ガソリンスタンド仕入・販売・在庫管理システム SSS for Windows ユーザーズ・マニュアル
第5章 ユーティリティ
5.9 消費税計算方法変更
5.9.1 概要
- 取引データが存在する状態で消費税の計算方法を変更すると、消費税が正しく計算できない可能性があります。
- このプログラムは、取引データが存在する状態で請求単位消費税から明細単位
(伝票単位)消費税に移行する際の補助をするツールです。このツールは以下の処理を行ないます。
- 1)明細(伝票)毎に消費税を再計算しデータにセットします。
- 2)再計算前の請求単位消費税計算方式において発生している消費税データを削除します。
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- 売上時の消費税計算は、インボイス(適格請求書)対応版(Ver.11.10)以降、”請求単位”に固定となり、”伝票単位”や”明細単位”は選択不可となっています。
よって、「消費税計算方法変更」は、使用頻度が極端に少ない為、ボタン・メニューからは除外しています。尚、画面最上部のメーニュー・バーの[ユーティリティ]メニューには含まれています。
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- 【LAN対応版】「消費税計算方法変更」はサーバー側アプリケーションに含まれています。
5.9.2 仕様
- 消費税計算方法:消費税計算方法を伝票単位、明細単位の中から選択します。
5.9.3 消費税計算方法変更 実行手順
- 手順1)次のいずれかの方法で「消費税計算方法変更」画面を表示します。
- ・[ユーティリティ]メニューの[消費税計算変更]ボタンをクリックします。
- ・メニューバーの[ユーティリティ]−[消費税計算方法の変更]をクリックします。
- 【LAN対応版】管理機能メニューから[消費税計算方法]をクリックします。
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- 手順2)消費税計算方法を伝票単位または明細単位のいずれかより選択します。
- 手順3)[実行]ボタンをクリックします。
すると、実行確認のダイアログボックスが表示されますので、OKであれば、[はい]ボタンをクリックします。
- 以上で消費税計算方法の変更が実行されます。