帳]をポイントし[入力]をクリックします。
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- 手順2)既に入力作業の状態でかつ「新規入力」モードになっている場合は、
次のいずれかの方法で「更新」モードにします。
- ・ツールボタンの[更新]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[処理]−[更新]をクリックします。
- 手順3)登録済みの商品データは、以下のいずれかの方法で呼出し確認します。必要ならば商品名を修正します。
- ・商品コードにフォーカスがある状態で、F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押し、
「商品選択入力」画面を表示し対象の商品を選択してデータを確認します。
- ・メニューバーの[商品]メニューを操作して商品データを確認します。
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- 手順4)ツールボタンの[処理終了]ボタンまたはメニューバーの[処理]−[終了]をクリックし、
更新処理を終了します。修正したデータの登録は作業終了時に自動的に行われます。
4.6.5 登録済の商品データを削除するには
- 手順1)商品台帳の「新規入力」モードの状態で削除する場合は、現在入力中のデータが削除の対象になります。
また「更新モード」の状態では、[移動]ボタンなどにより削除したいデータを検索します。
- 手順2)ツールボタンの[削除]ボタンまたはメニューバーの[編集]−[削除]をクリックします。
- 手順3)次図のような削除の確認ダイアログ・ボックスが表示されますので
現在表示しているデータを削除する場合は[はい]ボタンを押します。
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- 手順4)対象データが削除されます。
- 注意)既に仕入や売上が発生している商品および、商品体系、ランク商品、期首在庫、
メニューバーの[初期設定]−[在庫管理]の単位変換に設定されている商品については削除はできません。
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4.6.6 商品一覧表を画面表示または印刷するには
- 手順1)次のいずれかの方法で、「商品一覧表出力指示」画面を表示します。
- 総合メニュー画面上からは
- ・[台帳管理]メニュー、[商品台帳]の[一覧表]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[台帳管理]−[商品台帳]をポイントし、[一覧表]をクリックします。
- 台帳入力画面上からは
- ・メニューバーの[表示]−[一覧表]をクリックします。
- ・メニューバーの[処理]−[商品台帳の印刷]をクリックします。
- ・ツールボタンの[印刷]ボタンをクリックします。
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- 手順2)対象となる商品の範囲をコードで指定します。
- 手順3)出力先を画面表示またはプリンタのいずれか選択します。
出力先にプリンタを選択した場合には、プリンタの指定および用紙等の設定を行います。
- 手順4)[出力]ボタンをクリックします。以上で、商品一覧表が画面またはプリンタに出力されます。
4.6.6.1 商品一覧表 画面表示内機能一覧
- 画面表示上の機能を説明します。
- 操作方法は、「第2章 2.7 各一覧画面表示上の機能説明」を参照してください。
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- ●表示内容を印刷するには
- ・ツールボタンの[印刷]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[処理]−[印刷]をクリックします。
- なお、表示内容を印刷する場合には、あらかじめプリンタおよび用紙の設定内容を確認します。
- 設定内容を確認するには
- ・ツールボタンの[ページ設定]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[処理]−[ページ設定]をクリックします。
- 必要であれば設定内容を変更します。また、プリンタも印刷可の状態になっているか確認します。
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- ●印刷内容をプレビューするには
- ・ツールボタンの[プレビュー]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[処理]−[印刷プレビュー]をクリックします。
- なお、表示内容を印刷プレビューする場合には、あらかじめプリンタおよび用紙の設定内容を確認します。
- 設定内容を確認するには
- ・ツールボタンの[ページ設定]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[処理]−[ページ設定]をクリックします。
- 必要であれば設定内容を変更します。
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- ●印刷内容をテキストファイル出力するには
- ・ツールボタンの[テキスト]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[処理]−[テキストファイルに出力]をクリックします。
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- ●項目幅を標準に戻すには
- ・メニューバーの[表示]−[標準レイアウトに戻す]をクリックします。
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- ●編集画面にジャンプ(移動)するには
- ・編集したいデータ行をダブルクリックします。
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