第５章　ユーティリティ

• 5.1 宛名書き（得意先・仕入先）
• 5.2 データ更新
• 5.3 遡り単価修正
• 5.4 バックアップ
• 5.5 データ・インポート
• 5.6 データ・エクスポート
• 5.7 コード変更
• 5.8 売上消費税再計算
• 5.9 消費税計算方法変更
• 5.10 総額表示内税変更
• 5.11 データ復元
• 5.12 データ最適化

5.3 遡り単価修正

• 遡り単価修正は、入力済みの売上データ・売上原単価データ・仕入データの単価を任意の期間に遡って修正します。
• なお、「第3章　初期設定　3.4 販売管理の設定　【売上時の消費税計算方法】」で「請求単位」を選択されている場合には、 既に請求書発行済みの期間の売上データに対しての修正は行われません。

• 5.3.1 売上データに対する遡り単価修正
• 5.3.2 ランク商品に対する一括遡り単価修正
• 5.3.3 売上原単価データに対する遡り単価修正
• 5.3.4 仕入データに対する遡り単価修正

5.3.1 売上データに対する遡り単価修正

5.3.1.1 仕様

• 発券ＳＳ：対象となる得意先の所属する発券ＳＳコードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 得意先コード：対象となる得意先コードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• フリガナ：対象となる得意先フリガナを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 出力順：チェックリスト出力時の並び順を得意先コードまたはフリガナのいずれかより選択します。 この作業により、得意先を選択したキーの順に並び替えて出力します。
• 対象締日：締日を指定すれば、該当する締日の得意先のみが対象となります。
• 対象ランク：ランクを指定すれば、該当するランクの得意先のみが対象となります。
• 給油ＳＳ：対象となる給油ＳＳコードを入力します。デフォルトは全給油所（全営業所）です。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 対象期間：対象期間を「年／月／日」の形式で指定します。 [カレンダー]ボタンでの入力も可能です。
• 単価修正方法：単価修正方法は次の３つから選択します。
• �@単価直接：更新後の単価を、特定の値に直接修正する方法です。
• 例）ガソリンの単価を一律に８８円にする。（この場合は修正単価欄に８８を指定）
• �A値上値下幅：更新前の単価を値上、値下する方法です。
• 例）既に登録済みの灯油の単価を、それぞれ１円下げる。（この場合は修正単価欄に-1を指定）
• �B登録単価：更新後の単価を、台帳に登録されている契約単価、ランク単価、商品単価に修正する方法です。
• なお優先順位は、契約単価―＞ランク単価―＞商品単価です。
• 対象商品：対象となる商品コードを入力します。同時に最大１０商品まで指定可能です。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 修正単価：単価修正方法が単価直接の時は、0〜999999.99（整数部６桁、小数部２桁）の範囲、
• 値上値下幅の時は、-999999.99〜999999.99の範囲で修正単価を入力します。
• オプション：
• 【単価・金額ともにゼロのデータも修正する】
• 単価と金額が共に０のデータも単価修正を行う場合は、該当箇所にチェックを入れます。
• 【チェックリストを出力する】
• 遡り単価修正前後のチェックリストを出力する時は、該当箇所にチェックを入れます。

5.3.1.2 遡り単価修正（売上データ）の実行手順

• 手順１）次のいずれかの方法で、「遡り単価修正／売上用」画面を表示します。
• ・[ユーティリティ]メニュー、[遡り単価修正]の[売上データ]ボタンをクリックします。
• ・メニューバーの[ユーティリティ]−[遡り単価修正]をポイントし、[売上データ]をクリックします。
• 　
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• 手順２）発券ＳＳを指定します。
• 手順３）対象となる得意先の範囲をコードまたはフリガナで指定します。
• 手順４）チェックリスト出力時の並び順をコードまたはフリガナのいずれかより選択します。
• 手順５）対象締日・ランク・給油ＳＳ・期間を指定します。
• 手順６）単価修正方法を単価修正、値上値下幅、登録単価のいずれかより選択します。
• 手順７）遡り単価修正の対象となる商品と修正単価を指定します。
• 手順８）オプションを指定します。
• ・単価・金額共にゼロのデータも修正する
• ・チェックリストを出力する
• 手順９）[実行]ボタンをクリックすると、実行の再確認メッセージが表示されますので、 [はい]ボタンを押して実行します。
• 以上で、遡り単価修正処理／売上データが実行されます。
• 　
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5.3.2 ランク商品に対する一括遡り単価修正

5.3.2.1 仕様

• 発券ＳＳ：対象となる得意先の所属する発券ＳＳコードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 得意先コード：対象となる得意先コードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• フリガナ：対象となる得意先フリガナを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 出力順：チェックリスト出力時の並び順を得意先コードまたはフリガナのいずれかより選択します。 この作業により、得意先を選択したキーの順に並び替えて出力します。
• 対象締日：締日を指定すれば、該当する締日の得意先のみが対象となります。
• 対象期間：対象期間を「年／月／日」の形式で指定します。 [カレンダー]ボタンでの入力も可能です。
• 単価修正方法：単価修正方法は次の２つから選択します。
• �@単価直接：更新後の単価を、特定の値に直接修正する方法です。
• 例）ガソリンの単価を一律に８８円にする。（この場合は修正単価欄に８８を指定）
• �A値上値下幅：更新前の単価を値上、値下する方法です。
• 例）既に登録済みの灯油の単価を、それぞれ１円下げる。（この場合は修正単価欄に-1を指定）
• 修正単価：単価修正方法が単価直接の時は、0〜999999.99（整数部６桁、小数部２桁）の範囲、
• 値上値下幅の時は、-999999.99〜999999.99の範囲で修正単価を入力します。
• オプション：
• 【単価・金額ともにゼロのデータも修正する】
• 単価と金額が共に０のデータも単価修正を行う場合は、該当箇所にチェックを入れます。
• 【チェックリストを出力する】
• 遡り単価修正前後のチェックリストを出力する時は、該当箇所にチェックを入れます。

5.3.2.2 遡り単価修正（ランク商品一括修正）の実行手順

• 手順１）次のいずれかの方法で「遡り単価修正／ランク商品一括修正用」画面を表示します。
• ・[ユーティリティ]メニュー、[遡り単価修正]の[ランク商品一括修正]ボタンをクリックします。
• ・メニューバーの[ユーティリティ]−[遡り単価修正]をポイントし、[ランク商品一括修正]をクリックします。
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• 手順２）発券ＳＳを指定します。
• 手順３）対象となる得意先の範囲をコードまたはフリガナで指定します。
• 手順４）チェックリスト出力時の並び順をコードまたはフリガナのいずれかより選択します。
• 手順５）対象締日を指定します。
• 手順６）対象期間を指定します。
• 手順７）単価修正方法を単価直接または値上値下幅のいずれかを選択します。
• 手順８）遡り単価修正の対象となる商品とランク、修正単価を指定します。
• 手順９）オプションを指定します。
• ・単価・金額共にゼロのデータも修正する
• ・チェックリストを出力する
• 手順10）[実行]ボタンをクリックすると、実行の再確認メッセージが表示されますので、 [はい]ボタンを押して実行します。
• 以上で、遡り単価修正処理／ランク商品一括修正が実行されます。
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5.3.3 売上原単価データに対する遡り単価修正

5.3.3.1 仕様

• 発券ＳＳ：対象となる得意先の所属する発券ＳＳコードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 得意先コード：対象となる得意先コードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• フリガナ：対象となる得意先フリガナを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 出力順：チェックリスト出力時の並び順を得意先コードまたはフリガナのいずれかより選択します。 この作業により、得意先を選択したキーの順に並び替えて出力します。
• 対象締日：締日を指定すれば、該当する締日の得意先のみが対象となります。
• 対象ランク：ランクを指定すれば、該当するランクの得意先のみが対象となります。
• 対象期間：対象期間を「年／月／日」の形式で指定します。 [カレンダー]ボタンでの入力も可能です。
• 対象商品：対象となる商品コードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 修正方法：修正方法は、原単価(仕入単価)で修正するか、粗利益率で修正するかを選択します。 次に以下の３つの方法から選択します。
• �@単価直接(粗利益率直接)：更新後の単価または粗利益率を、特定の値に直接修正する方法です。
• 例１）ガソリンの単価を一律に８８円にする。（この場合は修正単価欄に８８を指定）
• 例２）ガソリンの粗利益率を一律に５％にする。（この場合は修正粗利益率欄に５を指定）
• �A値上値下幅：更新前の単価を値上、値下する方法です。
• 例）既に登録済みの灯油の単価を、それぞれ１円下げる。（この場合は修正単価欄に-1を指定）
• �B登録単価(登録粗利益率)：更新後の単価あるいは粗利益率を、 台帳に登録されている原単価（仕入単価）あるいは粗利益率で修正する方法です。
• なお優先順位は、契約単価―＞ランク単価―＞商品単価です。
• 対象商品：対象となる商品コードを入力します。同時に最大１０商品まで指定可能です。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 修正単価：修正方法が単価(粗利益率)直接の時は、0〜999999.99（整数部６桁、小数部２桁）の範囲、
• 値上値下幅の時は、-999999.99〜999999.99の範囲で修正単価(粗利益率)を入力します。
• オプション：
• 【チェックリストを出力する】
• 遡り単価修正チェックリストを出力したい時は、該当箇所にチェックを入れます。

5.3.3.2 遡り単価修正（売上原単価データ）の実行手順

• 手順１）次のいずれかの方法で「遡り単価修正／売上原単価用」画面を表示します。
• ・[ユーティリティ]メニュー、[遡り単価修正]の[売上原単価データ]ボタンをクリックします。
• ・メニューバーの[ユーティリティ]−[遡り単価修正]をポイントし、[売上原単価データ]をクリックします。
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• 手順２）発券ＳＳを指定します。
• 手順３）対象となる得意先の範囲をコードまたはフリガナで指定します。
• 手順４）チェックリスト出力時の並び順をコードまたはフリガナのいずれかより選択します。
• 手順５）対象締日・ランク・期間を指定します。
• 手順６）修正方法について、原単価(仕入単価)か粗利益率のどちらで修正するかを選択して、 単価(粗利益率)直接、値上値下幅、登録単価(粗利益率)のいずれかの方法を選択します。
• 手順７）対象となる商品と修正単価または粗利益率を指定します。
• 手順８）オプションを指定します。
• ・チェックリストを出力する
• 手順９）[実行]ボタンをクリックすると、実行の再確認メッセージが表示されますので、 [はい]ボタンを押して実行します。
• 以上で、遡り単価修正処理／売上原単価データが実行されます。
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5.3.4 仕入データに対する遡り単価修正

5.3.4.1 仕様

• 発券ＳＳ：対象となる仕入先の所属する発券ＳＳコードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 仕入先コード：対象となる仕入先コードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• フリガナ：対象となる仕入先フリガナを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 出力順：チェックリスト出力時の並び順を仕入先コードまたはフリガナのいずれかより選択します。 この作業により、仕入先を選択したキーの順に並び替えて出力します。
• 対象締日：締日を指定すれば、該当する締日の仕入先のみが対象となります。
• 対象ランク：ランクを指定すれば、該当するランクの仕入先のみが対象となります。
• 対象期間：対象期間を「年／月／日」の形式で指定します。 [カレンダー]ボタンでの入力も可能です。
• 対象商品：対象となる商品コードを入力します。 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力ができます。
• 単価修正方法：単価修正方法は次の３つから選択します。
• �@単価直接：更新後の単価を、特定の値に直接修正する方法です。
• 例）ガソリンの単価を一律に８８円にする。（この場合は修正単価欄に８８を指定）
• �A値上値下幅：更新前の単価を値上、値下する方法です。
• 例）既に登録済みの灯油の単価を、それぞれ１円下げる。（この場合は修正単価欄に-1を指定）
• �B登録単価：更新後の単価を、台帳に登録されている仕入単価に修正する方法です。
• 修正単価：単価修正方法が単価直接の時は、0〜999999.99（整数部６桁、小数部２桁）の範囲、
• 値上値下幅の時は、-999999.99〜999999.99の範囲で修正単価を入力します。
• オプション：
• 【単価・金額ともにゼロのデータも修正する】
• 単価と金額が共に０のデータも単価修正を行う場合は、該当箇所にチェックを入れます。
• 【チェックリストを出力する】
• 遡り単価修正前後のチェックリストを出力する時は、該当箇所にチェックを入れます。

5.3.4.2 遡り単価修正（仕入データ）の実行手順

• 手順１）次のいずれかの方法で「遡り単価修正／仕入用」画面を表示します。
• ・[ユーティリティ]メニュー、[遡り単価修正]の[仕入データ]をクリックします。
• ・メニューバーの[ユーティリティ]−[遡り単価修正]をポイントし、[仕入データ]をクリックします。
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• 手順２）発券ＳＳを指定します。
• 手順３）対象となる仕入先の範囲をコードまたはフリガナで指定します。
• 手順４）チェックリスト出力時の並び順をコードまたはフリガナのいずれかより選択します。
• 手順５）対象締日・期間・商品を指定します。
• 手順６）単価修正方法を単価直接、値上値下幅、登録単価のいずれかより選択します。
• 手順７）修正単価を指定します。
• 手順８）オプションを指定します。
• ・単価・金額共にゼロのデータも修正する
• ・チェックリストを出力する
• 手順９）[実行]ボタンをクリックすると、実行の再確認メッセージが表示されますので、 [はい]ボタンを押して実行します。
• 以上で、遡り単価修正処理／仕入データが実行されます。
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• 5.1 宛名書き（得意先・仕入先）
• 5.2 データ更新
• 5.3 遡り単価修正
• 5.4 バックアップ
• 5.5 データ・インポート
• 5.6 データ・エクスポート
• 5.7 コード変更
• 5.8 売上消費税再計算
• 5.9 消費税計算方法変更
• 5.10 総額表示内税変更
• 5.11 データ復元
• 5.12 データ最適化

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