ガソリンスタンド仕入・販売・在庫管理システム SSS for Windows ユーザーズ・マニュアル
【
マニュアル目次
】
第5章 ユーティリティ
5.1 宛名書き(得意先・仕入先)
5.2 データ更新
5.3 遡り単価修正
5.4 バックアップ
5.5 データ・インポート
5.6 データ・エクスポート
5.7 コード変更
5.8 売上消費税再計算
5.9 消費税計算方法変更
5.10 総額表示内税変更
5.11 データ復元
5.12 データ最適化
5.5 データ・インポート
5.5.1 概要
データインポートでは、指定したテキストファイル形式のデータを、SSS for Windowsのデータベースに取り込む作業を行います。
注意)
取り込みのテスト(試行)を何回でも実行できますので、 テストの結果エラーが存在しない状態にした後、本番の取り込みを行うようにしてください。
5.5.2 仕様
データの選択
:データインポートの対象となるデータの種類を選択します。 データの種類は、得意先マスタ・商品マスタ・仕入先マスタ・売上入金データ・仕入支払データ、主要商品単価情報の6種類です。
ファイル名
:対象テキストデータへのパス(ディレクトリおよびファイル名)を入力します。
ファイル参照
:コモンダイアログ・ボックスにて、対象テキストデータを指定します。
データ区切り文字
:テキスト・ファイルを構成する各データ間の区切り文字を指定します。 カンマ(,)またはタブ(TAB)のいずれかを選択します。デフォルトではカンマ(,)区切りです。
データ取込開始行
:データ取込を開始する行(レコード)を指定します。 先頭付近のデータ行に異常なデータが存在する場合や、その他何らかの理由で途中のデータ行から読み込みを 開始したい場合などに利用できます。デフォルトでは先頭行(第1行)からの取込になります。
取込データ表示
:対象テキストデータの指定した行から1行分のみを取り込み、一覧できる形式で表示します。
必須項目リスト
:取り込むデータの種類毎に、 受入側であるSSS for Windowsのデータベースに必須となる項目です。 なお、表示項目名の先頭に*印がついているものは、受入側項目として必ず選択されている必要があります。 それ以外の必須項目は、受入側項目として選択されていない場合、各項目名の後方( )内の既定値が自動的に設定されます。
項目No
:対象テキストデータの項目毎の連番を表します。
取込データ
:データ区切り文字で区切られた各々のテキスト形式生データを表示します。
取込対象
:取込の対象にするかどうかの選択です。チェックを入れれば取込対象になります。
受入側項目
:受入側であるSSS for Windowsのデータベースのどの項目に対応させるかを選択します。
既定値
:取り込んだテキスト形式データが不完全(空データなど)に、ここで設定した既定値を適用します。 既定値は初期値としての値が表示されますが、変更も可能です。
データ型
:数値またはテキスト(文字列)のどちらで処理するかを表示します。
文字数
:データ型がテキストタイプの場合は、入力可能最大文字数(半角文字換算)を、 また数値タイプの場合は入力可能最大値の桁数(バイト単位)を表示しています。
全角可
:全角文字を入力可能な項目。
備考
:各項目毎に、受入側であるSSS for Windowsのデータベースの仕様説明や参考情報を表示しています。
テスト[試行]
:取り込みのテスト(試行)を行います。 この処理はテストであり、SSS for Windowsのデータベースへの変換は行いません。
得意先マスタ仕様
1)得意先コード:
必須
13文字
2)得意先名: 全角 40文字
3)フリガナ: 10文字
4)郵便番号: 8文字
5)住所(1): 全角 40文字
6)住所(2): 全角 40文字
7)電話番号: 15文字
8)FAX番号: 15文字
9)Eメール: 40文字 (電子メールアドレス)
10)敬称: 0=様 1=御中 (規定値=0)
11)締日: 1〜31(末日=31、規定値=31)
12)集金予定月: 0=当月 1=翌月 2=翌々月 3=翌々々月 (規定値=1)
13)集金予定日: 1〜31(末日=31、規定値=0指定なし)
14)請求書発行単位: 0=一括 1=車番別改頁 2=車番別連続 3=子得意先別改頁 4=子得意先別連続
5=子得意先別改頁/車番別 6=子得意先別連続/車番別 7=入金日付順 (規定値=0)
15)請求書単価出力: 0=出力しない 1=出力する (規定値=1)
16)外税消費税区分: 0=外税 1=内税 2=非課税 (規定値=1)
17)内税消費税区分: 0=外税 1=内税 2=非課税 (規定値=1)
18)消費税端数処理: 5=四捨五入 0=切り捨て 9=切り上げ (規定値=5)
19)決済区分: 0=現金 1=掛売 2=クレジット (規定値=1)
20)メモ: 全角 36文字 (自由に何でも入力可能)
21)営業所コード:
必須
0〜99 (規定値=0)
22)POS得意先コード: 13文字 (POS側の得意先コード)
23)地区コード: 3文字
24)部門コード: 2文字
25)軽油(本体・税)計算: 0=軽油税優先 1=軽油本体優先 (規定値=0)
26)軽油税端数処理・免税: 5=四捨五入 0=切り捨て 9=切り上げ 99=免税 (規定値=5)
27)軽油税集計単位: 0=明細毎 1=請求時一括 (規定値=0)
28)集金担当者: 4文字 (集金担当者コード)
29)集金区分: 10文字 (集金、持参、振込、振替など集金区分)
30)ご担当者様: 20文字 (得意先担当者様の氏名)
31)携帯電話: 15文字
32)ホームページ: 40文字 (ホームページURL)
商品マスタ仕様
1)商品コード:
必須
13文字
2)商品名: 全角 36文字
3)仕入単価: 0〜999,999.99
4)販売単価: 0〜999,999.99
5)荷姿(仕入): 2文字 (仕入用の荷姿コード)
6)荷姿(販売): 2文字 (販売用の荷姿コード)
7)税区分(仕入): 0=外税 1=内税 2=非課税 (仕入用の税区分、規定値=1)
8)税区分(販売): 0=外税 1=内税 2=非課税 (販売用の税区分、規定値=1)
9)粗利益率: 0〜100、少数点以下2桁 (商品の粗利益率%、規定値=0)
10)POS商品コード: 13文字 (POS側の商品コード)
11)ポイントベース: 0=数量ベース 1=金額ベース (ポイント計算ベース、規定値=0)
12)ポイント単位: 0〜999,999.99 (設定値当たり1ポイント、規定値=0)
仕入先マスタ仕様
1)仕入先コード:
必須
13文字
2)仕入先名: 全角 40文字
3)フリガナ: 10文字
4)郵便番号: 8文字
5)住所(1): 全角 40文字
6)住所(2): 全角 40文字
7)電話番号: 15文字
8)FAX番号: 15文字
9)Eメール: 40文字 (電子メールアドレス)
10)敬称: 0=様 1=御中 (規定値=0)
11)締日: 1〜31(末日=31、規定値=31)
12)支払予定月: 0=当月 1=翌月 2=翌々月 3=翌々々月 (規定値=1)
13)支払予定日: 1〜31(末日=31、規定値=0指定なし)
14)外税消費税区分: 0=外税 1=内税 2=非課税 (規定値=1)
15)内税消費税区分: 0=外税 1=内税 2=非課税 (規定値=1)
16)消費税端数処理: 5=四捨五入 0=切り捨て 9=切り上げ (規定値=5)
17)決済区分: 0=現金 1=掛仕入 (規定値=1)
18)メモ: 全角 36文字 (自由に何でも入力可能)
19)営業所コード:
必須
0〜99 (規定値=0)
20)POS仕入先コード: 13文字 (POS側の仕入先コード)
21)軽油税端数処理・免税: 5=四捨五入 0=切り捨て 9=切り上げ 99=免税 (規定値=5)
22)ご担当者様: 20文字 (仕入先担当者様の氏名)
23)携帯電話: 15文字
24)ホームページ: 40文字 (ホームページURL)
売上入金データ仕様
1)取引年月日:
必須
2)伝票番号: 1〜999999999 (規定値=1)
3)伝票内連番: 1〜5 (同一伝票内の連続番号、規定値=1)
4)発券SS:
必須
0〜99 (発券SSコード、規定値=0)
5)得意先コード:
必須
13文字
6)給油SS:
必須
0〜99 (給油SSコード、規定値=0)
7)車番: 4文字 (車輌番号)
8)担当者コード: 4文字 (SSの担当者コード)
9)決済区分:
必須
0=現金 1=掛 2=代行 入金データの場合値なし。(規定値=1)
10)摘要: 全角 36文字 (当伝票の摘要として自由に使用可)
11)POS伝票番号: 7文字(POS側の伝票番号)
12)取引区分:
必須
10=売上 11=返品 12=値引 17=品転 18=自家用 20=軽油免税証
21=消費税 30〜35=入金 40=相殺 41=調整 70繰越残高 (規定値=10)
13)税区分: 0=外税 1=内税 2=非課税 (規定値=1)
14)商品コード: 13文字
15)修正商品名: 全角 36文字 (商品台帳の商品名を臨時で修正したもの)
16)明細毎の車番: 4文字 (明細毎に入力された車輌番号)
17)数量: −999,999.99〜999,999.99 (規定値=0)
18)単価: 0〜999,999.99 (規定値=0)
19)金額:
必須
−999,999.99〜999,999.99 (規定値=0)
20)消費税: −999,999.99〜999,999.99 (明細毎の外税消費税 規定値=0)
21)軽油引取税: −999,999.99〜999,999.99 (規定値=0)
22)手形期日: 約束手形の支払期日
23)備考: 全角 12文字 (明細毎の備考・メモ)
24)粗利計算方法: 0=粗利率にて計算 1=仕入単価にて計算 (規定値=1)
25)仕入単価粗利率: 0〜999,999.99 (粗利計算方法が0の場合は粗利率、1の場合は仕入単価、規定値=0)
26)ポイント: −999,999.99〜999,999.99 (商品売上時のポイント、規定値=0)
27)POS伝票番号: 7文字 (POS上のデータ番号)
仕入支払データ仕様
1)取引年月日:
必須
2)伝票番号: 1〜999999999 (規定値=1)
3)伝票内連番: 1〜5 (同一伝票内の連続番号、規定値=1)
4)発券SS:
必須
0〜99 (発券SSコード、規定値=0)
5)仕入先コード:
必須
13文字
6)給油SS:
必須
0〜99 (給油SSコード、規定値=0)
7)決済区分:
必須
0=現金 1=掛 支払データの場合値なし。(規定値=1)
8)摘要: 全角 36文字 (当伝票の摘要として自由に使用可)
9)POS伝票番号: 7文字(POS側の伝票番号)
10)取引区分:
必須
10=仕入 11=返品 12=値引 21=消費税 30〜35=支払
40=相殺 41=調整 70繰越残高 (規定値=10)
11)税区分: 0=外税 1=内税 2=非課税 (規定値=1)
12)商品コード: 13文字
13)修正商品名: 全角 36文字 (商品台帳の商品名を臨時で修正したもの)
14)数量: −999,999.99〜999,999.99 (規定値=0)
15)単価: 0〜999,999.99 (規定値=0)
16)金額:
必須
−999,999.99〜999,999.99 (規定値=0)
17)消費税: −999,999.99〜999,999.99 (明細毎の外税消費税 規定値=0)
18)軽油引取税: −999,999.99〜999,999.99 (規定値=0)
19)手形期日: 約束手形の支払期日
20)備考: 全角 12文字 (明細毎の備考・メモ)
21)POS伝票番号: 7文字 (POS上のデータ番号)
主要商品単価データ仕様
1)営業所コード:
必須
0〜99 (発券SSコード、規定値=0)
2)得意先コード:
必須
13文字
3)商品コード:
必須
13文字
4)契約単価: 0〜999,999.99
5)単価ランク: 2文字(1〜99)
5.5.3 データ・インポートの実行手順
手順1)
次のいずれかの方法で「データインポート」画面を表示します。
・[ユーティリティ]メニューの[データインポート]ボタンをクリックします。
・メニューバーの[ユーティリティ]−[データインポート]をクリックします。
手順2)
データの選択を行います。
手順3)
ファイルを直接入力、または[ファイル参照]ボタンを押し、 コモンダイアログ・ボックスにて対象データを指定します。
手順4)
データの区切り文字を選択します。
手順5)
データ取込開始行を入力します。
手順6)
[取込データ表示]ボタンを押し、1行分のテキストデータを取り込みます。
手順7)
表示された各項目の取込データ毎に取込対象にチェックを入れ、受入側項目を選択します。 また、必要に応じて既定値を変更します。
手順8)
[テスト(試行)]ボタンを押し、取り込みのテストを行います。 テストの結果は画面に表示されますので、異常データなど問題があればテキストデータの修正などを行います。
手順9)
テストの結果が正常であれば、[実行]ボタンを押します。 すると、実行確認のダイアログボックスが表示されますので、OKであれば、[はい]ボタンをクリックします。
以上で、設定した条件に基づき、データインポートが実行されます。
5.1 宛名書き(得意先・仕入先)
5.2 データ更新
5.3 遡り単価修正
5.4 バックアップ
5.5 データ・インポート
5.6 データ・エクスポート
5.7 コード変更
5.8 売上消費税再計算
5.9 消費税計算方法変更
5.10 総額表示内税変更
5.11 データ復元
5.12 データ最適化
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マニュアル目次
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